年子育児を経験した先輩ママからアドバイス!上手に乗り越える方法を紹介
2人目と3人目が年子のお子さんを出産するママ友さんがいました。
我が家とちょうど1人目と2人目が同い年だったので、ママさんや子供たちの健康が心配になりましたが、3人目のご出産ということもあり、とてもポジティブに日々を過ごされていました。
2人目のお子さんを妊娠中の時も復職されていました。
ママさんが臨月の時にお子さんの運動会がありましたが参加されていて凄いと思いました。
その後出産前でしたがご主人の海外赴任も決定してしまい、出産後に海外へ家族移住をする決断もされていました。
出産後は3人目のお子さんが最低限の予防接種が終わるころに、お子さん3人連れてご主人と海外生活をスタートされていました。
3人目のお子さんが生まれて間もないころも、新生児ちゃんと産褥期のママさんが上のお子さん2人も連れて公園に来てくれました。
同じように子供を2人連れて行った私はへとへとで、そのママさんの生活を想像するとそれは大変だろうと思いました。
公園に行ったり、駄菓子屋へ行ったりして、ママさんが前向きに過ごされていて、周りの私たちにも状況を伝えてくれていましたので私たちも「手伝っていかなくては」という思いになりました。
実際に年子を出産されてどんなことが大変だったのか、どんなことを協力すると良いのかということもご紹介できればと思います。
目次
年子育児の特徴とは?
年子育児で大変なこと
年子の定義は「同じお母さんから1歳違いで生まれた兄弟姉妹のこと」です。
例えば、1人目が2022年2月に生まれ、2人目が2024年1月に出産しても年子です。
日本の学年が4月から3月までで区切っているので、上のお子さんが早生まれの場合2学年差になります。
年子は1学年差だけでありません。
また上のお子さんが4、5、6月くらいで下のお子さんが3月末に生まれた場合、同学年になるということもあります。
もしかしたら「うち、年子じゃん」という家庭もあるかもしれません。どのようなことが大変なのでしょうか?
妊娠中がしんどい
上のお子さんが0歳児から1歳児に成長しどんどん動けるようになります。
一方で、ママさんのお腹はどんどん大きくなり身動きが取りにくくなるため、子供の面倒が大変になってきます。
つわりや切迫早産など、ママの体調によってはお子さんのお世話が難しいこともあります。
費用がかかるタイミングが続く
年齢が離れていても出費が重なることがありますが、幼稚園へ入園し制服を揃えたり、小学校に入学するためにランドセルを用意したりすることが2年連続して続きます。
受験などで大きな出費が続くことも予想されます。
出産後に、上の子を見られない
妊娠中も大変なことはありますが、出産後はもっと大変になります。
まず新生児との生活は過酷で、睡眠は少ししか取れません。
その上、体が痛い中沐浴をしたりミルクや離乳食、日中のお世話などをしたりして、身体的にも精神的にも辛い状況です。
さらに上のお子さんのお世話もあります。
お子さん2人を連れての外出は困難が予想され、2人同時に泣いてしまう時などもありどうしても手が足りないと感じます。
年子とのお風呂も準備が必要で、ママ自身のことが何もできません。
年子育児を上手に乗り越えるためのアドバイス
コロナ禍で、遊べていたところが閉まったり無くなったりして親子で過ごす場所が少ない時期でした。
自宅もあまり子供が騒ぐと、近所からのクレームが来てゆっくり過ごせないという声もよく聞きます。
部屋も、子供がいて散らかるのは当たり前、本当は鳴き声やけんか、音も当たり前のはずなのに相当気を遣います。
完璧に家事をこなすことは「不可能」と割り切って、掃除など毎日しなくても生きていけることは目を瞑りましょう。
定期的に家事代行やベビーシッターを利用して、ママさんの心と体の健康を保つことが大事です。
他にも、このような方法で皆さん乗り切っているみたいです。
宅配サービスを利用し、調理グッズなども揃える
幼い子供を2人連れての食料調達は難しいので、宅配の登録をしました。
紙に記入して注文もできますが、スマホ1つで注文ができ、少し自身へのご褒美として食べたいものを選ぶこの時間がストレス発散になりました。
子供を保育園に預けて仕事をする
パートナーや両親に頼ることも大事ですが、パートナーのお仕事や実家から離れていて難しい方もいると思います。
そんな方には保育園やベビーシッターなどで子供を見てもらい、その間に仕事をするという方法もあります。
初めは子供の健康状態や自身の睡眠不足などから続けられるか心配になる気持ちもありますが、子供から少し離れる時間を持てて、限られた時間で子供と過ごすのでより愛おしく感じます。
また妊娠中に住んでいるハローワークや子育て支援の機関などに相談して、情報を収集すると良いと思いますよ。
家を児童館のように遊び場にする
毎日お弁当を作って児童館に行っていましたが、コロナ禍で閉まってしまいました。
そこで自宅を遊び場にしてみました。
床には騒音や汚れ防止にもなるマットを敷いて、おもちゃをしまう棚も簡単にまとめられるように工夫をして、子供が出したり閉まったりできるようにしました。
部屋の中にテントのおもちゃも出して、狭いけれど子供の空間を作りました。
子供にとってまるで隠れ家のようなテントで気に入ってくれました。
その中で、ボールやおもちゃをざっと入れて遊んでいました。
ベランダも安全に遊べる方は、夏にビニールプールもおすすめです。
子供と外のプールに行くことはとても難しいですが、家の中ならすぐにお風呂にも行けます。
同時に2人を見られて安全でした。
ただご近所さんも同じように子育て世代の家庭が多い場所なら理解してもらえると思いますが、住んでいる場所によっては騒音などのトラブルにもなってしまうようです。
移動するための乗り物をいくつか準備
免許を持っていなかったので車の免許を取りました。
子供2人との移動もしやすくなり、取得して良かったです。
3人乗り電動自転車も購入して、送迎をしていました。
2人乗りができるベビーカーやワゴンも用意して、移動のストレスを少しでも和らげました。
先輩ママたちからの声:年子育児を経験して気づいたこと、やって良かったこと
「段階的に大変なことがやってくる」そう言ったママさんがいて、そうだなと痛感しました。
寝かしつけも1人が「この絵本が良い」と言ったらもう1人が「私はこっちが良い」と言って違う本を要求することがあります。
食事もどちらも食べさせなくてはいけない状況で、お風呂も1人ずつ入れるにしても安全な状態でいられるか分からないし、ママさんは常に心配して走って怒って泣いて、とても過酷な日々を過ごしていると思います。
ただ歯磨きなど自分でできることが増える3歳児以降、楽になってくることが多いようです。
年子育児で良かったこともあります。
例えば育児グッズやお下がりはタイミング良く使えます。
出産、育児の経験がすぐ生まれる年子育児に生かされます。
さらに年子の子供が一緒に大きくなり、仲の良い時は一緒に遊んでいてくれます。
園や学校行事もまとめて行けます。
受験時期も重なりません。
手がかかる時期は続きますが、手が離れ落ち着く日も一気に来ますよ。
まとめ
年子とは言っても双子のように大変なことが多いと思いました。
年子を出産される方は周りに気を遣ってしまうかもしれませんが、周りのママさんに頼ることも大切です。
私も自分の子供で手一杯でしたが、一緒に公園へ行ったり遊んだりして私も楽しい時間を過ごせて救われました。
育児は本当に大変なことの連続で「いつ楽になるの?」と思うことが多いですが、孤独が一番辛かったんだと気づきました。
ぜひ、大変さを表に出して一緒に解決してくれる方と協力して、安心して過ごせるように願っています。
この記事を書いた
サポーターママ
何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修