子どもの学習机選び|子どもの成長に合わせたデスクの選び方とおすすめの商品
子どもが幼児教室、保育園・幼稚園などの集団生活に慣れ、「食事中は座る」「お絵かきは座る」など基本的な生活習慣が身につきはじめると、小学校入学時を見据えて学習机を検討するパパ・ママも多いのではないでしょうか。
乳幼児用の机とイスはあるけれど、勉強には向かないため買い替えを検討しているという家庭もあるでしょう。
とはいえ、小学校入学時では心身ともにこれからどんどん成長する時期です。
その時期の好みに合わせて購入してしまってよいものか悩むところです。
サイズ感はもちろん、デザインや使い勝手などどういったことに気をつけて学習机を選べば良いのでしょうか。
今回は、子どもの成長に合わせたデスクの選び方とおすすめ商品についてご紹介します。
目次
子どもの学習机選びのポイント
かつては、学習机と言えば小学校入学前に揃えるものといった風習がありましたが、最近は「リビング学習」が注目されていることもあり、必ずしも小学校入学までに準備しておかなければならないものではありません。
ですが、「決まった場所での勉強習慣を身に着ける」「学校の準備・学校関連の物の整理整頓は子ども自身にさせる」などといった目的のためには、やはりあると良いと筆者は考えます。
筆者には、2023年時点で小学校2年生の子どもがいますが、小学校1年生時(入学直後)に学習机とイス、ランドセルが置ける棚がセットになったものを購入しました。
まだ低学年のため、学校の宿題はリビングで行なうことが多いですが、ドリルや読書、お友達へのお手紙など何か集中したい時は学習机で行なっています。
本人曰く、「じっくり取り組みたい時は学習机の方が集中できる」そうです。
では、購入する際は、どういったポイントに注意すれば良いのでしょうか。筆者の実体験も踏まえてご紹介したいと思います。
安定した姿勢がとれるかどうか
筆者個人的には、これが学習机を選ぶ際に1番大切だと思っています。
具体的なポイントとしては、「イスの背もたれが背中につくかどうか」「座った状態または中腰で手を伸ばした状態で机の上の物に手が届くかどうか」「まだまだこれから成長していくことも考え、机やイスの高さは調節可能かどうか」です。
また、最近はローラーがついているタイプのイスが多くありますが、イスが回転すると集中できなくなってしまう可能性のある子は回転しないタイプ(高さは調節可能なもの)を選ぶことをおすすめします。
サイズがあっているか(教科書・ノートを広げてもせまくないか)
姿勢の問題がクリアしたら、次はサイズが合っているかどうかに注意して選びましょう。
教科書・ノート・筆記用具を並べても十分な広さを考えると、横幅100cm程度、奥行き60cmほどは欲しいものです。
低学年のうちは少し大きいなと感じる横幅かもしれませんが、低学年のうちはまだうまく教科書・ノート・筆記用具の位置を定められないことも多く、少し余裕がある方がスムーズに勉強が進みます。
また、最近はタブレット学習を取り入れている学校も増えていますので、教科書・ノート・筆記用具に加え、タブレット類を立てかけられるスペースを考えるとやはり横幅100cm程度は欲しいところです。
収納力はあるかどうか
小学校低学年のうちはまだ教科書類も少ないものの、学年が上がるにつれて理科・社会が始まり、資料集などの副読本、習字セットや裁縫セットなどの荷物も増えてきます。
そのため、上棚やワゴンがついているもの、机の下に収納スペースがあるものなどを選ぶと良いでしょう。
机上にタブレットやパソコンが充電できるコンセントやコード類をまとめられるスペースがあると尚良いでしょう。
成長に合わせたデスクの選び方
小学生は、外見も中身もぐっと成長する時期です。
学習机を選ぶ際は、高さが調節可能だったり、棚の位置を変えられたりと、成長に合わせておいおい組み替えられるものをおすすめします。
先述の通り、小学校入学と言うと、キャラクターや大人だと選ばないようなカラーの物を選びがちです。キャラクターなどすぐ飽きるであろうものはデスクマット等の小物類のみにとどめておき、机自体はシンプルなものを選ぶようにしましょう。
もし、途中でどうしても買い替えたくなった場合、イスぐらいは途中で買い替えてもよいかもしれませんね。
おすすめの子ども用学習机商品紹介
子ども用学習机を選ぶ際のポイントが分かったところで、次は実際におすすめの商品を見ていきましょう。
学習机本体と、必須ではないけれど後々のことを考えるとあると良いアイテムも合わせてご紹介します。
学習机本体
シンプルカントリー調 学習机3点セット
教科書、ノート類を広げても余裕のある100cm幅の学習机3点セットです。
机本体、上置き棚、可動式チェストがセットに含まれています。
収納も上置き棚、机上の引き出し、可動式のチェストのほか、足元の棚とたっぷりあります。
コンセントとコード抜け穴もあるのが良いですね。
色もシンプルカントリー調で他のインテリアの邪魔をしません。
上置き棚を移動させれば奥行きも59.5cmとたっぷりあり、長く使えます。お手頃価格なのもおすすめのポイントです。
シンプルキッズ学習机3点セット
青×ナチュラル、オーク×ライトグレー、ナチュラル×ブラウンの3色から選べるデスクセットです。
机本体、上置き棚、可動式のワゴンがセットになっています。
横幅100cm、奥行き57cmとゆったり使え、机の後ろには電源タップが入るスペースが搭載されているので、電源タップが絡まることなくすっきり収納できます。
机本体やワゴンなど、角丸加工されているのもおすすめのポイントです。
学習机 ツインデスク
双子の場合や、兄弟姉妹購入のタイミングを合わせたいという場合におすすめの2人用学習机です。
それぞれに可動式チェストがついており、収納力も安心です。
ラック2段積み重ね、ラック2段横並び、向かい合わせ、独立と成長やお部屋のレイアウトに合わせて組み替えできるのが良いですね。
真ん中をラックで仕切れば独立感もあるため、それぞれの1人部屋はないけれど、ちょっとしたパーソナルスペースは欲しいという兄弟姉妹におすすめです。
あったら尚良し!プラスアルファで買い足したいおすすめアイテム
こどもと暮らしオリジナル Curio mono コンパクトランドセルラック
上にランドセルが置けるほか、横に手提げかばんラック、下の引き出しにはA4サイズのものも楽々入る抜群の収納力です。
小学校に入ると、教科書やノート、ドリルのほかプリント類もたくさんあります。
プリント類を分かりやすく保管しておけるのはもちろん、仕切りの部分に教科ごとに教科書・ノート類を入れておけば子どもが自分で翌日の準備をしやすくなるため、おすすめです。
こどもと暮らしオリジナル Curio mono ランドセルラック キャスター付き ハンガー
小学校に入ると、教科書類はもちろん、体操服、鍵盤ハーモニカ、絵具セット、書道セット、裁縫セットと学年が上がるにつれて大きめの荷物も増えていきます。学校によっては、タブレット端末を頻繁に持ち帰るところもあるようです。
そういったかさばる学校グッズをすっきりと収納しておくのにおすすめなのがこちらのタイプの棚です。
ハンガーラックにもなるため、冬場のアウターを掛けておいたり、翌日の洋服を準備したりできるので、朝バタバタ慌てなくてすみますよ。
まとめ
子どもの成長に合わせた学習机の選び方とおすすめ商品、いかがでしたか。
ここ最近はリビング学習を推奨する家庭が増えてきており、小学校入学時点ではまだ購入せず、子どもの様子を見てからにしたいという家庭も増えています。
筆者自身もリビング学習推奨していますし、実際に自分の子どももリビングのダイニングテーブルで勉強をすることが多くあります。
ですが、教科書や学校の持ち物をきちんと収納しておくスペース、子どもが静かに集中したい時に集中できるスペースは用意してあげた方が良いとも思っています。
小学校に入るからと慌てて買うのではなく、自宅の環境やお子さんが小学校に入ってからの様子を見ながら、納得のいく学習机を探してくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修