子どものおこづかいの教育|子育て世代が知っておきたいお金の教育|学習プリント.com

子どものおこづかいの教育|子育て世代が知っておきたいお金の教育

子どものおこづかいの教育|子育て世代が知っておきたいお金の教育
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子どものおこづかいの教育、どうされていますか。
子どもにおこづかいを与えることは、お金の大切さや使い方、貯金の必要性など「お金の教育」を学ぶ、とても良い機会にもなります。

おこづかいを与える方法は?
おこづかいを与えるなら、いくらぐらい?
いろいろと気になりますよね。

そこで、この記事では、子どものおこづかいの教育について、以下の内容をご紹介します。

  • おこづかいを与えるメリットと注意点
  • おこづかいの使い方とお金の大切さの伝えるポイント
  • 子どもが貯金をするためのアイデアとおすすめの貯金箱

子どものおこづかいの教育を通して、子育て世代が知っておきたいお金の教育についての情報もご紹介します。
ぜひ、ご参考になさってください。

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子どもにおこづかいを与えるメリットと注意点

子どもにおこづかいを与えるメリットと注意点

小学生へのおこづかいの実態

まず、小学生のおこづかいに関する調査結果をみてみましょう。

定期的に渡している金額(低学年)
定期的に渡している金額(高学年)

小学校低学年(1年生・2年生・3年生)では、約9割の家庭が「渡していない」もしくは「1000円未満」です。
小学校高学年(4年生・5年生・6年生)では、約9割の家庭が「渡していない」もしくは「3000円未満」です。

では、おこづかいを渡している家庭は、いつごろから渡しているのでしょうか。

いつごろから子どもにお小遣いを渡しはじめたか

おこづかいを渡しはじめるのは、小学校1年生からが一番多いようです。

それでは、なぜ子どもにおこづかいを渡し始めたのか。
おこづかいを渡し始めた目的は、以下の調査からわかります。

お小遣いを渡しはじめた目的

多くの家庭が子どもへの「お金の教育」のために、おこづかいを渡し始めています。

データ画像出典 :PRTIMES | 保険マンモス株式会社 : 子どものお小遣いはいつから?平均いくら?お父さんお母さん500人アンケート調査結果

子どもにおこづかいを与えるメリット

子どもにおこづかいを与えるメリットは、以下のようなことがあげられます。

  • お金は使うと無くなることが分かる
  • 欲しいものを買うために、貯金をすることをおぼえる
  • 計画的にお金を使うことができる
  • 目標を決めて、貯金することができる

おこづかいという「自分のお金」をもつことで、お金を大切にする教育ができます。

子どもにおこづかいを与える時の注意点

おこづかいを渡し始めるときには、以下のような点に注意しましょう。

  • お金の大切さを一緒に学ぶ
  • 貯金の大切さを伝える
  • おこづかい帳を活用し、お金を管理できる工夫をする
  • 外出する時のお金の持ち歩き方を教える

おこづかいという「大切なお金」について一緒に学び、子どもへのおこづかいを渡し始めることが大切です。

おこづかいの使い方を教える方法とお金の大切さを伝えるポイント

おこづかいの使い方を教える方法とお金の大切さを伝えるポイント

おこづかいの使い方を教える方法

おこづかいの使い方を教えるために、家庭で「おこづかいのルール」を決めることをおすすめします。
「おこづかいのルール」は紙に書いて、いつでも確認できる場所においておきましょう。

ルールの内容は以下の項目を参考にして、わが家風にアレンジしてみてください。

おこづかいのルール① おこづかいの渡し方・金額を決める

おこづかいの渡し方には以下のようなものがあります。

  • 定額制:毎月〇〇〇円、毎週〇〇円など、期間と金額を決める方法
  • お手伝い制:家事の手伝いをした時に渡す方法
  • 定額制&お手伝い制:基本は定額制として、お手伝い制も取り入れる方法

家庭で決めた「おこづかいの渡し方」と「金額」をルールに書いておきましょう。
学年が上がった時など、定期的に渡し方や金額を見直すといいですね。

おこづかいのルール② おこづかい帳をつける

おこづかい帳には以下の項目を書きます。

  • おこづかいを「もらった日付と金額」
  • おこづかいを「使った日付と品目と金額」
  • おこづかいの「残額」

おこづかい帳をつけることで「お金は使ったら無くなること」「欲しいものを買うためにはお金を貯めなければいけないこと」などを自然に学ぶことができます。

定額のおこづかいだけではなく、お手伝いでもらった金額やお年玉なども記入しておくとよいですね。

おこづかいのルール③ お友だちとの貸し借りはしない

お友だちとの間でお金を借りたり貸したりすることは「してはいけないこと」と伝えましょう。
おこづかいについては、家庭の考え方によって違いがあります。
お友だちとのトラブルにならないように、お金の貸し借りはしないことを教えておきます。

おこづかいのルール④ おこづかいを使う時は親に伝える

子どもはお金の使い方を学んでいる途中です。
おこづかいを何に使うかを親に伝えることを確認しておきましょう。

この時に注意したいことは、できる限り「子どもの意思」を尊重すること。
おこづかいをもらっても、結局すべて親に決められるのはよくありません。

少しくらいの失敗ならば勉強になるという気持ちで「子どもの意思」を尊重しましょう。

おこづかいのルール⑤ 持ち歩いてよい金額をきめておく

友だちとあそびにいくときなど、お金を持っているとつい使いすぎてしまうことがあります。
おこづかいを持ち歩くのは〇〇〇円までなどと決めておくとよいでしょう。
外出する時はお財布に入れて、注意して持ち歩くことも伝えておきます。

お金の大切さを伝えるポイント

お金の大切さを伝えるには、親子で一緒に子供向けの「お金に関する本」を読むことをおすすめします。絵本やマンガになっているものなど、一緒に楽しく読んでみてください。

子ども向けの「お金に関する本」を3冊ご紹介します。

あそんでまなぶ はじめてのおかねえほん

低学年が読んでも、わかりやすい「お金教育」えほんです。
「おかねってどんなもの?」からはじまり、「めざせ!おかねのつかいかた めいじん」まで、クイズやめいろ、パズルなど、遊びながらお金のことが学べます。
子どもへのおこづかいを始める前に、一緒に読むといいですね。

学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと

小学生のうちに身につけておきたい「お金のこと」がわかりやすくまとめられています。
イラストやマンガも多く、とても読みやすいです。
「お金はどこからくるのか」「クレジットカードの使い方」「貯金の大切さ」のことなど、幅広い内容です。
「お金のしくみ・流れ」が子どもの視点で分かりやすくまとめられているので、大人が読んでも勉強になります。

最新版 子どもにおこづかいをあげよう!

「おこづかいプログラム」と名付けられた子どもむけのおこづかいマンガは、「おこづかいをもらうってどんなこと?」がテーマです。
マンガを一緒に読みながら、わが家の「おこづかいのルール」を決めることもできます。
また、子どものマネー教育、おこづかいの額や管理法まで、参考になる情報がたくさん載っています。
まずは親が読み、「お金の教育」について大事な点を意識して一緒に読めるといいと思います。

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子どもが自分で貯金をするためのアイデアとおすすめの貯金箱

子どもが自分で貯金をするためのアイデアとおすすめの貯金箱

子どもが自分で貯金をするためのアイデアには、以下のようなものがあります。

  • 貯金して買いたいものを決める
  • 貯金の目標の金額を決める
  • おこづかい帳に貯金額を書く
  • お気に入りの貯金箱で、楽しく貯金する

貯金して買いたいものを決めると、その金額が貯金額の目標になります。
自分で目標を決め、計画的に貯金して欲しい物を買うことは、とても大切な経験になります。

特に、子どもはお気に入りの貯金箱があると、自分で貯金をしたくなる子が多くいます。
子どもが楽しく貯金できる工夫がされている「おすすめの貯金箱5選」をご紹介します。

テンヨー(Tenyo) スーパースピンバンク

招き猫カウントバンク

トイボックス 銭別銀行とりだし君

シャイン(Shine) ピカチュウバンク レッド

ファミリーATMバンク 貯金をしながら金利・複利を学べる! ファイナンシャルプランナー監修!お金の冊子付き 目標を決めて計画貯金も可能

まとめ

本記事では、子どものおこづかいの教育について以下のような内容をご紹介しました。

  • おこづかいを与えるメリットは「お金の教育」の良い機会になる
  • おこづかいの使い方は、各家庭で「おこづかいのルール」を決める
  • お金の大切さの伝えるポイントは、「お金の教育の本」を読むこと
  • 子どもが貯金を楽しくするには、お気に入りの貯金箱が効果的

子どものおこづかいの教育は、親子で一緒に「お金の大切さ」を学ぶための良い機会になります。
日々の生活に、これからの将来に、ぜひ役立ててみてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

たからちゃんママのプロフィール写真 たからちゃんママ 2女のママ

4歳差の仲良し姉妹・2女のママです。「子どもに良さそうな事はとにかくやってみよう!」がモットー。
ベビーマッサージ・ベビースイミングに始まり、リトミック、ピアノ、そろばん、通信教育、ダンス、トランポリンなどいろいろな経験をしてきました。
ふりかえると反省もありますが、「失敗は成功のもと」とポジティブに切り替えるようにしています。
子育ては大変なことも多いですが、その分、子どもから大きな幸せをもらいます。
子育てに奮闘されている方へ、少しでも参考になる記事を書けたら嬉しいです。

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