抱っこ紐はいつから使う?種類や特徴とオススメ抱っこ紐の選び方を紹介
最近はママだけではなく、パパも抱っこ紐を使っている姿をよく見かけます。
育児をする中で抱っこ紐は強い味方であり、子どもと過ごす時間を快適にしてくれるものです。
外出の時だけではなく、寝かしつけの時にも活用出来ます。
抱っこ紐は昔からおんぶ紐として長い歴史があり、たくさんのママ達が使ってきました。
そして、より使いやすく画期的に改良されています。
出産を控えている方や赤ちゃんとの外出が増えてきた方など、抱っこ紐を検討しているパパやママも多いのではないでしょうか。
ですが、たくさんの抱っこ紐が店頭に並んでおり、どれを買うか迷ってしまいますよね。
また、ひとつの抱っこ紐をずっと使い続ける方、複数個の抱っこ紐をシーン別に使い分ける方など様々だと思います。
どんな種類の抱っこ紐があるのか、どの月齢で使う事が出来るのかを知り、各ご家庭に合った抱っこ紐をぜひ見つけてください。
また、オススメする抱っこ紐をご紹介しますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
抱っこ紐はいつから使う?
ライフスタイルは家庭それぞれ違いますので、いつからどのタイプが必要になるのかはそれぞれ違ってきます。
産後1ヶ月頃まではママも赤ちゃんも無理をせず、外出を控えるママも多いと思います。
ですが、家の中で赤ちゃんを抱っこする時に使う方もいるでしょう。
我が家では長男が生まれた時、黄疸が強く出てしまいました。
まだ抱っこ紐を準備していませんでしたが、通院する事になったので予定より早く購入しました。
その後も次男、末っ子と出産が続きましたが抱っこ紐が必要不可欠でした。
里帰りをしていなかったので、私が家に引きこもるわけにはいきません。
産後14日目には外に出る事も増えていきました。
上の子の保育園の送迎、買い物、家事をしている時など抱っこ紐をしない日はないくらいでした。
我が家のように必要になってから抱っこ紐を購入する場合もありますが、産前に購入する方も多いです。
抱っこ紐は色々な商品が販売されており、メーカーや商品により使える期間が異なります。
購入時は対象月齢を確認するようにしてください。
新生児期から使えるものや、首が座る3ヶ月頃から使えるものなど違いがあります。
また、新生児期の抱っこ紐はインサートの有無、横抱っこや縦抱っこタイプなど様々です。
各ご家庭に合わせて購入を検討しましょう。
抱っこ紐の種類と特徴
抱っこ紐には大きく分けて、キャリータイプ、スリングタイプ、ベビーラップタイプがあります。
キャリータイプ
両肩と腰ベルトで赤ちゃんを支えるタイプです。
大きめに作られているものも多いので、パパも一緒に使う事が出来ます。
対面抱っこの他に、前抱っこやおんぶも出来るので長い期間使える抱っこ紐です。
また、アタッチメントやインサートを付けて首や頭を支える事で新生児期から使えるものもあります。
付属の横抱っこ用の新生児シートを使えばキャリータイプでの横抱っこも可能です。
産後すぐから長く使いたい方は新生児期から使用できるものを選ぶといいでしょう。
また、キャリータイプにはヒップシートキャリアというものもあります。
ヒップシートは赤ちゃんを座らせる台座がついたもので、腰ベルトで装着します。
ヒップシートキャリアは取り外しが出来るので、低月齢時にはキャリータイプ、腰がすわってからはヒップシート単体として使えます。
夏場に長時間外にいる場合、抱っこ紐だと赤ちゃんも暑いですよね。
ヒップシートに座らせて抱っこする事で、少しでも快適に過ごす事が出来ます。
スリングタイプ
幅広の布で赤ちゃんを包み、片方の肩にかけるタイプの抱っこ紐です。
スリングにはリング式、バックル式、チューブ式があります。
長さ調整が可能なものが、二つのリングで調整するリング式、先に調整したスリングをバックルで着脱するバックル式です。
調整作業がないシンプルな形のものをチューブ式と呼びます。
スリングは、ハンモックのように赤ちゃんを包み込めるので片手で簡単に支える事が出来ます。
赤ちゃんにとって、ママのお腹の中にいた時の丸くなる姿勢は安心感があります。
スリングは同じ姿勢で抱っこできるので赤ちゃんがよく眠ってくれるのも嬉しいです。
こちらは新生児から3歳頃まで横抱っこ、縦抱っこと長く使えます。
私もスリングを使用していましたが、首が座っていない時期は特に助かりました。
車の乗り降りがある時などスムーズに抱っこが出来ます。
ただし、片方の肩で赤ちゃんの体重を支えるので肩こりも避けられません。
使う際は左右両肩での使用をオススメします。
ベビーラップ
長い布を体に巻きつけるタイプのものです。
他の抱っこ紐よりも赤ちゃんとの密着度が高いので、赤ちゃんの安心感も高まります。
また、赤ちゃんを上半身全体で支えるので長時間の抱っこに向いています。
体に巻きつける為、自分の体型に合わせる事が出来るのもメリットです。
他には、理想的な開脚姿勢を保ちながら抱っこ出来る点も魅力です。
赤ちゃんのM字形開脚は正常な発育に必要不可欠と言えます。
また、このベビーラップはしっかり首や頭を支えるので、新生児期から縦抱っこでの使用が可能です。
他の抱っこ紐と違い、金具などがないのでベビーラップ自体が軽いのも特徴です。
また、布のみでできているのでコンパクトに降りたたむ事ができ、持ち運びにも便利です。
種類として洋服のように着脱して使うベビーラップもあります。
巻きつけるタイプより簡単に使用出来るので、上手く巻けるか心配な方も安心です。
オススメ抱っこ紐の選び方を紹介
抱っこ紐を選ぶ際はまず、赤ちゃんの月齢に合った抱っこ紐を選んでください。
商品それぞれに月齢、体重、身長が表記されていますので必ずチェックしましょう。
大事な赤ちゃんを抱っこ紐からの転落などから守るためにとても重要です。
それをふまえた上で検討していく事になります。
ですが、先ほど述べたようにタイプだけでも3種類、タイプ毎にも沢山の抱っこ紐が販売されています。
今回は沢山ある商品の中からオススメの抱っこ紐を紹介したいと思います。
アップリカ コアラ ウルトラメッシュ
キャリータイプの抱っこ紐です。
首が座っていない時期はホールディングパッドを使用し、自然な抱っこと同様の角度で横抱っこができます。
他にも縦抱っこ、前向き抱っこ、おんぶに対応しており、体重15Kgまで使えます。
また、骨盤を背後からしっかり支えてくれるので腰の負担が軽減される作りとなっています。
長時間の抱っこによる腰痛は辛いのでこれは嬉しいですよね。
ベッタ キャリーミー!
スリングタイプで肩紐にファスナーが付いているので長さ調整が出来ます。
赤ちゃんが入る部分は立体裁断で大きい作りなので赤ちゃんがすっぽり包まれます。
このスリングの特徴として、軽量コンパクトなので持ち運びにとても便利です。
すぐバックから出して使う事ができます。
ベビーカーでお出掛けした際に赤ちゃんが泣きだすと大変です。
抱っこしながら、ベビーカーを持ち帰らなければならない絶望感を私も何度も体験しました。
他にもカラーバリエーションが豊富な事も特徴の一つです。
シンプルなものからストライプなどもあるのでオシャレを一緒に楽しみたいママやパパにオススメです。
キャリーミーは新生児から11.3Kgまで使えます。
他の抱っこ紐に比べると推奨されている最高体重が低いので、他の抱っこ紐と兼用して使用してもいいかもしれません。
コニー抱っこ紐
洋服のように着脱が簡単なベビーラップタイプです。
抱っこ紐の中でも密着度がとても高く、カンガルーケアのように赤ちゃんとの絆を強くする事が出来ます。
サイズ調整も可能ですので新生児から20Kgまで使用可能です。
また、この抱っこ紐は200gと軽量なので持ち運びがしやすくなっています。
たためるヒップシートTran・ダブルショルダーヒップシート
こちらはヒップシート付きのキャリータイプです。
この抱っこ紐は生後4ヶ月頃から48ヶ月頃まで体重20Kgまで使用可能です。
縦抱っこやおんぶの他に、ヒップシートのみで腰抱っことしても使えるので長く使う事ができます。
また、別売りで生後1ヶ月から縦抱っこ用のパッドも販売されています。
使わない時に場所を取るのが難点であるヒップシートですが、この商品は台座をたたむことが出来るのが魅力です。
赤ちゃんの足が当たる台座部分には三層のクッションが使われており細かい部分も好感が持てます。
子どもはすぐ重くなり、短時間でも抱っこが大変になります。
キャリータイプを卒業した後もヒップシートを使いたい方にオススメです。
今回ご紹介した抱っこ紐はほんの一部となりますが、使用期間や時期の他に生地の種類なども検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
産前産後の大きな買い物のひとつである抱っこ紐ですが、それぞれの特徴をよく理解して納得のいくものを選んでください。
また、どの抱っこ紐を使う時にも赤ちゃんの落下には十分注意するようにしましょう。
下に落ちたものを拾う際などは特に注意が必要です。
正しい使い方を守り、子ども達との大切なスキンシップの時間を一緒に過ごしてください。
子どもを抱っこする期間は、とても貴重であっという間に過ぎていきます。
充実した抱っこ紐のある生活を送りましょう。
この記事を書いた
サポーターママ
ママっ子の長男、マイペース次男、パパ大好き末っ子長女の3人子育てに奮闘中のママです。
最初は育児書の通りしないといけないと頑張り過ぎていました。
今は程よく手を抜きながら子どもと一緒に毎日笑顔で過ごせるのが目標です。
料理、お菓子作りが好きで、節約しながらも子ども達が喜ぶご飯を作ることを常に意識しています。
まだまだ未熟なママですが、我が家の育児方針や子ども達の成長過程が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
また、いろいろな方と接する事で自分自身も成長していきたいと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修