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赤ちゃんの夜泣き:月齢別の原因と先輩ママの体験談から学ぶ改善方法

赤ちゃんの夜泣き:月齢別の原因と先輩ママの体験談から学ぶ改善方法
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「どうして赤ちゃんは夜泣きするのだろう」と、ママなら一度は考えてしまうはずです。
ぐっすり寝たと思ったのに泣きながら起きたり、何をしても泣き止まなかったりして困るのは赤ちゃんあるあるだと思います。
子どもの夜泣きの原因は、年齢や環境によってさまざまな要因があります。
我が家は特に次女の夜泣きが凄かったです。
なかなかうまく寝付けず、それに付き合う私も眠さとイライラが増して、何日もつらい夜がありました。
ただ、ちょっとしたコツや日中の過ごし方で、夜泣きをグッと減らすこともできました。

今回は、そんな私の体験談も交えつつ、赤ちゃんの夜泣きについてまとめていきたいと思います。

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夜泣きの秘密:月齢別の原因を探る

夜泣きの秘密:月齢別の原因を探る

赤ちゃんの夜泣きには、月齢ごとに原因があると言われています。
その原因を知ることで、ママの不安解消になったり、対処法が分かったりします。
ここでは、月齢ごとの原因について書いていきたいと思います。

新生児期・生後1か月

生まれたばかりの赤ちゃんは、朝と夜の区別がありません。
赤ちゃんがママのおなかにいた時期を胎児と呼びますが、胎児は夜行性であると言われています。
新生児期は胎児時代の名残で夜に覚醒し、夜泣きをしてしまうそうです。
また、母乳育児の方は、夜中にも母乳を頻繁にあげているという方も少なくありません。
夜に母乳を飲ませることで「オキシトシン」という成分が分泌され、母乳が促進されます。
すると、赤ちゃんは「もっとおっぱいを飲みたい」と本能的に思うそうです。
そのため、夜泣きにつながると言われています。

生後1~5ヶ月

本格的な夜泣きが始まるピークが、生後3~4か月ごろと言われています。
生後1~5ヶ月の赤ちゃんは、まだ生活リズムが整っていないことが大きな原因のだそうです。
朝と夜の区別はもちろん、睡眠サイクルが整っていないこともそうです。
また、赤ちゃんにとって不快なことがあると、夜中でも泣いてしまうことがあります。
「お腹がすいた」「甘えたい」「おむつが気持ち悪い」「部屋の温度が嫌」と、理由はさまざまです。
特に母乳だと消化がいいので、すぐにお腹がすいて泣いてしまうことがあります。
抱っこから布団に下ろすと目を覚ます「背中スイッチ」が入りやすいのも、この時期の原因として挙げられます。

生後5ヶ月~1歳

生後5ヶ月〜1歳ぐらいになると、少しずつ生活リズムが整ってきます。
ただ、まだ不安定ではあるので、生活リズムの乱れから夜泣きが起こることがあります。
この時期になると脳が活性化して夜中に興奮したりすることもあります。
また、歯が生えだす時期でもあるので、そのむず痒さから夜中に目が覚めてしまうこともあるそうです。

1歳~2歳

1歳を過ぎると、歩き始める赤ちゃんが増えていきます。
体力もついて動きも活発になるこの時期に、日中の活動時間が短かいと、うまく寝付けないことがあります。
また、お昼寝を長時間させてしまうと、うまく眠れないこともあります。
赤ちゃんが1~2歳になるタイミングで第2子や3子の家族計画をする方も多いと思います。
その雰囲気を感じ取るのか、ママに甘えたくて夜泣きをしてしまう子もいるそうです。
言葉も出てきている頃なので、ママに甘えたい欲が強い子ほど夜泣きがあるかもしれません。

先輩ママの知恵:成功体験と具体的な対策

先輩ママの知恵:成功体験と具体的な対策

赤ちゃんの夜泣きを乗り越えるための、月齢別の対策についてご紹介します。
私が実際に行ったこと、そしてその結果はどうだったのかも含めて書いていきたいと思います。

新生児期・生後1か月

この時期は全てが未熟なため、効果のある対策は残念ながらありません。
「今はこういう時期」と割り切って、付き合うしかないそうです。
新生児期は満腹中枢も未熟なため、どんなに頑張っても夜中に授乳やミルクが必要になります。
よく「3時間ごとにあげてね」と産院で言われますが、母乳の場合は時間関係なくあげることもできます。
我が家は完母だったので、娘が泣いてどうにもならない時は吸わせていました。
吸うことで安心し、お腹も満たされ、すぐに寝ていました。
母乳育児の方は時間など気にせずにあげてみると、少しは夜泣きがよくなるかもしれません。
また、夜泣きに付き合う時ですが、明るい部屋には行かず、暗い部屋のまま過ごすといいそうです。
抱っこしたり授乳したりとママも大変ですが、「大変」と思うと余計に「大変」です。
歌を歌ったり、楽しいことを想像したり、飲み物を飲んだりと、ママがリラックスできる状況を作るといいと思います。
生後1か月は対策が打てないので、付き合うママがなるべくイライラしないように自分で工夫してみてください。

生後1~5ヶ月

生後1~5ヶ月は、睡眠サイクルが少しずつ身についてくる時期です。
ママも育児に慣れてきて、赤ちゃんの泣くサインが分かるようにもなってきます。
対策としては、生活リズムを少しずつ身につけていくといいでしょう。
1ヶ月検診が終わると、赤ちゃんは少しずつ外に出られるようになります。
太陽の光を浴びたり、散歩に出て外の空気に触れたりしてあげるといいでしょう。
赤ちゃんに昼夜があることを教え、「昼に活動、夜に眠る」というリズムを、この時期から作っていくといいそうです。
我が家は起きる時間、寝る時間を最初に決めました。
赤ちゃんが眠くなくても時間になったら電気を消して寝室に入る、時間より早く起きても部屋を明るくせずに寝室で過ごすようにしました。
最初は大変でしたが、慣れてくると娘も理解しだして、徐々にですがリズムがとれるようになりました。
また、赤ちゃんの泣くサインが分かってきたら、赤ちゃんの不快感を取り除いてあげることも大事です。
我が家の娘たちは、甘えたい欲が強かったようで、抱っこしたりくっついて寝たりすると長い時間寝てくれました。
おそらくですが、肌がくっついていると安心して眠れたのかなと思います。
赤ちゃんを安心させることで、スヤスヤと熟睡してくれるようになるのかもしれません。

生後5ヶ月~1歳

生後5ヶ月〜1歳では、起きている時間と眠っている時間が明確になってきます。
朝起きる時間と寝る時間、そしてご飯のタイミングを決めると、生活リズムがよりよくなります。
お昼寝はなるべく夕方にはさせないようにすることも、夜ぐっすり眠るコツです。
我が家の次女は日中、「起きる→ご飯→1-2時間遊ぶ→1-2時間寝る」の繰り返しでした。
ご飯の後はできるだけたくさん話しかけたり、一緒に遊んだりしました。
また、少し外にお出かけするだけでも赤ちゃんの体力を消費します。
身体や頭が疲れてくると自然に眠くなるので、とにかく起きている時間はたくさん刺激を与えてあげることをおすすめします。

また、この時期ぐらいから入眠儀式が定まる子も多いそうです。
我が家の娘たちは「暗い寝室で母乳を飲んだら眠る」とい儀式が定着していました。
赤ちゃんの入眠儀式を定着させることで、赤ちゃんも安心して眠りやすくなるかと思います。

1~2歳

立ったり歩いたりと活動的になるこの時期は、日中の過ごし方がとても大事です。
晴れている日は外に出て遊ぶ、家の中でも踊ったり体を動かしたりして遊ぶように心がけましょう。
また、お昼寝の時間も要注意です。
1~2歳だとお昼寝は1日に1~2回になっています。
夕方寝をしてしまうと体力がリセットされてしまい、夜にうまく眠れなくなってしまいます。
我が家も夕方寝を阻止すべく、いろいろと手を打ちました。
「夜ご飯を早めに作っておいて夕方はママと遊ぶ時間にする」「お風呂は寝る前に入るようにする」「どうしても夕方眠くなったら30分程度で起こすようにする」ということを徹底しました。
特に効き目があったのが、「夜ご飯を早めに作っておくこと」です。
夜ご飯を夕方に作ると、赤ちゃんが相手をしてほしいと泣いたり、つまらなくてウトウトしてしまったりします。
そうならないように、夕方はママが遊び相手として時間を作ってあげたところ、夕方寝を防ぐことができました。
どうしても夕方寝をしてしまう場合、一度試してみてください。

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赤ちゃんの夜泣きを乗り越える:リアルママのアドバイス

赤ちゃんの夜泣きを乗り越える:リアルママのアドバイス

赤ちゃんの夜泣きに付き合うのは、本当に大変です。
ママの体力も回復せず消耗していくだけで、睡眠も十分に取れません。
ただ、ここで心をポキッと折られてはこれから先の育児ができなくなるので、なるべくイライラしたり、気持ちを沈めないようにするといいと思います。
私の場合ですが、夜泣きが始まった時に赤ちゃんの気持ちを声に出して代弁したりしていました。
「起きちゃったかー。抱っこして欲しいねー。抱っこしようねー」と言いながら抱っこするだけでも、優しい気持ちで対応できました。

また、夜泣きが酷い時は、歌を歌うことで気分が沈まないようにしていました。
背中をトントンしながら、自分の好きな歌や赤ちゃんの好きな歌をメドレー形式で歌うこともしていました。
イライラする気持ちを抑えたり、気持ちが沈んだりしないようにする方法は、人によって違うものです。
自分なりの方法を見つけてみると、優しい気持ちで夜泣き対応ができるようになると思います。

まとめ

夜泣きは、赤ちゃんみんなが通る道だと思います。
ですので、イライラしたら負けです。
夜泣き対応するママが、なるべくリラックスできる状態を作ることが大事です。
夜泣きをしてしまう赤ちゃんに対して、怒ったり怒鳴ったりするのは良くないそうです。
ママのイライラする気持ちが赤ちゃんに伝わってしまうので、赤ちゃんには怒らないように心がけてください。
どうしてもイライラして我慢できなくなった時は、一度赤ちゃんの様子がわかる程度の距離で離れて過ごしてみるのもいいそうです。
10分ぐらい別室で過ごすだけでも、ママのイライラは落ち着いてくるそうです。
月齢ごとの原因や対処法を事前に知っておくことで、ママもイライラせずに落ち着いて対処できるかと思います。
赤ちゃんの夜泣きに困った時に、この記事がママたちの役に立てれば幸いです。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

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伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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