赤ちゃんの発達に効果的な声かけの方法とコツ・先輩ママの実践方法と成果|学習プリント.com

赤ちゃんの発達に効果的な声かけの方法とコツ・先輩ママの実践方法と成果

赤ちゃんの発達に効果的な声かけの方法とコツ・先輩ママの実践方法と成果
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赤ちゃんへの声かけは、多くのメディアで赤ちゃんの発達に効果的と言われています。
しかし「具体的にどのように声を掛けたらいいのか分からない」「保育園や幼稚園の先生のように子どもに合わせたテンションで話しかけるのが苦手」などの理由から声の掛け方に悩んでいるというパパ・ママも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は2児の母でもある筆者が、第一子の際の行なった声かけの方法やコツ、第一子の際に行なった声かけで引き続き第二子でも行なっていることなどについてご紹介します。

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 赤ちゃんへの声かけって効果あるの?

赤ちゃんへの声かけって効果あるの?

赤ちゃんにとってお腹の中で聞いていたママの声は安心感を与えます。
生まれてすぐの頃はまだあまり表情がなく、ちゃんと見えているのか、聞こえているのかも分かりにくい赤ちゃんですが、この時期からたくさん声かけをすることによって、後々脳に言葉が吸収されやすくなると言われています。

音を聞く力は生まれてすぐ発達しはじめるため、どんどん話しかけてあげましょう。
その際は、できるだけ肯定的な言葉で話しかけてくださいね。
肯定的な言葉で話しかけ続けることによって自己肯定感が高まり、その後自分で考えたり、行動できるようになると言われています。

筆者には2024年時点で8歳と0歳の子どもがいますが、上の子が赤ちゃんの時はとにかくたくさん話しかけました。
特に平日は自宅で子どもと2人っきりだったため、テンションや口調を気にすることなく、自分のペースで好きなように話しかけていたように思います。
また、子どもの体調や気候が良い時は積極的に外へ連れ出して公園等に行き、私以外の人からの声かけもしてもらえるような機会を作っていました。
幼児教室など特別なことはしておらず、スーパーや児童館などの近場でしたが、少しでも大人と話すことで私自身の気分転換にもなり、赤ちゃんにとっても刺激になるため、おすすめです。
そんな上の子は2024年で8歳。子育てに正解はなく、この声かけ方法が良かったのかは正直分かりませんが、以前上の子が何気なく「いつも大好きって言われてる」「テストとか工作とかいつも誉めてくれる」と言っていたことがあり、今のところ自己肯定感も高く、すくすく育ってくれているように思います。

自己肯定感は勉強のように短期間で変化するものではないですし、学校等周りの環境で上がったり下がったりします。
ですが、下がってしまった時でも「家族はいつも味方だ」「自分を認めてくれる絶対的な存在がいる」という安心感があれば一定の自己肯定感は保たれたりもします。ぜひたくさん話しかけてあげてくださいね。

赤ちゃんへの声かけの方法とコツ

赤ちゃんへの声かけの方法とコツ

赤ちゃんへ声かけをする際のポイントは、「声を少し高めにする」「ゆっくり話す」「抑揚をたっぷりつける」の3つです。

優しい口調でゆったりと話しかけてあげることで赤ちゃんにとって良い刺激になります。
まだ反応のない新生児期間は「オムツ替えようね」「ミルク飲もうね」などこれから行なうことを話しかけるだけでもOKです。
まだママの顔ははっきり見えておらず、ぼんやりとしか見えていなくてもシルエット程度は見えていますし、声は分かりますので授乳後など「いっぱい飲んだねー」「眠たくなってきたね」なども良いですね。

新生児期間が過ぎ、「なんとなく目が合う」「笑ってくれる」ようになったきたら、顔を見て「ご機嫌だねー」などと話しかけてあげましょう。
1ヵ月検診が終わり、外出ができるようになったら外へ出て、「いい天気だね~」と外の世界の刺激も与えてあげましょう。

このように、赤ちゃんの発達に良いこといっぱいの声かけですが、意外と苦手と感じている人も少なくないようです。
まず、声の高さや抑揚に関しては無理にする必要ありません。
特に外出先では普段の自分と異なるテンションで話しかけるのは躊躇してしまいますよね。
高い声・抑揚のついた話し方でなくでも赤ちゃんには伝わりますので、普段通りの声の高さ・抑揚で構いません。

高い声で抑揚をつけて話したいけれど自信がないという方は、絵本を読んであげたり、まずは誰もいない自宅で実践したりしてみてもいいかもしれませんね。

また、声かけのタイミングについても、常に声かけしなくてはならないわけではありません。
メリーや手遊びなど、赤ちゃんが集中している時はむしろ放置で構いません。
できる範囲で無理のない方法で話しかけてあげてくださいね。
筆者も実践したように、外へ出かけて自分以外の人に頼るというのも手ですよ。

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先輩ママが実践した声かけの方法と成果

先輩ママが実践した声かけの方法と成果

次に、筆者が実践した声かけの方法と成果についてご紹介します。
筆者には2024年時点で8歳と0歳の子がいますが、成果については主に上の子に見られた成果についてご紹介したいと思います。

新生児期

まだあまり反応のない新生児期については「ミルク飲もうね」「オムツ替えようね」などこれから行なうことの実況中継がほとんどでした。
特に下の子はよく寝る子のため、午前中はほとんど寝てることが多く、声かけのタイミングもない状態です。声の高さや抑揚もあまり気にせず、自然に任せていたように思います。

新生児期以降~半年ぐらいまで

新生児期を過ぎ「なんとなく目が合う」「笑う」などの表情が出てきてからは、上記の実況中継に加え、「ご機嫌だね~」「ミルク飲む?」などの質問形式の声掛けもしていました。
また、気になるものがあるとじっとそれを見つめるようにもなったため、「これ気になる?これは〇〇だよ」などと話しかけていたように思います。
声の高さや抑揚は意識していませんでしたが、新生児期と比べると反応が出てきたため、自然と少し高くなっていたかもしれません。

半年~1歳ぐらいまで

より表情が豊かになり、「あー」「うー」などで感情を表すようになってくるこの頃は、お出かけしたり、本やDVDを使って「これは〇〇だよー」と話しかけたり、物を見せて「これ食べる?」「どっちがいい?」などの質問形式の声かけをしたりしていました。

成果

上の子は2024年で8歳になりますが、生後6ヵ月から保育園に通っていたこともあり、言葉は早かったように思います。
ふとした時に「いま大好きって言おうとしたでしょ?だと思ったー」など、今のところ自己肯定感も高く、楽しく学校に通っています。
2023年に下の子が生まれましたが、「かわいいけど、夜は泣くから嫌だ」「今日は私の好きなことしたい」と、程よくわがままや文句はいいつつも、学童や放課後遊ぶ際の送迎がいらなくなったりと、確実に自立していっているように思います。

子どもの性格にもよりますので、筆者の声かけ方法が必ずしもみなさんに当てはまるとは思いませんが、たくさん話しかけることで赤ちゃんも「自分は愛されている」「気にかけられている」と思い、それは何かしらの形でプラスに働くと思っています。
あまり肩の力を入れず、気楽に考えてくださいね。

まとめ

赤ちゃんの発達に効果的な声かけの方法とコツについて、いかがでしたか。
赤ちゃんのもともとの性格によって、おしゃべり好きな子もいれば物静かな子もいるため、赤ちゃん期を過ぎて話すようになっても、声かけの効果としては分かりにくいかもしれません。
ですが、たくさん話しかけられることで「自分は愛されている」「構ってもらっている」と思うことはプラスの影響こそあっても、マイナスになることはありません。

いまはSNSやネットで情報がありすぎるがゆえ、「こうしたら良くないのかな」「こういう記事見たけどその通りにしないといけないかな」と不安がよぎることもあるかもしれません。
あまり声かけの方法やコツについては気にせず、気楽に考えて、限られた赤ちゃん期間を楽しんでくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ゆうりママのプロフィール写真 ゆうりママ 1女のママ

すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。

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歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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