子どもと一緒に楽しむ花火大会:持ち物と子ども連れで押さえておきたいポイント
夏の風物詩として人気のある花火大会に「子どもと行ってみたい」と思っている方は多いと思います。
花火大会は人が多いイメージですが、きちんと子どもが見られる場所を確保しておくと、子どもも安心して楽しむことができます。
我が家の花火大会デビューは長女が1歳の頃でした。
地元の花火大会に行きましたが、澄んだ夜空に広がる花火はとても綺麗で、私たち親にとっていい思い出となりました。
ただ、いま思えば「もっとこうしておけばよかった」「これも持っていけばよかった」と思うところもたくさんあります。
子どもとの外出は予定通りにいかないことが多くあります。
特に花火大会のように人が多いところへのお出かけは、事前にいろんな場面を想像して準備することが大事だと思います。
そこで今回は、夏の風物詩である花火大会に子どもと一緒に行くときの持ち物や注意点をまとめていきたいと思います。
今年の夏、花火大会デビューを考えている方へ参考になれば幸いです。
目次
子ども連れでの花火大会:持ち物の必需品は?
子ども連れで花火大会に行く時に必要な持ち物がいくつかあります。
大人だけで行く花火大会と違って、子どもを第一に考えて荷物をまとめていきましょう。
レジャーシート
子どもと花火大会に行く時は、なるべくレジャーシートを広げて見られる場所を確保することをおすすめします。
立ち見だと、子どもは背が低く花火が見られません。
親が肩車したりすると親が疲れてしまいますし、高さが出て周りの方の迷惑になります。
子どもがしっかり花火を見られるためにも、レジャーシートを持参して、座って見られる場所を確保しましょう。
レジャーシートは厚手の物のほうが、子どももお尻が痛くなりにくくおすすめです。
虫除けスプレーと虫刺されグッズ
夏は虫が多い季節です。
特に夏の夜は日中に比べて暑さが和らぐため、虫が多く出てきます。
子どもが虫に刺されたりしないように、虫除けスプレーを持参するといいでしょう。
花火が始まる前にシュッとスプレーしてあげることをおすすめします。
また、虫に刺されてしまった時のために、虫刺されグッズも持参しましょう。
おすすめは、キャラクターの絵が描かれたパッチです。
かきむしり防止にもなるので、子どもに最適かと思います。
冷感グッズ
夜は少し涼しくなるとはいえ、蒸し暑い日が多くあります。
子ども用のネッククーラーや冷却タオル、ハンディ扇風機などを用意しておくと、少しでも涼しく楽しめることでしょう。
特に近年は酷暑が多いため、子ども用の冷感グッズもさまざま発売されています。
花火大会以外にも使えるものなので、子ども用に用意してあげるといいでしょう。
お菓子やジュース
子どもが飽きないために、子どもの好きなお菓子やジュースをバッグに忍ばせておくととても役立ちます。
特に花火が打ち上がる前は、子どもがどうしてもつまらなく感じてしまいます。
花火大会は特別なお出かけでもあるので、お菓子やジュースも特別に多めに出してあげてもいいと思います。
屋台で食べ物を買う方もいると思いますが、小さい子どもの飲み物は飲みきりサイズのジュースや水筒の方が飲みやすく便利です。
子どものお気に入りのおもちゃや、お祭りならではグッズ
子どもが飽きたり、ぐずったりした時にあやせるよう、お気に入りのおもちゃを持参するといいでしょう。
お気に入りのおもちゃと言っても、その場で遊べるぐらいの小さいものがおすすめです。
周りに迷惑がかからないような、音があまり鳴らないものを選んで持っていきましょう。
また、お祭りならではのグッズもおすすめです。
お面、ヨーヨー、光るブレスレットなどがあると、特別感があって子どもも喜ぶと思います。
お祭りならではのグッズは持っているだけでも雰囲気を作ってくれ、写真映えもするのでおすすめです。
抱っこ紐やヒップシート
花火大会は音が大きいため、その音にびっくりして泣いてしまう子も少なくありません。
我が家の長女もびっくりして大泣きしていました。
泣いてしまうと周囲の方たちに迷惑をかけてしまうので、さっと抱っこして避難できるよう、抱っこ紐を持参することをおすすめします。
花火大会は終わる時間も遅いので、見終わって疲れた子どもを抱っこして帰る時にも役立ちます。
抱っこひもを卒業した子どもには、ヒップシートがおすすめです。
抱っこの負担を軽減してくれ、人混みでもしっかり抱っこすることができます。
ビニール袋
ゴミ袋としてビニール袋を持参しましょう。
屋台で買ったご飯の入れ物を入れるのはもちろん、自宅から持ってきたお菓子のゴミやウェットティッシュなどのゴミを入れるためのものです。
花火大会でのポイ捨てはテレビでよく話題となっています。
特に子どもを連れて行く方は、ティッシュや食べ物のゴミが出やすいと思います。
ビニール袋は嵩張るものではないので、何枚か持って行くと安心です。
子連れで花火大会を楽しむ注意点やコツ
ここでは、子ども連れで花火大会を楽しむために注意したい点やコツをご紹介します。
子どもと行く花火大会は「子ども優先」で考えてあげることが大切です。
花火が始まる前に必ずトイレを済ませておく
花火大会が始まると、トイレがあまり近くにないという場合も多いでしょう。
そのため、子どもが「出ない」と言っても、必ず花火大会前にはトイレに行かせましょう。
オムツを履いている子は、オムツを交換しておきましょう。
もし万が一、花火大会中にトイレに行きたくなってしまった時のことを考え、トイレの場所は把握しておくと便利です。
トイトレ中で不安な方は花火大会の時だけオムツを履かせて行くか、念のため着替えを持参して行くのもいいでしょう。
お昼寝はしっかりさせておく
花火大会は夜行われ、帰りが遅くなります。
もしかしたら、帰る時間がいつもの就寝時間に近い子も多いのではないでしょうか。
そのため、花火大会を楽しむためにも、その日のお昼寝はしっかりさせておくことが大事です。
花火大会のある日は、できるだけお昼寝の時間帯に用事を入れず、家の中でゆったり過ごしましょう。
もちろん移動中の車内や抱っこ紐で寝かせても大丈夫ですが、家でのんびり寝させてあげた方が、子ども寝つきも良くぐっすり眠れると思います。
もし、花火大会中に子どもが眠くなってしまったら、その時は諦めて抱っこで寝させてあげましょう。
「◯歳の時は寝ちゃって見られなかったよねー」というのも、のちのちいい思い出話になります。
子どもから目を離さない
花火大会は人が多く、子どもが迷子になりがちです。
人混みのなかを移動したりする際には、子どもから目を離さないようにしましょう。
光るおもちゃを持たせておくと、目印にもなるのでおすすめです。
花火を見ている時も注意が必要です。
小さい子どもが「おとなしくしてるな」と思ってよく見てみると、イタズラをしていることがあります。
もしかしたら、周りにいる他のお客さんに迷惑をかけてしまうかもしれません。
花火を楽しみつつ、子どもの様子も気にかけるようにしましょう。
花火を見ることを無理強いしない
子どもによっては、花火に興味を示さなかったり、音が怖くて泣き出してしまったりする子もいると思います。
そんな子には、花火を見ることを無理強いしないようにしましょう。
花火よりも他のおもちゃに夢中な時は、そのおもちゃで遊ばせつつ、たまに「花火、すごいキレイだよ!」と声かけをしてあげるといいでしょう。
また、音に驚いて泣いてしまった子は、抱っこしてあやしてあげましょう。
ママやパパに抱っこされている状態なら、花火を楽しめるかもしれません。
実際に我が家の長女はそうでした。
花火をキレイ・すごいと思う人もいれば、うるさい・怖いと思う人もいます。
みんなで楽しいひと時を過ごすためにも、無理強いはせず子どものペースに合わせて楽しみましょう。
まとめ
花火大会は夏にしか味わえない体験なので、お出かけの計画を立てている方も多いと思います。
もし子どもが嫌がらないのであれば、甚平や浴衣を着せてあげると雰囲気が出るのでおすすめです。
子どもが花火に驚いて泣いてしまったり、興味を示さずにおもちゃで遊んでいたりしたとしても、ぜひその姿を写真に撮ってみてください。
見返した時に必ずいい思い出になります。
夏の夜とはいえ暑さは残っているので、体調管理に気を付けつつ、家族みんなで楽しいひと時をお過ごしください。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修