年子育児を経験した先輩ママからアドバイス!上手に乗り越える方法を紹介|学習プリント.com

年子育児を経験した先輩ママからアドバイス!上手に乗り越える方法を紹介

年子育児を経験した先輩ママからアドバイス!上手に乗り越える方法を紹介
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まず「年子」とは「同じ母親から産まれた年齢が1つ違いの子供」のことを示します。
つまり上の子が1歳11か月になるまでに生まれた場合に「年子きょうだい」の定義に当てはまるということですね。
一般的には「一学年差のきょうだい」のことと思われがちですが、生まれ月によっては「二学年差」や、まれに「同学年」となるパターンもあるようです。

我が家の場合は長男が11月生まれ、次男が翌々年の1月生まれで1歳2か月差なので、一学年差となります。
長男が1歳を過ぎたと言っても、まだまだ赤ちゃんのような存在です。
そこへ新たに赤ちゃんのお世話が加わるとなると、言うまでもなく大変でした。
ですがそれ以上に家族が増えた喜びや、成長を見守る楽しさも倍になります。
年が近いからこそお互いに良い遊び相手となるようで、2人で遊んでいる姿は、たまらなく愛らしいものです。

こちらでは私の実体験をもとに、大変だったことや実際に使ってみて役にたった育児グッズなどをご紹介いたします。

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年子育児の大変な時期

年子育児の大変な時期

大変な時期は3年~4年

産後、体が回復していない状態で育児がスタートするのは記憶に新しいことかと思います。
授乳に抱っこだけでも一日があっという間に過ぎてしまいヘトヘトですよね。
赤ちゃんが寝たタイミングで一緒に休みたい!と思っても上の子が居るため、そうはいきません。
ここからが目まぐるしい日々の始まりでした。

我が家は長男のトイトレが完了する4歳頃までが一番大変だった気がします。
その年には幼稚園に入園したということもあり、少し落ち着いた時間を過ごせるようになりました。

子どもの成長過程にもよりますが、年子育児は上の子が3歳~4歳になる頃まで大変な時期が続くと想定しておくと良いでしょう。

お出かけのハードルが高い

赤ちゃん1人を抱っこしながらスーパーやお散歩に行くのは、それほど大変ではないと思います。
なにせ赤ちゃんは寝ていてくれることが多いですからね。
遠くまでお出かけするとなると、オムツや着替えなど荷物は増えてしまいますが、それでも1人分です。
ですが難関なのは上の子も一緒連れて行く、ということです。
1歳を過ぎた子であれば、自我が芽生えてイヤイヤ期に突入し始めることでしょう。
スーパーに行って帰ってくるだけでヘロヘロ…なんてこともよくありました。
上の子がおとなしくベビーカーに乗ってくれている間は助かるのですが、そう上手くはいきません。
途中で降りたがったり抱っこを要求されてしまえば、どうすることも出来ません。
とにかく必死で家に帰るしかなくなります。

赤ちゃんを抱っこしながら自由に動きたがる子を連れて行くというのは、とにかく気力と体力が必要です。
特に公園で遊んだ後に「かえりたくない!」と、かたくなに動いてくれないこともよくあり、ひどい時は地面にひっくり返って「いや!」しか言わなくなった時には、完全にお手上げです。
下の子も同じように公園遊びが出来る頃になると、同じことが繰り返されるわけです。
2人一緒に落ち着いて公園に行けるようになるまで、やはり3年ほどかかりました。

特に食事は波乱

1歳を過ぎれば1日に3回食になり、手づかみ食べなどが始まります。
準備をするだけでも大変ですし、あちらこちらに散らばった食べカスを片付けるまでが本当に大変ですよね。
中には、上の子が卒乳出来ていないという人もいるかもしれません。
2歳頃までは、まだまだ食事中につきっきりの必要というご家庭も多いことかと思います。
そんな中、さらに下の子の離乳食も始まるとなると、壮絶なのは言うまでもありません。
片付けは最後の後回しにし、いかに自分が早く食べれるかが重要です。

私の場合、子供と同じように手づかみ食べ出来る余り物のオカズやパン、とっくにぬるくなって伸びきったカップ麺ばかり食べていました。
温かい食事をゆっくり食べられることが、どれほど幸せなことかと何度も考えたものです。

お風呂

本来ならゆっくり湯舟に浸かり、1日の疲れを癒したいですよね。
ですが子供と、まして年子きょうだいを1人で入浴させるというのは癒しどころか疲れが増すことでしょう。
お風呂の時間にパパや同居している家族が居れば協力してもらえますが、必ずしもそのような状況とは限らないと思います。

実際に私も、ほぼワンオペでしたので大変さは強く共感できます。
転んで怪我をしないか、赤ちゃんは大丈夫だろうかと気掛かりばかりで、自分自身はカラスの行水のように本当に洗えてるのか怪しい状態でした。
上がってからは泣き続ける赤ちゃんを拭いて服を着せるだけで一苦労、次はじっとしていない長男を捕まえて服を着せるまで、自分は髪も濡れたまま裸でいることは日常でした。

寝かしつけ

寝かしつけと言っても、夜だけに限ったことではありません。
2人の入眠の良さに大きく左右されることでしょう。
1人だけでもスムーズに寝てくれるとありがたいのですが、同時に大泣きして抱っこを求められても、ママ1人の時は2人一緒に相手をしてあげられません。
もちろん夜の寝かしつけも同様です。
やっと寝たと思ってもどちらかが泣き、つられるように寝ていた子が泣きだしてしまうと、もうこちらが泣きたくなります。

私の場合、お昼寝のタイミングの時は2人を車に乗せて小一時間ほどドライブで寝かしつける日もありました。
おかげでこちらは休むどころか全く気が抜けない状態でしたが、2人とも車には嫌がらずに乗ってくれる上に確実に寝てくれる子だったのが唯一の救いでした。

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先輩ママからアドバイス!上手に乗り越える方法を紹介

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子どもの食事は市販でも良い

少しでも食事の際の負担を減らしたい方は、ぜひ市販のベビーフードも積極手に取り入れてみてください。
バリエーション豊富ですし、栄養面も配慮されている上に月齢にあった目安量となっています。
また、赤ちゃんには母乳の代わりにミルクがあります。
もちろん母乳で育てたい、授乳することに負担がないという方は必要ないでしょう。

ですが、ミルクを使用することでママの負担が下がるのも事実です。
私は長男の頃から主にミルクを利用していたということもあり、次男もミルクで育ちました。
パパがいれば任せられるし、長男の食事の世話をしながらでも難易度がはるかに下がりました。

お出かけの際は心と時間に余裕を持つ

グズられると、どうしてもイライラしてしまいます。
少しでも心の負担を減らすためには、まず時間の余裕を作ることです。
買い物はパパが居る日にまとめ買いをしておいたり、またネットスーパーなどを利用して出かける頻度を減らすと良いでしょう。

まだ上手く2人を連れて行けないときは、なるべく自宅の近くですませましょう。
子供が泣いてグズったらすぐに帰れる距離だと気が楽です。
どうしても遠くへ出かけなくてはいけない際は、周辺施設をあらかじめ調べておきましょう。
どちらかグズってしまった時の休憩場所を知っておくだけでも慌てずにすみますよ。

1人がツラいなら頼れる場所を探す!

身近に頼れる人が居ない人は、まずは近隣で利用できるサービスを探してみましょう。

近くの支援センターを調べる

これまで産後のことについてお話しましたが、妊娠中ももちろん大変です。
つわりなどで体調がすぐれなくても上の子と遊ぶのがツライと感じる時もありました。
支援センターであれば屋内なので雨の日も利用でき、安全面にも配慮されています。
保育資格を持っている職員さんが居る場合もありますので、子育てのことに相談を乗ってもらいながら上の子の遊び相手になってくれ、とても助かりました。

他のママやお子さんとも交流できるのでママ自身の気分転換にもなりますよ。

一時保育を利用してみる

「一時保育」とは、一日や数時間単位で子供を預けられるサービスです。
認定保育園や認定こども園で通常保育と別枠で受け入れているところもあります。
また、認可外保育園や地域の子育てセンターなどでも受け入れています。
施設によっては預けられる年齢・時間・料金・申請方法などが異なるため、自治体の窓口やホームページなどで確認してみてください。
そのほかにも民間の託児所やデパートなどの一時預かり所、ベビーシッターを利用する方法もあります。

不安やイライラを抱えていると、子供はそれを感じ取ってしまします。
気を張り詰めすぎず、ご家庭に合った頼れる場所やサービスを上手に取り入れてみてください。

お風呂と寝かしつけに役立ったアイテム

入浴中はバスチェアがあると安心です。
我が家は沐浴が終わった生後2か月から使えるタイプを使用していました。

また日中はもちろん、入浴後はバウンサーなどがあれば赤ちゃんはご機嫌に待っていてくれます。

我が家でバウンサーではなく、コンビのネムリラが大活躍してくれました。

長男出産後に、両親からプレゼントしてもらって以降、次男が2歳になっても大活躍でした。
長男は抱っこから布団へ降ろすと必ずと言っていいほど泣いてしまう子だったのですが、ネムリラのおかげでスムーズに寝てくれました。
ネムリラ本体は重量があるので1階から2階へと気軽に持ち運べません。
ですがキャスターがあるので段差のない同じフロアであれば楽に移動できます。

お風呂の時は脱衣所に移動させておき、上がったときに置いてあげることで泣かずに待ってくれていました。
また、高さ調節とリクライニング機能も備わっています。
本体に取り付け可能なテーブルもあるので、食事用のベビーチェア代わりに2歳半ごろまでであれば問題ありませんでした。
電動タイプと手動タイプで値段が大きく変わりますので、ご検討される際は付属品も含め、よく確認してください。

まとめ

年子育児は大変な日々の連続です。
ですが大変な思いを2倍経験したからこそ、その何倍も楽しくて幸せな日々が待っています。
2人同時に泣いてしまっても、慌てる必要はありません。

深呼吸しながら順番に観察し、出来ることから取り掛かれば大丈夫です。
どちらかの相手をしているときは、もう一人に目を向けられない時もあるでしょう。
そんな時は子供の声を聴き、話しかけ、ひとりぼっちじゃないよと伝えてあげると必ず愛情は伝わります。
ぜひ、年子ならではの経験を楽しんでください。

この記事を書いた
サポーターママ

いとママのプロフィール写真 いとママ 2男のママ

慎重派の長男と猪突猛進の次男をもつ、年子男子のママです。
出産を機に退職して、現在は専業主婦として在宅ワークに挑戦中。
元気があり余っている年子男子の相手は、ハードな日々の連続ですが、それと同時に楽しい出来事で溢れています。
上手くいかない事なんて、今でも山ほどあります。ですが「なるようにしかならない」とポジティブ思考で乗り越えてきました。
実体験から少しでも不安や悩みが吹き飛ぶような情報を発信しますので、お役に立てれば幸いです。

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