「魔の2歳児」イヤイヤ期を乗り越えよう!イヤイヤ期の大変だった、笑えたエピソード集!
育児をしていると、一度は調べる「魔の2歳児」。
SNSやまとめサイトでは、驚きの連続のお子さんの行動に笑ったり、怖がったり、どこか他人事のように思っていた時期が私にもありました。
しかし、「魔の2歳児」の意味を知ることになったときは、筆者の私は毎日、口から魂を出してました。
今回は、そんな「魔の2歳児」のイヤイヤ期の乗り越え方を紹介します!
今、まさしくイヤイヤ期で疲れている親御さんにも元気が出るような内容を紹介していきますので、ぜひ最後まで見てください!
「明けない夜はない!」イヤイヤ期で悩んでいるみなさんも、こちらを参考に一緒に乗り越えましょう!
目次
魔の2歳児イヤイヤ期とは?イヤイヤ期の特徴と進行段階
そもそも、「魔の2歳児」「イヤイヤ期」とはどういうことなのでしょうか?
子供は成長と共に自我が芽生えていきます。
個人差はありますが、1歳半から2歳の間に「自分でやりたい!」と、いう気持ちと自己主張が強くなっていきます。
しかし、まだまだできないことだらけのお子さんは、その悔しさも説明できず、消化もできずに「いや!」という気持ちに繋がるのです。
この状況のピークが2歳と言われており、そのことから「魔の2歳児」とも言われています。
イヤイヤ期は2歳児のイメージがありますが、実は乳児期の頃からイヤイヤ期が始まっているのをご存じですか?
イヤイヤ期の特徴や進行段階をまとめてみました!
0歳児
0歳の赤ちゃんも実はイヤイヤ期があります。
この時期のイヤイヤ期は、欲求不満が原因だとされています。
「物を取りたいのに取れない ! 」「もうミルクいらない ! 」「もっと飲む ! 」などの不快感からくるものとされています。
また、その不快感から癇癪を起こしやすいのです。
1歳児
1歳児は前述した通り、徐々に自我が芽生えてくる時期になります。
「こっちに行きたい!」と、一人で歩いて行ってしまうなんてこともあるでしょう。
頭の中では「〇〇したい!」と、思っていても行動には限度があります。
自分の思っていることと、現実ではできない現状とのギャップに、ストレスや不満が原因で癇癪を起こしてしまうのです。
2歳児
2歳のイヤイヤ期は、「自我」に「マイルール」が加わります。
言葉や行動が1歳児の頃よりも上手になる分、自分の意思を貫こうとしたり、それゆえ感情的になったりしてしまいます。
「自分がイメージした通りにやりたい!」と、知らないうちにマイルールを作ってしまうためだと言われています。
そのため、他の人が介入することは許しませんし、言葉もうまく伝えられない…
お子さんにとって、この頃の癇癪は「もう、なにもかもイヤだ!」そんな感じなのでしょう。
イヤイヤ期の保護者が陥りやすい間違いと対処法
お子さんは、理由なしに「イヤ!」と、訴えてないことが分かりましたね。
それでは、私達保護者は子供にどんなことに気を付けて対応したほうがよろしいでしょうか?
私達保護者が陥りやすい間違いと対処方法を紹介します。
間違い1:無視・放置絶対に禁止!
間違い1は「無視・放置」です。
「無視しているうちに癇癪が収まる」「そんなこと言うなら、ママ・パパは先に行くからね!」など、心当たりありませんか?
この二つは育児をする上でもNG行動になっています。
これらの行動をとっても、お子さんには何も効力はありません。
反対に子供は絶望感を抱き、気持ちの不安定感や子供の態度が悪化する可能性もあるのです。
しかし、毎日イヤイヤ言われて精神的に疲れているときは予想外の行動をしてしまうものです。
「今、子供のことを無視したかも!」と、思い当たることがあった場合、子供と一回離れてみましょう!
身内にお子さんを預けるのでも良いですし、託児施設や一時預かりをしている保育所などを利用してみましょう。1時間離れただけでも、気分がリフレッシュできますよ。
間違い2:怒りすぎる
間違い2は「怒りすぎ」です。
イヤイヤ期で重要なことは「お子さんのことを受け入れる」ことだと言われています。
しかし、お子さんがしていることが危険だったり、間違いだったりすることもあります。
その時は叱る場面が出てきます。
そう言ったときに、必要以上に怒ることはやめましょう。
必要以上に怒ることによって、お子さんは心に恐怖心を育ててしまいます。
幼い頃の恐怖心は、大人になっても消えない傷として存在することもあります。
叱ること、怒ることは必要ですが、怒りすぎには気を付けましょう。
しかし、イヤイヤ期のお子さんを持つ親は、常に我慢とストレスを虐げられている状態のため、ついつい言ってしまったこともあるでしょう。
もし、言いすぎてしまった場合は素直にお子さんに謝罪し、ギュッと抱きしめてあげましょう。
また、お子さんを叱っても直らない場合は「これ以上言っても無駄!」と、思うことも大事です。
諦めることによって、アプローチの仕方を変えたり、子供目線で見ることが出できたりするかもしれません。
おすすめ対処法は「寄り添う」
イヤイヤ期のおすすめの対処法は「寄り添う」ことです。
とりあえず、子供の思いのままやらせてみて、その結果がよくも悪くも、最後まで見守ってあげましょう。そして、お子さんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
できなかったこと、悔しかった気持ちを共感してあげることで、お子さんは受け入れてもらえたと思うことができます。
受け入れられたことで、お子さんの心の安心感に繋がります。
魔の2歳児イヤイヤ期のエピソード集:大変だった、笑えた体験談
これまで「魔の2歳児」の大変さを紹介してきましたが、みなさんの感想はどうでしょうか?
やはり、「大変そう」「育児に自信がない」という気持ちでしょうか?
でも、安心してください!
「魔の2歳児」だから、大変だったことはもちろん、笑えた体験もあるんです。
最後に私の子供のイヤイヤ期エピソードを紹介します。
長女の場合:寝るのがイヤイヤ!
エピソードの一つ目は長女の睡眠に関する話です。
長女は寝ることに対して、強い拒否反応を示します。
月齢も1歳半ばくらいで、あまり上手に話せなく「ねんね、やーや!」と、泣き叫びます。
抱っこしてると、暴れまわって本当に大変でした。
しかし、長女には入眠する魔法の言葉と行動があります。
「寝てていいよ」と、言いながらおでこから顎に向かって顔を撫でます。
このとき、目を軽くつぶらせるようにすることがポイントです。
「ふぎゃー!!」と騒ぎまくってた娘は、すんなり眠ります。
お昼寝も全力拒否をしますが、ベビーカーで散歩して5分後に寝てしまいます。
寝る直前まで全力で騒ぎ、拒否するくせに、いきなり静かになり寝てしまうため、「寝かせミッションクリア成功!」と思うのと同時に、「眠さに負けてしまった娘の寝顔は最高に可愛い」と、笑ってしまいます。
長男の場合:長女が大好きだからイヤイヤ
エピソードの二つめは、長女と長男の話です。
長女と長男は10ヶ月しか離れていない年子兄弟のため、小学生になった今でも、長男と長女は仲良しです。そんな長女大好きな長男のイヤイヤ期も、私は頭を悩ませました。
「長女と一緒の服を着たい!」と、主張するのです。
言葉の発達が早かった息子は、長女とのお揃いの服を要求します。
お揃いのT-シャツを与えても「違う」と言うので、「何がいいんだ?」と尋ねると「ピンクのスカートを履きたい!」と長男が主張し、長女も「長男と一緒の服を着る」と主張する始末です。
「一緒の服じゃないとイヤイヤ」という二人に「とりあえず、気が済むまで着せてみよう」と思い、長男と長女が持っているお互いの服を交換してファッションショーをさせました。
「お揃い」は叶えられてあげられませんでしたが、同じ色のスカートを履くことで気持ちは満たされたようでした。
次男の場合:エビが好きでイヤイヤ
エピソード三つめはエビが大好きな次男の話です。
私も夫もピアスをしていて、時々ネットで新しいピアスを見ています。
パソコンのネットショップでピアスを見ていたとき、次男がエビのピアスを発見!
次男は、生でも、ボイルでも、焼くのも、とにかくエビが大好きです。
食べるだけでなく、ぬいぐるみや箸、枕までエビへの愛情が重い次男が、「オレ、エビのピアスしたいから、ピアスあけて!」と……
次男にはピアスは大きくなってからあけてほしいことや、そのときにピアスを買ってあげることを説明しましたが、「エビのピアス欲しい!」と、ことあるごとに言ってきます。
「エビじゃないとイヤイヤ」「いつになったらエビ買ってくれるの?」「オレ、大きくなったって、先生に言われた(身体測定で、身長が伸びたっていう意味で)」と、エビ、エビ、エビ攻撃が続きます。
正直、「しつこい!」と言ってしまいそうなのをぐっと我慢して「中学生よりも大きいお兄さんになったらね」と、言っていました。
そうしたら今度は「オレ、牛乳飲んでも大きくならない……」と残念がっていました。
エビへの重すぎる愛に笑ってしまうし、牛乳を飲んで努力しようとしている純粋な心に癒されました。
次女の場合:長男イヤイヤ
エピソードの二つ目は、長男と次女の話です。
次女が生まれると、長女と次男は次女のことを可愛がってくれましたが、長男は興味を示しませんでした。母親として「お兄ちゃんして!」という気持ちはありませんでしたので、気にしていませんでした。
長男以外の人間は可愛がってくれると自覚をしているのか、次女は2歳のときに長男を完全拒否し「隣にいるだけでイヤ」「話しかけるだけでイヤ!」と、それはまるで思春期の父と娘のような光景でした。
次女の理不尽な長男イヤイヤに、母としてもどう接していいか分からず、母親の私も困惑してしまいました。
次女と遊んでいる中で、長男を混ぜさせるなど、次女と長男の時間を作っていきました。
今では二人は仲良く遊ぶ時もありますが、大半はケンカしてます(笑)
ケンカするほど仲がいいという言葉を信じて、毎日ケンカの仲裁に入る母です。
まとめ
今回は「魔の2歳児」のイヤイヤ期のエピソードや乗り越え方を紹介しました。
イヤイヤ期は0歳の不快感から始まり、自我の芽生えと体の発達とともに、現実と理想のギャップからの癇癪だと言うことが分かりましたね。
そんなイヤイヤ期では、無視や強く怒ることはせずに、子供に寄り添い、見守り、共感することで、子供の心を受け止めるていくことが大切です。
しかし、親もお子さんの対応に疲れてしまうこともあります。
そんなときは、身近な人を頼ったり、保育所や自治体が行っているサービスを使い、子供と離れてリフレッシュしたりする時間を作りましょう。
大変だったけど、その分素敵な思い出もたくさんあります。
イヤイヤ期を乗り越えると、不思議に「そんなこともあったな」と笑い話になってしまうことが多いでしょう。
また、大変だったから子供の成長を感じることができます。
イヤイヤ期に悩んでいるみなさん、恐れている皆さん、明けない夜はないんです!
あともう少し踏ん張りましょう!
この記事を書いた
サポーターママ
しっかり者の長女とお調子者の長男、甘えん坊な次男と気分はアイドルの次女の4人の子供を育てるママです。
なぜか、全員パパ似で、顔もそっくり!私の遺伝子はどこへ…?
そんな4人の子供との生活は毎日がハチャメチャ!
よく食べ、よく動き、よく寝るの子供たちを見ながら、毎日育児の大変さを痛感しています。
そんな私の経験を通して、同じ悩みを抱えているママ、パパさんに少しでもクスリと笑えるようなエピソードと斜め上の育児テクニックを発信できたらと思っています!
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修