小学生ママ必見!子どもの片付け習慣の作り方と片付けやすい収納アイデア
「小学生になったのに、まだまだ片付けできない」「プリント類の整理ができなくてよくなくす」
こんな悩みを抱えているパパ・ママも多いことでしょう。
教科書やプリント類が一気に増える小学生。最近はお手紙関係こそアプリに移行しつつあるものの、まだまだ紙ベースなものも多く、収納・管理に困るものです。
また、最小限のものでも快適に暮らす「ミニマリスト」の流行もあり、子どもがいながらもすっきりとした空間に憧れている方も多いのではないでしょうか。筆者もその1人です。
そこで今回は、小学生ママにおすすめしたい子どもの片付け習慣と収納アイデアについてご紹介します。
目次
子どもがお片付けできない理由はなに?
3歳頃になるとだいたいの意思疎通ができるようになることと、幼稚園・保育園で集団生活が始まることもあり、「ものを片付ける」という意識が芽生えてきます。
ですが、この未就学期にきちんとした片付け習慣が身についていないと小学生になっても片付けができないままになってしまいます。
では、未就学期の片付け習慣の土台作りとして、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
タイミングの問題
子どもは遊びや好きなことに集中している時には、それらを中断してまで片付けしたいとは思いません。
大人も好きな本を読んでいる時にわざわざいいところで手を止めてまで掃除・片付けをしたいとは思いませんよね。
ついつい大人の目に入ったタイミングで「片付けなさい!」と言ってしまいがちですが、その時子どもにとってはどのようなタイミングかを考え、良いタイミングで声掛けしてみると案外片付けるようになるかもしれませんよ。
物が多すぎる
おもちゃや工作品など、こまごましたものが多すぎるということはありませんか。
物が多すぎると片付けに集中できなくなってしまうほか、どこに片付けたらいいのか分からないという事態に陥ってしまいます。
使わなくなったおもちゃは処分したり、リサイクルなどで売ったりして、いま使っている物、この先使う予定がある物だけを残すようにし、極力すっきりさせましょう。
片付け環境が整っていない(収納スペースがない、もしくは多すぎる)
片付け習慣が身につかない原因のひとつに、片付け環境が整っていないというケースがあります。
収納が足りなくて片付けるスペースがない場合はもちろんですが、収納が余りすぎていても子どもはどこに片付けたらいいのか分からなくなってしまいます。
また、本棚の高さなど子どもが1人でも片付けられる高さか、簡単に開けられるかなどもチェックしてみてください。
心の問題(もったいない、また使えるかもなどの気持ち)
「もったいない」という物を大切にする気持ちはとても良いことなのですが、園や学校で作った作品は場所を取ってしまいます。
気持ち的に処分が難しいでしょうが、写真に残してアルバムにするなどといった方法もあります。
現物を処分する前に、お子さんにもその旨伝えておくと後々トラブルにもなりませんよ。
子どもの片付け習慣の作り方
子どもが片付けしない理由についてご紹介しましたが、次は片付け習慣の作り方についてご紹介します。
何かを習慣付けていくのは数日ではできません。その間、ついつい「片付けなさい!」と口うるさく言ってしまいたくなるかもしれませんが、ここはぐっとこらえてくださいね。
物のおうち(片付ける場所)を決める
まずは、どこに片付けるのかを決めましょう。
特に小学生になると文房具やカードゲームなど細かいものが本当に増えます。
カラーボックスなどをうまく活用し、あまり細分化せずに、物のおうちを決めましょう。
「出しっぱなしにしない!」を徹底する
これは片付けの基本中の基本です。物のおうちを決めたならば、必ずそのお家へ戻れるようにしてあげましょう。
筆者も子どもによく「文房具類片付けて!」というのですが、よく見ると自室の学習机の上にそのままばらばらに置いているだけという状態がよくありました。
「使い終わったらもとの場所に片付ける」「次の遊びに行く前に終えた遊びの物を片付ける」ということを意識しましょう。
掃除
ようやく物のおうちが決まり、決まった場所へ片付ける習慣がついてきたと思ったら、次は定期的に「おうちの掃除」をしましょう。
あまり使わなくなったものは処分したりリサイクルに出したりして常にギュウギュウで何が入っているか分からない状態を作らないことをおすすめします。
子どもが片付けやすい収納アイデア
片付け習慣作りのポイントが分かったら、次はおすすめしたい収納アイデアです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
シールですぐに分かるようにラベリングする
「おもちゃ」「パズル」などラベルシールで物のおうちをひとめで分かるようにしましょう。
まだ文字が読めない弟・妹がいる場合はイラストを添えておくと分かりやすくなります。
部屋の中での「〇〇スペース」を決める
子ども用の部屋がある場合は、子ども部屋の中で「寝るスペース」「勉強するスペース」「遊ぶスペース」等ある程度ゾーンを決めておき、その中で完結するようにしておきましょう。
リビングの場合は、端にこどもグッズコーナーを作るといいですね。
そうすると部屋全体がぐちゃぐちゃで何から手を付けていいのか分からないという事態にまではならず、片付けする際も楽ちんです。
こまごましたものは蓋つきの収納ボックスに
ブロックやおままごとなど、細かく種類が多いおもちゃは蓋つきの収納ボックスやバケツに収納しておくと、部屋の景観も損なわず持ち運びにも便利です。
子どもの高さに合わせた配置
背丈も子どもの高さに合わせられており、角も丸みを帯びていて安心な子どもよう家具も良いですが、中学生以降も使えるようにとあえて買わない方も多いのではないでしょうか。
その場合も、特に絵本や細かいおもちゃなどは子どもの身長を考え、手の届く範囲に配置するようにしましょう。
プリント類はスキャン
学校から配られるお手紙やテスト、宿題の数々。
お手紙に関しては用が済んだならば廃棄できますが、子どもが頑張った宿題やテストはなかなか捨てられないという方も多いのではないでしょうか。
その際は、学年の終わりに一度プリント類を見直す時間をとり、スキャンしてデータ化しておけばかさ張りません。ボタンひとつでスキャンできるため、手間もかかりませんよ。
まとめ
子どもの片付け習慣の作り方と片付けやすい収納アイデアについて、いかがでしたか。
大人でも片付けが得意な人と苦手な人がいるように、子どもも性格によってなかなか片付けできないという子もいるでしょう。ですが、環境や収納を整えてあげれば、お片付けがぐんと上手になります。
一方、片付け習慣は数日、数週間で身につくものではないため、パパ・ママも忍耐強さが必要です。
ついつい「片付けなさい!」と怒ったり、大人がやった方が早いと片付けたりしたくなりますが、親が代わりに片付けてしまわないことも大切です。
片付けが習慣化し、部屋の中がすっきりとした状態だと、勉強も集中して取り組やすくなります。
また、定期的にいらない物・残す物を見直して掃除することは決断力や自立心が生まれます。
ぜひ幼い頃からの片付け習慣を大切にし、自分でいる・いらないを決断し、継続的に掃除・片付けをやっていける力を身につけさせてあげてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。
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