公園デビューはいつから?持ち物や遊び方は?注意するポイントも紹介
お子さんの首が座ってくる生後3ヶ月頃は、腰も少しずつしっかりしてくるので、そろそろお出かけしてもいいかな?と思うママが多いのではないでしょうか。
出産後のママにとっても、そろそろ外に出て気分転換したくなってくる頃だと思います。
そこでおすすめなのが、身近にある公園です。
お子さんの「初めてのお出かけ=公園」と思うママが多いでしょう。
公園デビューをして、お子さんに気分転換や新しいことに触れてほしいと願う一方で、心配や不安もありますよね。
「どのくらいの時期から公園デビューはするといいいの?」「持ち物はあまり多くしたくないけれど、何が必要?」「ドラマとかで見る公園ママのような人たちがいたらどうしよう」と、不安になったり心配したりするママもいることでしょう。
そこで今回は、先輩ママ達の口コミをもとに、公園デビューのおすすめの時期や、さらに、「赤ちゃん連れでのお出かけが初めてで…」というママのための持ち物や遊び方、公園で過ごす際の注意するポイントなどを紹介します。
目次
公園デビューはいつから?
先輩ママたちがいつ頃から公園デビューしているのか気になりませんか?
先輩ママたちがどんな理由でいつごろ公園デビューしたのかを調査した口コミと、公園デビューにおススメな時期を紹介していきますね。
先輩ママの公園デビュー口コミ
子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』がモニター72人に公園デビューのアンケートを取ったところ、特に多かった時期が「0歳3カ月頃」と「1歳頃」という結果になったそうです。
その2つの時期を選んだママが多かった理由は以下の通りです。
【0歳3カ月ごろに公園デビューした理由】
- 3カ月くらいのときに、首が座ったので
- 3カ月くらいのときに、ベビーカーデビューしたので
- 3カ月の時近所の海岸沿いの公園へ行きました。初めての公園と同時に初めてのベビーカーデビュー。潮風に当たりながら
【1歳頃に公園デビューした理由】
- 1歳頃 歩けるようになってから
- 1歳くらいのとき。歩けるようになったから
- 家のなかだけでは子どもの体力が有り余ってしまったので、公園連れていってみようと思いました
公園デビューに選ぶ公園は、徒歩で行ける範囲の場所を選ぶママが多いようですね。
そうなると、ずっとおんぶや抱っこはつらいですよね。
そのため、長時間の移動に楽なベビーカーに乗れるようになる生後3ヶ月に公園デビューを選ぶのは納得できますね。
1歳にもなると自分の足で歩けるようになるお子さんが多くなります。
動きがダイナミックになってくるので、家の中だけで遊ばせるのも一苦労です。
また、アパートやマンションの室内で遊ぶと、ご近所への子供の声や騒音が気になってしまいます。
家の中だけの遊びでは体力が余り、昼寝をしなくなったお子さんもでてくるのではないでしょうか。
そんなお子さんには歩くだけではなく、自然やさまざまな音の刺激を受けて五感をフル活動させれば、睡眠をたっぷり取れるようになるだけではなく、心と体の成長にも繋がります。
参考・引用資料: https://iko-yo.net/
おすすめの季節
3人の子どもがいる私がおすすめする公園デビューの季節は、真夏と真冬以外です。
お子さんにとって初めての公園ですから、断然、気候の良い時期の方が楽しめるでしょう。
公園に慣れてきたら、天候や気温、お子さんの様子などに気を付ければ、1年中どの時期に公園で遊んでも大丈夫です。
公園デビューをする際の、それぞれの時期のポイントは下記のとおりです。
春
地方によっては、4月だと肌寒いところもあるでしょう。
そのため、5月~6月の梅雨の前だと比較的天候や気温が安定しているので過ごしやすいです。
このころは新緑の季節なので、お子さんとママにとってリフレッシュできる季節であることは間違いないでしょう。
夏
梅雨が終わってから本格的な真夏になるまでの時期がいいでしょう。
それでも、気を付けた方がいい時間帯が12時~15時です。
この時間は、1日のなかで最も気温が高くなる時間帯です。
子供だけではなく、ママにとっても熱中症予防の対策のために比較的涼しい時間帯に公園デビューをするのがいいでしょう。
おすすめの時間帯は、午前9時~午前11時の間の1時間ほどです。
早い時間ほど公園への人出が少ないので、ゆっくり過ごしたい方や人に会うのが苦手なママにはぴったりの時間帯です。
午前中に公園に出かける時間を確保し、外出の際には日焼け止めも忘れないようにしましょう。
秋
残暑がおわった頃は、天気が良く、風が涼しいので春と同様に、親子ともに外出先でリラックスしやすい季節です。
また、紅葉の季節なので、葉っぱの色の変化だけではなく葉っぱがこすれる音なども楽しむと、お子さんの目にはとても新鮮な景色がうつることでしょう。
冬
冬だと寒いので、お出かけが億劫になってしまいますよね。
それに、お子さんに風邪を引かせてしまうかもと心配になるママもいるでしょう。
1歳くらいだと「子供は風の子」と言わんばかりに汗をかくほど遊ぶときもあります。
ただ、まだ歩けないお子さんの場合は、冬の寒さを短い時間だけ体感させるのみでもOKです。
公園デビューの時期は、真夏と真冬以外ならいつでもいいと思いますが、ママが無理のないように過ごせるタイミングを選ぶのが重要でしょう。
初めての公園へ行くときの持ち物や遊び方
公園にはなるべく身軽でいきたいですよね。
そこで、年齢によって必要な持ち物が違うので、0歳~3歳までの年齢別の持ち物と、遊び方や注意点もご紹介します。
持ち物
0歳
0歳の頃は、一番持ち物が多くなりがちなため、一例を紹介します。
【持ち物リスト】
- オムツ、おしりふき
- ミルクの場合はミルクセット(哺乳瓶など)
- 汗ふきタオル(ガーゼ)
- マグ
- 詰め替え用の飲み物ペットポトル
- ティッシュ、ウェットティッシュ
- アルコール消毒
- おんぶ紐
- ベビーカー
- 帽子
- スタイ
- 使用済みオムツなどをいれるビニール袋
- 遊んだ後の着替え
- レジャーシート
- 虫除けスプレー
おむつやタオル、飲み物などは必須の持ち物として準備するといいでしょう。
また、月齢によってはベビー用のおやつなども準備して一緒に持っていくといいでしょう。
まだ歩けなくても柔らかいベビーシューズを履かせておくだけで、靴に慣れる練習になります。
靴下と靴が一緒になったシューズソックスを履かせるのもおすすめです。
1、2歳
持ち物は0歳の頃とあまり変わりはありません。
ただ、まだうまく歩けないお子さんは転んでケガをしたり、服を汚したりしてしまうことも多いでしょうから、消毒やばんそうこう、服が汚れてもいいように着替えを多めに持っていくと便利です。
3歳
3歳を過ぎるとオムツが外れたお子さんも出てきますし、しっかり歩ける子がほとんどになります。
そのため、オムツやおんぶひもの使用頻度がグッと減ります。
ベビーカーも新生児期ころに使うA型ベビーカーではなく、バギーやB型ベビーカーと呼ばれる簡易的なベビーカーで済むようになり、だいぶ荷物が少なくなります。
ただし水分補給の量は増えるので、マグではなく幼児用の水筒があると安心です。
遊び方
もちろん1歳前の歩けない時は、おんぶやベビーカーに乗ったまま外の空気を吸うだけの散歩がほとんどです。
それでもお子さんにとっては初めての体感ですから、子供の成長にとっては大きな効果があります。
イスにしっかり座れるようであれば、ブランコに落ちないように気を付けながら座らせるのも子供にとっては楽しい経験です。
歩けるようになってくると行動範囲が広がり、土や芝生の上を歩く触感が楽しくてずっと歩いているだけのお子さんもいます。
ママが気にならなくケガなどの心配がなさそうなら、裸足で芝生や土の触感などを体験させてあげるのもいいでしょう。
移動が増えれば、砂や草木など、いろいろなものを見たり手で触ったりして遊ぶようにもなります。
また、大きめのボールをゆっくり転がしてキャッチボールをして遊べるようにもなります。
足腰がしっかりしてくると、子供が滑り台や幼児用のジャングルジムなどにも挑戦し始めるようになり、目が離せなくなってきます。
2歳以降は筋力が発達して手先も器用になったりもするので、シャボン玉のような簡単な遊びをしたり、三輪車や幼児用の自転車、キャッチボールなど、道具を使いながら体のバランス感覚を養う遊びをしたりする機会が増えてきます。
初めての公園での注意するポイントも紹介
公園デビューする時に心配なのは持ち物だけではありません。
公園の環境などにも注意をはらう必要があります。
公園と自宅の近さ
公園デビューに選ぶべき公園は、徒歩で行ける距離にあることです。
それは、お子さんにもしもトラブルがあった時に、早く自宅に帰れるようにする必要があるからです。
また、急に天気が悪化することもあるので、公園と自宅の距離は近くであればあるほどいいでしょう。
公園の大きさ
公園の大きさは、できれば小さめの公園を選ぶようにしましょう。
特に、歩けるようになってから公園デビューする場合、お子さんの安全を考慮して公園の大きさを考えた方が安心です。
「よちよち歩きだから、そんなに行動範囲が多くないだろう」と思っていませんか。
よちよち歩きでも子供の動きの予測がつかず目が離せなくなるため、広い公園だと子供がどこかに行ってしまわないか見張るのが大変になります。
そのため、公園の大きさはできたら1か所から全てが見渡せるくらいの小さい公園がおすすめです。
砂場や幼児向けの遊具があること
公園によっては遊具などの難易度が小学生以上の物もあります。
公園の遊具は、小さなお子さんが好きそうなカラフルな色のものがたくさんあります。
そのため、対象年齢以上の遊具に興味深々になり、遊びたいと大騒ぎするお子さんもいるかもしれません。
また、お子さんの気持ちを尊重して対象年齢以上の遊具で遊ばせるとケガの心配もでてきます。
そのため、幼児向けの遊具なのかどうかを確認してから遊ばせるようにしましょう。
砂場は0歳児から安全に遊べますが、小さな子供はなんでも口に入れてしまうため、お子さんが砂場で遊ぶ時は砂や枝などを食べてしまわないか注意を払うとともに、それらを口に入れてはいけないことを親が教えてあげましょう。
砂場のある公園に出かけるなら、砂遊び用のおもちゃも持ち物のアイテムに加えるといいですね。
時間帯
公園に出かける時間帯は午前中がおすすめです。
午前中に体を動かしておくと、お子さんがお昼寝をしやすくなります。
また、初めて公園に出かけるのであれば、早い時間の方が人が少ないのでゆっくり公園を満喫できます。
学校の放課後、午後3時以降は多くの小中学生が公園を利用する時間帯になります。
小中学生は、鬼ごっこや野球、サッカーなどスピード感のある遊びが多いので、小さいお子さんには危険な場合もあります。
さらに、夏休みなどの長期休みは小中学生も午前中から公園で遊ぶため、長期休みの公園デビューは避けた方が無難でしょう。
他のママやパパへのあいさつ
先にお子さんを連れて公園にいるママやパパがいたら、一言だけでもあいさつをするようにするといいでしょう。
その公園に遊びに来ているということは、ご近所さんの可能性も高く、今後、同じ保育園や幼稚園、小学校に通い、顔を合わせて付き合っていく可能性があります。
少しでも顔見知りがいた方が心づよい時もあるので、一言ぐらいはあいさつをするように心がけましょう。
また、これからお子さんが公園にいるお友達同士で遊ぶ機会もあるでしょう。何回か顔を合わせる機会を得れば、ママ友にだってなれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、公園デビューの時期と持ち物や、遊び方などの注意点について紹介してきました。
公園ビューといっても、時期は人それぞれです。
0歳から3歳の時期は、歩けるようになる、お話ができるようになるなどの体の成長だけではなく、いろいろな経験から心も急成長します。
そんな時期に、公園デビューをして自然にたくさん触れ、体をいっぱい動かして、すくすくと健やかに成長をしていってほしいですね。
この記事を書いた
サポーターママ
専業主婦10年以上の1男2女のママです。
育児に奮闘しながらWebライターとしても活動中。
ガーデニングやお菓子、パン作りが好きです。
1日のほとんどを子どもたちとべったりなので、育児疲れの癒しに庭の草花を触ったり眺め、休日などには、子どもたちとお菓子やパンを作って楽しんでいます。時には、子供達とテレビゲームも(笑)
育児は何かと壁にぶつかることが多いですよね。私は今でも試行錯誤の日々です。
ママが頑張らず、家族で笑顔になれるような情報でお役に立てればうれしいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修