先輩ママのトイレトレーニング成功体験談と実践のコツやアドバイス
私には2人の子どもがいますが、どちらも3歳を機にトイトレを開始し、2人とも無事にトイトレが完了しました。
長女は幼稚園の満3歳児クラスに入り、そこからトイトレを始め、長男は幼稚園の年少クラスに向けてトイトレを開始しました。
当時は子どもがオムツを外して生活をしているイメージがつかず、頑張って卒業させたいと思うほど失敗が目につき、途方に暮れていました。
そこである日、保育園の保護者会で先輩パパママの言葉をきっかけに、コツを掴んでスムーズに進み、とんとん拍子で外れました。
その実体験を交えて、ご紹介していきます。ぜひ最後までおつきあいください。
トイレトレーニングで成功した先輩ママの実体験とは?
お気に入りのキャラクターパンツを買う、パパも子どもの好きなキャラクターパンツを買う
息子の通っていた保育園では、保育士の先生を囲んで最近の子どもの状況を報告する機会がありました。その時にちょうど3歳児クラスだったので話題は「パンツ」でした。
お姉さんやお兄さんがいるお友達はとても早くからトイレに興味を持って、その子のパンツを買い与えることでスムーズにトイトレが始まり、すぐに取れたそうです。
また、一人っ子のお友達も大好きなミニーちゃんのパンツで頑張ってトイトレを始め、しまいにはパパさんまでもミニーさんのパンツを買って、家族みんなでトイトレモードだったと聞きました。
他には、お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に過ごしていることから自然に学ぶ子や一緒にパンツを選ぶとやる気が増した、などの話もありました。
親はイライラしてしまうものですが「怒らない」ようにすることが大切です。
できなくて当たり前ですし、周りの子がオムツを卒業して焦りますが、子どもの成長やタイミングはそれぞれなので、様子を見ながら挑戦してみてください。
効果的なトイレトレーニングのコツと先輩ママのアドバイス
トイレトレーニングの開始時期
息子は保育園を通っていましたが、引っ越しに伴い新しい保育園を挟んでから幼稚園に入園しました。初めの保育園では「保育園でおむつを外してくれる」と聞いていましたので、トイトレ開始は周りの子が始めたら一緒に始めてくれていました。
2歳の誕生日、たまにトイレでおしっこができると聞いて「これは取れるのが早いぞ」と期待していましたが、引っ越しや転園、環境の変化、何より親の余裕がなくなってオムツ生活にすっかり変わってしまいました。
やっと入れた新しい保育園は「家庭で外れるようになったらパンツで登園してもよい」ということでした。結局は家庭でがんばらないといけません。
我が家は年少からの幼稚園入園に向けて1か月前から取り組み、何とか間に合いました。
ベネッセのこどもちゃれんじの調査によると、最も多い開始時期は「2歳から2歳半ごろ」のようです。まずはこのようなことができるか、確認してみてください。
- おしっこをして2時間以上間隔が空く
- トイレまで1人で歩くことができる
- 自分の意思が伝えられる
- 便座に座っていられる
さらに、親の余裕がある時にしましょう。
「イヤイヤ期がひどい」「ママが妊娠や出産前後」などは少しタイミングをずらしてもいいと思います。
環境を整える
補助便座を用意する
個人的にはおまるの出番は少なかったです。
我が家の子供たちは、2人とも大人と同じ便座にお尻が落ちないように補助便座を付けてできるようになりました。おまるはおもちゃのようになってしまい、万が一できた時もトイレに尿や便を捨てに行って洗うことが手間に感じました。
- 好きなキャラクターのもの
- シンプルなもの
ステップもあるとより良い
足場を安定させるものです。
よく聞くことは「おしっこはできるのにうんちはトイレでできない」ということです。
その理由としては「便座がひんやりしている」や「うんちが便器に落ちる時にぴちゃと落ちる音や水がいや」「踏ん張りにくい」などがあるそうです。
一度嫌なイメージがつくとしにくくなると思いますので、用意しておくとすんなりできるようになるかもしれません。
我が家は購入せず、親が座らせていました。
無くても大丈夫なものですが、周りのお宅にはついていて子どもは便利そうでした。
トレーニング用や普通のパンツを購入する
最低でも3枚は必要です。1日で3枚使い終わってしまうこともあります。
子どもの大好きなキャラクターでパンツが売っているか、調べてみてください。
男の子におすすめ
- 新幹線
- ドラえもん
女の子におすすめ
- すみっコぐらし
- ディズニー
- マイメロディ
ご褒美シールを用意する
台紙は手作りしても良いかもしれません。
「トイレに行けたら」や「おしっこができたら」など、ルールを決めてシールを渡します。
子どもは嬉しそうに貼っていました。
おもらししても慌てないように防水シーツを用意しよう
保育園でトイトレ中に必要になり、揃えました。
保育園で使わなくなってからも自宅で使えて便利です。
オムツを卒業してからも夜中にもらしてしまうことが多々ありますので、夜用のオムツと防水シーツがあればママも安心ですね。
防水シーツ
「しーしー」などの言葉で促す
便座に座れるようになったのに、いざ出そうと思っても出ないことが続きました。
私は話をしながらリラックスさせたり、耳元で「しーしー」などと言ったりしてトイレモードにすると、時間はかかりましたが出るようになりました。
失敗から学ぶ!トイレトレーニング成功への道
イメージトレーニング
絵本やおままごとから「トイレに行く」ということを伝えました。
特におすすめの絵本を2冊ご紹介します。
オムツのなか、みせてみせて! パイインターナショナル出版
知りたがり屋のねずみくんがお友達のパンツの中を見せてもらうお話です。
最後に、ねずみくんの秘密が分かります。この絵本を読むと「うんち」にも興味が出てくるみたいです。
ノンタンおしっこしーしー 偕成社出版
トイレに誘う
朝起きてすぐやお風呂に入る前、寝る前などに「トイレ行く?」と声を掛けてみましょう。
また、オムツを覗いておしっこが出ていない時にも聞いてみます。
トレーニングパンツに挑戦!
おむつから普通のパンツに移行するためのパンツを「トレーニングパンツ」と言います。
おむつはおしっこをしても不快感が無いように作られていますが、トレーニングパンツは不快感があり、トイレでおしっこができるように促すものです。
【失敗談】
我が家はオムツから普通のパンツにすぐに挑戦してしまい、息子はすぐにうんちをしてしまいました。私が一瞬離れたすきのことでパンツの脇からうんちが落ちてしまい、家の中に転がっていました。
飼っている犬がそれを嗅いでくわえようとしていたたため、慌てて掴んでトイレに捨てに行きました。
それを見ていた家族に「トイトレは家でしないで」と言われ、悲しかったです。
まとめ
1人目よりも2人目の方が手をかける時間がなく放っていましたが、きちんと外れて良かったです。
上の子の時は親も一喜一憂していて、卒業までは果てしなく、幼稚園の先生にも相談をしました。
先生も一緒に頑張って見守ってくださいましたが、子どもの顔を見ると「トイレ行く?」「出た?」などの声がけが逆にストレスになってしまったようで、幼稚園にいる間の5時間ほど全くトイレに行かなくなってしまいました。
そのようなこともありましたが、一番はそれぞれ子どものタイミングがあると思いますので、難しい時は一度オムツに戻っても良いと思います。
ママも無理をせず、良きタイミングでチャレンジしてみてください。
そして、トイトレが終わると「オムツから解放」されます。
一番お得に買える方法を探して購入していましたが、その必要がなくなり、パンツはオムツに比べてそこまで頻繁に変えずにサイズアウトした時のみ購入していて、個人的にとても嬉しかったです。
もし、いまトイトレを考えていたり、壁にぶつかっていたりする方がいたら、ぜひ成功された方の話を聞いて1つずつチャレンジしてみてください。子どもに合う方法が見つかるかもしれません。
この記事を書いた
サポーターママ
何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修