先輩ママに聞く!秋生まれの出産準備リスト(肌着・素材・お世話グッズなど)
日によって寒暖差のはげしい秋の時期。
「残暑が残る日もあれば急に冷え込む日もあるだろうから、赤ちゃんとの生活に向けてどんなアイテムを揃えていけばいいのか分からない」と頭を悩ませてしまうパパやママは多いことでしょう。
そこで今回は、秋(9~11月)生まれの赤ちゃんの出産準備に必要なアイテムをまとめてみました。
私自身が秋に出産した経験を元に「これがあると助かった」というものから「これはあまり使わなかったな…」というものまでリストアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
先輩ママに聞く!秋生まれの出産準備リスト
日中は夏のように暑くても、朝夕は冷え込むこともある秋。
基本的な出産準備品に加え、気候や気温が不安定な時期に生まれる赤ちゃんが寒暖差に対応できるように、防寒対策のためのアイテムも準備していく必要があります。
いつから始める?
新生児用の育児グッズはとても可愛いらしく、ついたくさん買ってしまいたくなりますよね。
しかし、
「事前に買っておいたけれど結局使わなかった」
「たくさん買いすぎて使いきれないうちにサイズアウトしてしまった」
と後悔してしまうことも珍しくありません。
無駄を防ぐためには本当に必要なものをリストアップし、予算やご家庭のライフスタイルも考慮した上で購入計画を立てていくことが大切です。
一般的には体調が安定している妊娠7~8カ月ごろから、余裕を持って準備していきたい場合には妊娠5カ月ごろから少しずつ始めていくとよいですよ。
何を揃える?
秋生まれの赤ちゃんとの生活を見据えて、どんな育児グッズをどれくらい揃えたらよいのかをリストアップしてみました。
新生児用衣料
短肌着(5~6枚) | 季節を問わず使える基本の肌着。 汗をかく度に着替えたり重ね着したりするので、洗い替え分も含めて多めに用意しましょう。 |
長肌着(3~4枚) | 短肌着より丈の長い肌着。 足の動きが少ない低月齢期に重宝します。 |
コンビ肌着 (3~4枚) | 長肌着と同様に、短肌着と重ねて使う肌着です。 股下部分にスナップがついているので、足をバタバタさせてもめくれ上がらないので便利です。 |
ツーウェイオール (3~4枚) | 低月齢期に活躍してくれる赤ちゃんの洋服。 股下スナップ付きで、おむつ交換に便利な「ドレス型」と、足を動かすようになった時に使いやすい「カバーオール型」の2wayでの着せ方ができます。 |
ミトン | 顔のひっかきを防いだり、保温したりするのに役立ちます。 |
スタイ | よだれやミルクの飲みこぼし対策に。 |
靴下 | 室内では不要ですが、退院時や検診、お宮参りなどの際にあると安心。 |
おくるみ | 授乳時やねんねさせるときに使います。 外出時の防寒アイテムにも。 |
ベスト | 少し肌寒いときの体温調節アイテムとして1枚あると重宝します。 |
帽子 | 必須ではありませんが、お出かけ時の防寒用にあると便利です。 |
セレモニードレス | 退院時やお宮参りなどの際に着せる赤ちゃんの晴れ着です。 |
おむつグッズ
- 紙おむつ
新生児期は、1日当たり10~15回以上もおむつ替えをします。
赤ちゃんの成長具合や肌に合うかどうかを見ながら、サイズアップの時期やメーカーを判断して後々買い足していくことになりますので、ひとまず出産準備として「新生児用サイズ」のものを1~2袋用意しておくとよいでしょう。
ちなみに我が家の場合、上の子はスクスク成長して生後1カ月で「新生児用」から「Sサイズ」に、下の子は「新生児サイズ」では大きすぎたので「小さめ新生児サイズ」を慌てて購入しました。
同じサイズ表記であってもメーカーによってサイズ感や特徴は異なります。
口コミを見たり試供品を使ってみたりしながら、赤ちゃんにベストなものを選んであげてください。
- おしりふき
- 紙おむつ用消臭袋や蓋付きゴミ箱
- (布おむつの場合)おむつ布やおむつカバー
- おむつ替えシート
授乳・ミルクグッズ
- 粉ミルク
「完母希望だから粉ミルクは必要になったら買えばいいかな」と思っていても、予想外のトラブルは起きてしまうもの。
「母乳が思うように出ない」「乳首が切れて授乳ができない」などの事態に備えて、母乳育児希望の方であっても念のため用意しておくとよいでしょう。
仮に使わなかったとしても、離乳食のときに使用できます。
粉ミルクの賞味期限は開封後1カ月が目安ですので、消費期限が長いものがよい場合には小缶やスティックタイプのものを、災害時の備えも兼ねたい場合には液体ミルクを用意するという手もありますよ。
- 哺乳瓶・乳首
- 哺乳瓶用の洗剤・ブラシ・除菌グッズ
- 授乳クッション
- 母乳パッド
- ガーゼハンカチ(10枚以上)
お部屋関係
- ベビー布団セット
- タオルケット・綿毛布
- シーツ(2~3枚あると便利)
- キルトパッド(パッドの裏面が防水加工されているものもある)
- ベビーベッド(生活スタイルや住環境にもよるが、安全面や衛生面を考えるとあるとよい)
- スウィングベッド又はバウンサー
- 加湿器や空気清浄機、オイルヒーターなどの家電(必要に応じて)
- ベビーモニター(必要に応じて)
お風呂・衛生関係
- ベビー用の綿棒
- ベビー用爪切り
- 清浄綿
- 体温計(短時間で素早く検温できるものが便利)
- 保湿剤(赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、とてもデリケート。新生児から使える低刺激のものがよい)
- 浴用ガーゼ
- バスタオル
- ベビーソープ
- ベビーバス・湯温計
- ベビー衣料用の洗剤・ハンガー
お出かけグッズ
- チャイルドシート(退院時に車で帰宅する場合は必須)
- ベビーカー(産後に購入してもよい)
- 抱っこ紐(新生児期から使用できるもの)
- マザーズバッグ
- 母子手帳ケース
- おむつポーチ
- 授乳ケープ
先輩ママがおすすめする秋生まれの赤ちゃんグッズ紹介(肌着・素材・お世話グッズなど)
ここからは、秋生まれの赤ちゃんの出産準備を進めるに当たって押さえておきたいポイントをまとめてみました。
肌着の種類や素材
新生児期の赤ちゃんに着せる肌着は、主に「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」の3種類。
赤ちゃんのデリケートな肌に直接着せるものですので、通気性や吸水性に優れた綿100%のものを選ぶとよいでしょう。
同じ素材であっても編み方によって使用に適した季節が変わるので注意が必要です。
ガーゼ | 吸水性や通気性に優れたやわらかい生地。寒い日には重ね着させることで保温性を高めることもできます。 |
天竺(てんじく) | 通気性がよくサラッと涼しい着心地。春~夏におすすめ。 |
フライス | オールシーズン使用できる素材。伸縮性や吸水性の高さ、肌触りのやわらかさが特徴。 |
スムース | フライスより厚みがあるので肌寒い日に活躍してくれます。 |
肌着やウェアの重ね方
赤ちゃんは体温調節機能が未熟ですので、寒暖差の大きい秋には薄手の衣類を重ね着することで快適に過ごせるように工夫してあげましょう。
9~10月初旬ごろであれば、「短肌着」+「長肌着orコンビ肌着or薄手のツーウェイオール」、それ以降であれば、「短肌着」+「長肌着orコンビ肌着」+「ツーウェイオール」のように組み合わせます。
赤ちゃんの汗のかき具合や機嫌に合わせて枚数を減らしたり、ベストやカーディガンを加えたりと調整してあげてくださいね。
秋生まれにおすすめのお世話グッズ
保湿クリーム
「赤ちゃんのお肌はプルプルでスキンケアいらず」と思われる方は意外と多いようですが、実際の赤ちゃんの肌はバリア機能が未発達で肌トラブルを起こしやすいもの。
乾燥しがちな秋に生まれる赤ちゃんは、生まれたときからその厳しい乾燥にさらされることになるため、デリケートな赤ちゃんの肌にも使用できる保湿クリームを用意しておく必要があるのです。
沐浴後に手早く保湿できるよう、のびがよくて塗りやすいものがおすすめですよ。
薄手のベスト
肌着にウェアを1枚着せるだけでは肌寒い日や時間帯もあるでしょう。
ベストは着脱が簡単なのでちょっとした体温調節に便利です。
腹巻きやレッグウォーマーと同様に、気温に応じて微調整したいときに活躍してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事を参考に秋生まれの赤ちゃんに必要なものを把握し、無理のないスケジュールで少しずつ揃えていってくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
教師としての経験や自身の子育て経験を元に、webライターとして活動している1男1女のママです。
北欧インテリアや雑貨、お花、ショッピング、料理などが好きで、最近は娘にも料理ブームが到来し、親子クッキングを楽しんでいます。
子育てには悩みがつきもの。
これまで私が経験してきたことや失敗してきたこと、こうすればもっと上手くできたという失敗から学んだことなどを軸に執筆した記事が、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いに思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修