ネットリテラシーとは?お子さんが安全にネットを利用するためのルールやおすすめ書籍をご紹介!|学習プリント.com

ネットリテラシーとは?お子さんが安全にネットを利用するためのルールやおすすめ書籍をご紹介!

ネットリテラシーとは?お子さんが安全にネットを利用するためのルールやおすすめ書籍をご紹介!
更新日:  | 公開日:
Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

今や生活に欠かせなくなったインターネットやスマホは、子どもにもとても身近なものです。
そして、身近なインターネットの世界には、便利さとともに大きなリスクもあります。

実際に、ネットやスマホに関するトラブルは増加し、小学生から被害を受けることも多くなっています。
トラブルを避け、リスクを減らすためには、まず親がネットリテラシーを身につけることが大事です。
そして、子ども自身にもネットリテラシーを身につけさせることが必要です。

本記事では、子どもが安全にネットを利用するために、身につけておくべきネットリテラシーをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

ネットリテラシーの重要性

ネットリテラシーの重要性

ネットリテラシーとは、インターネット・リテラシーを短くした言葉で「インターネットを正しく安全に使うための能力」のことです。

インターネットが普及し、子どももパソコンやスマホを利用する機会も多くなりました。
インターネットはとても便利な一方で、正しく安全に使わないとトラブルにあう危険性があります。

実際に、小学生にあったトラブルは以下のようなものがあります。

  • ネット内のいじめの加害者や被害者となる
  • 無料ゲームサイトでの有料サービスの利用(課金してしまう)
  • 詐欺メール・詐欺サイトにだまされる
  • 知らない人から会おうと誘われる
  • SNSなどの載せた個人情報の流出

また、トラブルまでに至らなくても、インターネット上には、以下のようなリスクがあふれています。

  • 子どもに見せることが好ましくない画像や動画があふれている
  • 顔が見えない人とつながることが出来る
  • インターネット上に一度発信した情報は削除できない
  • インターネット上での情報発信で、個人を特定される可能性がある

このようなトラブルやリスクから子どもを守るためには、できる限り早くネットリテラシーをしっかりと身につけることが重要です。
すでにスマホを持っている子どもにも、あらためてネットリテラシーを身につけさせましょう。

まずは、子どもと一緒に、ネットリテラシーを身につけないと起こるトラブルやリスクを知ることから始めます。
トラブルやリスクは、遠いところにあるのではなく、誰にでも起こりうることなのだとの意識をもつことが大事だからです。

総務省のサイトには、「上手にネットと付き合おう!(安心・安全なインターネット利用ガイド)」と題し、インターネットでのトラブル事例集や動画コンテンツなどがまとめられています。
子どもにも分かりやすい内容なので、一緒にサイトを見ながらネットリテラシーを身につけていくことができます。

総務省 : U18 | 上手にネットと付き合おう! | 安心・安全なインターネット利用ガイド | 総務省

子供のためのネット利用ルール、安全なオンライン環境を確保するためには

子供のためのネット利用ルール、安全なオンライン環境を確保するためには

子どもがインターネットを使う時は、分かりやすくルールを決めることが大事です。
子どもを守るための「わが家のネット(スマホ)ルール」を決めましょう。
ルールには以下のようなものがあります。

  • スマホやインターネットを使う時間と場所を決める
  • 使っていいアプリを決める
  • 歩きスマホはしない
  • SNSでつながっていい人を決める(家族のみや限られた人)

ルールを決める時は、子どもと話し合い、ルールを守ることが自分を守ることになることをしっかり伝えましょう。
親に言われるからいやいや守るルールではなく、自分を守るためのルールであることを知ることが大切だからです。
学年があがるにつれてネット利用ルールを見直し、守り続けられるルールにしていくことも大切ですね。

また、安全なオンライン環境を確保するのは保護者の役割です。
インターネットの危険から守るため以下の2つを活用しましょう。

ペアレンタルコントロール

「ペアレンタルコントロール」とは、こどものスマホなどの使用状況を確認したり、安全管理ができたりする仕組みです。保護者のスマホで確認できる仕組みなので、ルールを守れているか確認することが出来ます。

フィルタリング

子どもに不適切な情報へのアクセスを制限できるのが「フィルタリング」です。
設定することで、出会い系サイトや暴力的な表現のあるサイトなどを閲覧できないようにします。
携帯電話会社でフィルタリングサービスの説明や設定を行っていますので、設定忘れが無いようにしましょう。

スポンサーリンク

おすすめの子供向けネットリテラシー書籍

おすすめの子供向けネットリテラシー書籍

子どもと一緒にネットリテラシーを身につけていくためには、小学生にもわかりやすい本を読むことが効果的です。
本はリビングなどに置いて、何度も確認できるようにしておくことが大事です。
最初はルールを守っていても、使い慣れていくにつれてルールが守れなくなることも多いからです。
「わが家のネット(スマホ)のルール」を書いて壁に貼ったり、子供向けのネットリテラシー書籍を目につく場所においたりして、ルールを守り続けられる工夫をしていきましょう。

子供向けのネットリテラ氏―書籍・おすすめ5選をご紹介します。

学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール

主人公のマナブくんが、ネットの使い方でたくさん「失敗」をします。
その失敗からネットのルールを学べるようになっています。
トラブルに巻き込まれないための知識や注意点を、マンガで楽しく学べるように工夫されています。

こどもスマホルール 賢く使って、トラブル回避!

この本の著者の竹内和雄氏は、小中学校での20年間の勤務経験と、大学教員として子どもたちとスマホに関するサミットに年間30回以上参加してきた実績を持っています。
この本は保護者から著者に寄せられた実際の相談に基づいた回答を集めたものです。
この本を通じて、ルールの設定からトラブルの解決に至るまで、スマホを取り巻くさまざまな情報を得ることができます。

クイズでわかる 小学生からのネットのルール

小学生が大好きな「クイズ」を解きながら、ネットリテラシーが楽しく身につく一書です。
クイズは「クイズ法人カプリティオ」という、ゲームやアプリなどのクイズ制作を手がける法人が制作しています。
子どもに知っておいてもらいたいネットの知識、ルール、マナーがクイズ形式で紹介されていて、クイズを出しながら、楽しく読み進められます。

小学生から知っておきたいネットのルール (はっぴーSTUDY!)

かわいい絵が大好きな女の子向けの本です。
SNSやネットでできることや、気を付けるべきことなどのネットの基本から、ルールとマナーも学べる本です。
マンガやイラストが満載なので、スキマ時間にパラパラとめくりながら、必要な情報を学ぶことができます。

親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本

子どもが安全にインターネットを利用するためには、親がどのようなことに注意すればよいのか、実例を交えながら説明されています。
「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」の委員である坂元章氏の監修です。
子どもにスマホを持たせる前に心配なことが、丁寧に説明されています。

まとめ

ここまで、子どものためのネットリテラシーについてご紹介してきました。
ネットリテラシーとは、正しく安全にインターネットを使うための知識であり能力です。
ネットリテラシーを身につけることで、子どもをトラブルから守ることができるのです。

本記事では、ネットリテラシーを身につけるために、以下のようなことをお伝えしました。

  • ネットリテラシーは子どもをネットトラブルや被害から守るために重要である
  • 子供のためのネット利用ルールをつくることが大事
  • ペアレンタルコントロールやフィルタリングを活用し、安全なオンライン環境を確保する
  • 子ども向けのネットリテラシー書籍を活用が効果的

大切な子どもに安全にネットを利用してもらうために、子どもと一緒にネットリテラシーを身につけていきたいですね。
ご家庭の状況に合わせ、参考にしていただけましたら幸いです。

この記事を書いた
サポーターママ

たからちゃんママのプロフィール写真 たからちゃんママ 2女のママ

4歳差の仲良し姉妹・2女のママです。「子どもに良さそうな事はとにかくやってみよう!」がモットー。
ベビーマッサージ・ベビースイミングに始まり、リトミック、ピアノ、そろばん、通信教育、ダンス、トランポリンなどいろいろな経験をしてきました。
ふりかえると反省もありますが、「失敗は成功のもと」とポジティブに切り替えるようにしています。
子育ては大変なことも多いですが、その分、子どもから大きな幸せをもらいます。
子育てに奮闘されている方へ、少しでも参考になる記事を書けたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらシェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア
スポンサーリンク
ページトップへレッドレンジャー