季節ごとに喜ばれる出産祝いを紹介!気になる相場は?
兄弟姉妹や親戚、親しい友人、職場の同僚といった人たちに赤ちゃんが生まれることはとてもおめでたい出来事。
「おめでとう」という喜びの気持ちが伝わるような、ステキなプレゼントを贈りたくなりますよね。
しかし、これまでに出産祝いを贈った経験がない方であれば尚更、「どんなものを渡したら喜んでもらえるのかな?」「金額相場ってどれくらいなの?」と分からないことが多々あるでしょう。 そこで今回は、お祝いの気持ちを示す出産祝いにはどのようなアイテムを選べばよいのか、季節ごとのおすすめや相場などと共にくわしく解説していきたいと思います。
目次
春に喜ばれる出産祝いと気になる相場を先輩ママが紹介
金額の相場は、贈る相手との関係性や親密度、贈る側の年齢や職業の有無、地域や世代などによって様々。
とはいえ、安くても高くても相手に気をつかわせてしまうので、相手との関係性に合わせた相場を確認しておくことは大切です。
ひとまず一般的な相場を知った上で、4や9といった“忌み数”を避けた金額のものを無理のない範囲で贈り、祝福の気持ちを伝えるようにするとよいでしょう。
そしてお祝いのプレゼント選びは金額だけでなく、相手の好みや実用性、生まれた季節を意識しているかどうかも重要なポイントです。
友人や知人への出産祝いの相場は3,000~10,000円程度ですので、友人や知人の春生まれの赤ちゃんに対して贈るのであれば、以下のようなアイテムがおすすめですよ。
ふだんから仲良くしている友人や幼なじみといった関係性であれば、10,000円ほどのものでもいいでしょう。
友人からすでに出産祝いをもらっている場合には同じくらいの価格帯のものが適切です。
相手の好みがよくわかっている関係性だからこそ、出産祝いとして定番の人気ブランドのベビー服を贈ってみるのもよいですよね。
汗をかいたりミルクを吐き戻したり汚れてしまったりと、ベビー服は複数枚あるととても助かるもの。
いくら可愛らしくても「どうせすぐに大きくなっちゃうし…」となかなか複数枚買うのを躊躇してしまうブランドの服であれば、喜ばれること間違いなしですよ。
春生まれの赤ちゃんに対して贈る場合には、その先で使いやすい70センチの秋物や80センチの春夏物にするなど、実際に着るようになる季節とサイズを考慮に入れることが大切です。
また赤ちゃんはとても汗っかきですので、通気性や吸湿性がよく肌触りのよいものを選んであげてくださいね。
ふだんあまり付き合いのない友人や近所の知人などへの出産祝いであれば3,000~5,000円ほどが一般的。
赤ちゃんの体を拭くだけでなく、少し肌寒いときにおくるみの代わりになったり、オムツ替えのときのシーツにしたりと、実用的で何枚あっても困らないタオルはもらって嬉しいプレゼントになることでしょう。 敏感で繊細な赤ちゃんの肌に直接触れるものですので、オーガニックコットンを使用した肌触りのやさしいものが喜ばれますよ。
複数の友人で連名で贈る場合には、1人あたり2,000~3,000円ほどでちょっと高額な家電をプレゼントするのもよいですよね。
花粉やほこり、ウイルスなどの目に見えない汚れから免疫力の低い赤ちゃんを守ってくれる空気清浄機はピッタリですよ。
夏に喜ばれる出産祝いと気になる相場を先輩ママが紹介
親(赤ちゃんから見て祖父母)から子(赤ちゃんのパパやママ)に出産祝いを贈る場合の相場は30,000~100,000円、兄弟姉妹へ贈る場合には10,000~30,000円とされていますが、一番親しい間柄ですので、相手の希望を聞いた上で高価で実用的なものを贈ると喜ばれます。
夏生まれの赤ちゃんへのお祝いには、暑い夏を汗っかきな赤ちゃんが快適に過ごせるよう助けてくれる以下のようなアイテムがおすすめですよ。
夏の時期には熱中症対策として扇風機を使いたいところですが、赤ちゃんのいる部屋で使用する場合には扇風機の羽や転倒などによるケガが心配になりますよね。
そこでおすすめなのが羽がないタイプの安全な扇風機です。
ヒーターや空気清浄機能もついているものであれば一年中活躍してくれますよ。
寝ているうちに布団を蹴ってしまったりはだけてしまったりすることの多い赤ちゃんの寝冷え対策に有効なのがスリーパー。
夏場は寝ているときに扇風機や冷房を使うご家庭も多いので、体温調整が苦手な赤ちゃんの体が冷えすぎてしまわないようにしてくれる薄手のスリーパーを贈ると喜んでもらえることでしょう。
通気性や吸水性に優れた綿素材のものや、汗っかきな赤ちゃんのために背中部分がメッシュ素材になっているものがおすすめです。
秋に喜ばれる出産祝いと気になる相場を先輩ママが紹介
いとこや姪、甥、孫などの親戚への出産祝いの相場は10,000~30,000円程度ですが、親しい場合には高額になることも珍しくありません。
親族間でのしきたりやルールがある場合もありますので、相談してから決めるようにするとよいでしょう。
少しずつ寒くなってくる秋に生まれた親戚の赤ちゃんへは、以下のようなギフトを贈ると喜ばれますよ。
ねんねのときや外出時にサッと足元にかけるなど、さまざまなシーンで活躍してくれるベビーブランケット。
筆者自身も上の子を出産したときにいただきましたが、ふかふかで肌触りのよいブランケットは一枚あるととにかく助かる万能アイテムでした。
やわらかいブランケットが赤ちゃんの体をやさしく包んで温めてくれますよ。
サッと羽織るだけで防寒対策や紫外線対策ができるポンチョは、実用性抜群のアイテムです。
わざわざ袖を通す必要がなく脱ぎ着が楽ちんにできるので、季節の変わり目や寒暖差が気になるときに活躍してくれます。
サイズの融通もきくので、我が家では3歳ごろまで愛用していました。
季節や使用する用途によって様々なラインナップがありますが、肌寒くなってくる季節ですから保温性を重視したものが喜ばれるでしょう。
冬に喜ばれる出産祝いと気になる相場を先輩ママが紹介
続いては、職場の人への出産祝いについて見ていきましょう。
贈る相手が目上の人の場合には5,000~10,000円ほど、部下や後輩、同僚へ贈る場合には3,000~5,000円ほどが目安となります。
職場関連の人に贈る場合には個人ではなく連名となることも多いでしょう。
その場合には一人当たり1,000~3,000円ほどの、少しリッチなものを贈るのもよいですよね。
寒い冬を乗り越えられるよう、次のようなものをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
授乳やオムツ替え、お風呂、寝かしつけと産後のママは大忙し。
「温かい飲み物で少しでもリフレッシュしてゆっくりしてほしい」との思いから、ノンカフェインの飲み物を贈ってみるのも一手です。
筆者自身、産後の授乳中でも気にせず飲めるノンカフェインのものや、お湯を注ぐだけで手軽に飲めるものをたくさんいただきました。
忙しい毎日でも、ティータイムに温かいものを飲むだけでずいぶん疲れを癒すことができ、とてもありがたかったです。
「相手の好みや育児へのこだわりが分からない」「何をあげたら喜んでもらえるのだろう」と迷ったときに便利なのがカタログギフト。
出産祝いに特化したカタログギフトであれば、赤ちゃんのものだけでなく出産をがんばったママに使ってもらえるもの、家族でちょっとぜいたくしてもらえるものなどが揃っているので、お家で楽しく選んでもらえることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
出産祝いを贈る上で大切なことは、赤ちゃんが誕生したことを祝福する気持ちと共に、パパやママへの気遣いの気持ちも込めること。
相手との関係性に応じた一般的な相場や季節感を意識したおすすめアイテムを踏まえた上で、すてきな出産祝いを贈ってみてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
教師としての経験や自身の子育て経験を元に、webライターとして活動している1男1女のママです。
北欧インテリアや雑貨、お花、ショッピング、料理などが好きで、最近は娘にも料理ブームが到来し、親子クッキングを楽しんでいます。
子育てには悩みがつきもの。
これまで私が経験してきたことや失敗してきたこと、こうすればもっと上手くできたという失敗から学んだことなどを軸に執筆した記事が、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いに思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修