赤ちゃんのおむつの種類や選び方は?サイズの目安と注意点も解説します
赤ちゃんのお世話で一番よく使うものと言えば、おむつです。
毎日使用するおむつは、いくつあっても困らないと言われています。
日々消費していくものなので、まとめ買いする方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際におむつ売り場に行くと、その種類の多さにびっくりする方もいると思います。
同じサイズなのに、メーカーによってその機能面やフィット感は違います。
「サイズが多すぎてどれを選んだらいいか分からない」「わが子に合うおむつはどれ?」と悩むママも多いのではないでしょうか。
ここでは、おむつの種類やその選び方、各サイズについての注意点などを詳しく解説していきます。
出産を控えているママさんも、参考にして頂けると幸いです。
赤ちゃんのおむつの種類について
赤ちゃん用のおむつは、生地や形状、サイズ、目的によって様々な種類があります。
まずはおむつの種類について解説していきます。
生地による種類
生地による種類としては、『布おむつ』か『紙おむつ』の大きく2種類があります。
近年では紙おむつが主流になっていますが、布おむつも一定数の方に支持を得ています。
『布おむつ』は、コストパフォーマンスやエコの観点から人気があります。
おしっこやウンチは洗い流さなければいけませんが、洗えば繰り返し使用できます。
また、布おむつはおむつ外れが早くなると言われており、そういった点でも選ぶ方がいるそうです。
布おむつカバーのデザインも、かわいいものが増えてきています。
『紙おむつ』は、よく見かける使い捨てタイプのものです。
おしっこやウンチを、手を汚すことなく処理できます。
また、おしっこをするとサインが出るものが多く、替えるタイミングがわかりやすいのも人気のポイントです。
サイズ展開も豊富で、赤ちゃん一人一人にあったおむつを探すことが出来ます。
形状による種類
形状による種類としては、『テープタイプ』か『パンツタイプ』かがあります。
テープタイプは、新生児~ハイハイが始まる頃までの赤ちゃんによく使用されています。
仰向けでいることが多い時期に適しています。
開くとおなか側と背中側に分かれており、おなか部分をテープでとめて使用します。
サイズによる種類
サイズによる種類としては、赤ちゃんのおしりや太もも周りに合わせて、様々なサイズ展開があります。
生まれてから使用する『新生児タイプ』、成長に合わせて使用するS・M・Lサイズ、さらに大きなビッグサイズなどがあります。
サイズは月齢というより、その子の体型に合わせて選ぶのがいいとされています。
後ほど詳しく解説しますので、そちらも合わせてご覧下さい。
目的による種類
目的による種類としては、成長過程に適したものあります。
日常のおしっこやウンチをキャッチするもの、トイレトレーニング用、おねしょ対策用、水遊び用がそれにあたります。
トイレトレーニング用のおむつは、普通の紙おむつよりも濡れた感じが分かり、子どもが自分でおしっこをしたと実感できるおむつです。
「おしっこをしたら気持ち悪い」という状況を作ることで、トイレトレーニングを手助けしてくれます。
おねしょ対策用のおむつは、寝ている間におしっこをしても漏れないように設計された、吸収力抜群のおむつです。
「日中はおむつはずれたけど、夜だけまだ不安」という子のためのものです。
履く子が抵抗なくはけるように、下着らしい薄さやデザインになっているものもあるそうです。
水遊び用のおむつは、おむつはずれ前の赤ちゃんが、心置きなく水遊びを楽しめるように作られた紙おむつです。
通常のおむつと違い、吸収体は入っていませんので、水に入っても膨らまないようになっています。
ウンチはキャッチするけど、おしっこは外に出てしまうという商品です。
赤ちゃんのおむつの選び方は?
赤ちゃんのおむつは、その子の体型や肌質に合わせて選ぶと良いでしょう。
紙おむつの場合、パッケージに体重別でサイズの目安が書かれていることが多いです。
悩んだ際はまず、そちらを目安に選んでいいと思います。
また、同時に重要なのがフィット感です。
同じサイズでも、メーカーによってフィット感が違います。
とくにおなかまわり、足まわりのフィット感が重要です。
おなかと足のまわりがフィットしていないと、おしっこ漏れを起こしやすくなります。
目安としては、おなかまわりは指が一本分入る余裕があること、足まわりは立体ギャザーがしっかりフィットしていることです。
この2点を確認しましょう。
きつすぎると、肌に赤い跡が残ってしまいます。
もしも、今使用しているおむつで肌に赤い跡が残ってしまうようであれば、サイズアップを考えましょう。
赤ちゃんによっては、肌の弱い子もいます。
敏感肌の赤ちゃんのために作られたおむつもあります。
オーガニックコットン素材で作られているものは、肌触りが柔らかく、肌への茂樹も少ないのでオススメです。
とくに、新生児期はおむつかぶれを起こしやすいので、肌に優しい素材のおむつが人気あります。
赤ちゃんは十人十色です。
その子の体型、肌質にあったおむつを選んであげてください。
赤ちゃんのおむつのサイズの目安と注意点
紙おむつのサイズは一般的に、体重別で表記されています。
メーカーによって多少誤差はありますが、各サイズのおおよその平均は以下の通りです。
- 新生児用・・・誕生~5000kgまで
- S(テープ)・・・4~8kg
- S(パンツ)・・・4~8kg
- M(テープ)・・・6~11kg
- M(パンツ)・・・6~10kg
- L(テープ)・・・9~14kg
- L(パンツ)・・・9~14kg
- ビッグサイズ・・・12~22kg
メーカーによっては『新生児用』より小さいタイプや、『ビッグサイズ』より大きいタイプを販売していたりします。
もしサイズ表に合うものがない場合、他のメーカーにないか確認してみてください。
ただし、これらは目安なので、必ずしも体重=サイズではありません。
よくママたちの間で言われているのが、『太もも周りやおなか周りがきつくなったから』『おしっこ漏れが増えたから』サイズアップを考えるという意見です。
赤ちゃんの体型は一人一人違うので、体重だけでおむつを選んでも、ピッタリ合うわけではありません。
また、メーカーによっては同じサイズでも若干大きさが違います。
「A社のSサイズおむつでは小さかったけど、B社のおむつではちょうど良かった」という声もよく聞きます。
私自身、娘達におむつを使用するにあたり、様々なメーカーのおむつを試しました。
その中で、機能面やフィット感が一番いいものを選びました。
パッケージに記載されているおむつのサイズ表は、あくまで目安として参考にしてください。
まとめ
今回はおむつについて解説していきました。
体重によるサイズ表を目安に、赤ちゃんの身体に合ったものを探してみてください。
もし、サイズや商品に不安がある場合は、まずは一袋買って試してみるといいと思います。
おむつはまとめ買いする方も多いですが、意外と使い切れなかったりします。
試しに一袋買ってみて、もし小さかったり肌に合わなければ、別の用途で使い切ることも出来ます。
おむつは吸収力抜群なので、汚れた揚げ油を吸収させたり、下痢や嘔吐時の処理に使えます。
日々消費するものですが、決して安いものではないので、サイズが合わなかったときに工夫して使えば無駄なく使い切れると思います。
おむつは赤ちゃんにとって一番身近な存在です。
是非いろいろなメーカーのおむつを試してみて、一番合うものを選んであげてください。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修