姉妹を育ててよかったこと:姉妹の子育ての魅力と意識
我が家の子どもは、5歳差の姉妹です。
正直な話をすると、「男の子も育ててみたかった」という思いはありますが、我が家の娘たちをみていると、とてもほっこりすることが多く、「この子達が我が子で良かった」と日々思います。
周りには兄弟や兄妹の家がありますが、話を聞いていると姉妹の方がホッコリするエピソードが多いように感じます。
また、姉妹には姉妹なりのいいところがたくさんあるということを、私は子育てを通じて知りました。
今回は、そんな姉妹の子育てについて、娘たちを育ててよかったと思ったエピソードや、子育てのコツ、意識していることをご紹介したいと思います。
目次
姉妹を育てるときのコツ
姉妹を育てる上で大事にすべきことは、「お姉ちゃんを頼りにすること」だと私は思います。
女の子は小さい頃からママの真似事が好きです。
人形を使って遊んだり、おままごとをしたり、「〇◯ごっこ」という名目で身近な人になりきって遊んだりします。
なので、ママが下の子のお世話をしていると「自分もやりたい」となるのが「お姉ちゃん」です。
その時に「遊んでていいよ」「ママがやるからいいよ」と断るのではなく、できそうなお手伝いをさせてあげるといいようです。
お手伝いは無理やりさせるのではなく、自主的に、そして上の子が完遂できそうな簡単なお手伝いだけにすることも大事です。
無理にやらせたり、難しいお手伝いをさせてできなかったりすると、上の子の心がポキッと折れてしまいます。
上の子ができる範囲内のことをお手伝いしてもらうことで、得られるメリットがたくさんあります。
例えば、下の子の育児のお手伝いを通して「お姉ちゃん」という意識を強くし、言葉だけの存在でなく、行動や態度がきちんと「お姉ちゃん」になってくれます。
また、ママが頼ることで「頼られている」という自信になり、「ちゃんと自分の存在も見てくれている」と安心感を得て、精神面でも大きく成長してくれます。
下の子が歩いたり話したりする頃には、「お姉ちゃん」がすっかり板について、下の子の扱いも上手くなります。
下の子も、上の子と触れ合う機会が多く慣ればなるほど上の子に懐き「お姉ちゃん大好き」になります。
下の子が「お姉ちゃん大好き」になると、2人のやりとりや行動を見ていてホッコリする場面が多くあります。
外で歩く時には上の子と手を繋いだり、家の中で上の子におんぶや抱っこされてニコニコしていたり、2人でふざけて笑い合っていたりする姿は、最高の癒しです。
他の方からしたら別のコツがあるかもしれませんが、私は「お姉ちゃんを頼りにする」ということを大事にしてよかったと思っています。
姉妹の子育てでよかったと感じること、エピソード
私が娘たちの子育てをしてよかったと思ったエピソードをご紹介したいと思います。
「姉妹ってこんなに可愛いんだな」ということが、記事を通して伝わればいいなと思っています。
節目の洋服を引き継げる
洋服のお下がりが使えるのは、姉妹や兄弟のいいところだと思います。
特に女の子は可愛らしい洋服も多く、成長の節目で同じ洋服を着せられるので、とてもいい思い出になります。
我が家では、退院着やお宮参り、初節句、1歳のバースデーで同じものを使用しました。
普段着も引き継いだものはありますが、成長の節目となる時の洋服は、やはり思い入れが違います。
上の子の写真と下の子の写真を見た時に、同じ服を着ていると姉妹という認識が強くなり、また可愛らしさも倍増します。
節目の洋服は、普段着よりもいい洋服を着せていることが多いので、親としても「この服を買ってよかった」と、いい思い出になります。
上の子にハグする下の子の姿
我が家は娘たちが可愛すぎて私がよくハグしてしまう癖があるためか、娘たちもハグをする癖があります。
下の子もハグが好きなのですが、上の子にぎゅーっと抱きついている姿はとても可愛らしく微笑ましいものです。
ハグされた上の子も満更ではない表情をします。
その上の子の姿も可愛くてしょうがない私がいます。
下の子が男の子だと、そこまで愛情表現が上手ではないと周囲からよく聞きます。
姉妹でくっついている姿をみると可愛らしくて、親としてはキュンキュンしてしまいます。
パパに姉妹で甘えている姿
姉妹を育てていると、家族の中で男の人はパパだけとなります。
我が家の姉妹はパパが大好きで、よく2人でパパにくっついたり、外で抱っこしてもらったり手を繋いだりしていて、その姿がすごく微笑ましいです。
パパも、娘たちにくっつかれると嬉しそうな表情をします。
「小さな恋人」というと大袈裟ですが、女の子だからか余計に可愛いのだと思います。
また、女の子だと激しい遊びを強要しないので、行動や言動がより可愛らしく感じるのかもしれません。
思春期を迎える頃には「パパは嫌!」となってしまう思うので、幼い姉妹がパパに懐いている姿は、見ていて本当にほっこりします。
姉妹の子育てで先輩ママやパパが意識したこと
姉妹の子育てで、我が家が意識したことは大きく2つあります。
女の子というのは、小さい頃からおませな子も多く、ちょっとした態度の違いで拗ねてしまうことが多いです。
なるべく2人を差別しないように心がけているのですが、その中でも特に意識していることをご紹介したいと思います。
「かわいい」は2人に平等に言う
つい幼い下の子ばかり「かわいい」を連発してしまいますが、そうすると上の子が「私はかわいくないの?」「私にも言ってよ」と拗ねてしまいます。
なので、「かわいい」と言う言葉は、2人に平等に使うように心がけています。
まだ小さな子どもですが、「かわいい」と言われると女の子は嬉しいようです。
下の子は行動や話し方が幼かったりするので「かわいい」とついつい言ってしまいます。
上の子は、赤ちゃんらしいかわいらしさはもう卒業しているので、とっさに「かわいい」と言う機会が少なくなってきました。
そのため、話の途中で「かわいい」と褒められる箇所があればなるべく声に出して伝えるようにしています。
「この絵上手く描けたの!」と見せられれば「かわいく描けたね」と答えたり、「このポーズどう?アイドルみたい?」と聞かれたら「アイドルみたいでかわいいね」と答えています。
女の子にとって「かわいい」は最高の褒め言葉なので、姉妹平等に使うように心がけています。
2人にできるだけハグをする
ハグは愛情表現の一種です。
普段「大好きだよー」というタイミングがなかなかないので、私はハグを頻繁にしています。
下の子は近寄ってきたり、抱っこした時にぎゅーっとしたりしています。
上の子はなかなかタイミングがないのですが、くすぐったり、ふざけ合いながらぎゅーっとハグをすることが多いです。
また、嫌なことがあって泣いている時や落ち込んでいる時は、「こっちおいで」と言ってハグしながら話を聞いたりしています。
上の子は特に、赤ちゃんの時から頻繁にハグを繰り返していたこともあり、私が下の子をバグしている姿をみると「私もハグしてー」と言ってきたりします。
なかなか言葉にできない愛情を表現するのに、ハグは最適な方法ではないかと思っています。
まとめ
姉妹の子育ては、兄弟に比べてケンカも少なく、平穏なことが多いように感じます。
もちろん、ケンカが全くないわけではありませんが、上の子が下の子を見ようとしてくれるので、姉妹のやり取りはほっこりすることが多いです。
これから子どもが姉妹になる予定の方、もしくは姉妹育児を希望されている方にとって、本記事が参考になれば嬉しいです。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修