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保護者が知っておきたい幼児期の習い事の効果とデメリット

保護者が知っておきたい幼児期の習い事の効果とデメリット
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かわいいわが子に、「幼児期のうちから何かの習い事した方が良いのかな?」「良い習い事をさせてあげたいな」と考えますよね。
わが家では幼児期に、リトミック、ダンス、絵画、そろばんなど、いろろいな習い事を経験してきました。
今ふりかえると良かったこともたくさんありますが、もっとこうすれば良かったかなと思うこともあります。

幼児期は、からだも心も大きく発達するチャンスの時です。
子どもが元気にのびのびと成長していくことが一番大切です。
そのためには、幼児期の習い事には、どのような効果とデメリットがあるのかを知ることが大事です。
その上で、わが子に合った習い事を選んでいけるとよいと思います。

幼児期の習い事についての情報をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

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幼児期の習い事の効果とは

幼児期の習い事の効果とは

幼児期の習い事の効果としてあげられることを紹介します。
まずは、どのような習い事が人気なのかみてみましょう。

現在通っている習い事(男女別)

出典 :【2021年習い事調査】5,6歳の7割が習い事経験あり。半数以上が月謝が今より増えても良いと回答 | フランチャイズWEBリポート

男の子、女の子に共通して人気な習い事に「水泳」「体操」「英会話教室」があります。
それぞれどのような効果があるのでしょうか。
代表的な効果を紹介します。

水泳

  • 免疫力がつき風邪をひきにくくなる
  • 心肺機能がつよくなる
  • ほかのスポーツに比べて、運動量が多い
  • ケガをするリスクが少ない

体操

  • 運動神経がよくなる
  • 姿勢がよくなる
  • 自信につながる

英会話教室

  • 「英語耳」を育成することができる
    ※英語独自の発音やアクセントを聞き取れる耳のこと
  • 「英語脳」の成長に役立つ
    ※英語を英語のまま理解できる力のこと
  • 英語に抵抗がなくなる

幼児期という早いうちから始めることで、よりメリットを感じられる習い事が人気ですよね。
幼児期は運動能力や神経が伸びざかりの「プレゴールデンエイジ」とよばれています。

水泳や体操、サッカーやダンスなどの経験は、運動能力の向上に役立ちます。
また、「英語耳」を養うには、0~6歳のうちに、英語のトレーニングを開始するのが理想的といわれているため、英会話教室は早期教育を意識する親御さんたちに人気があります。
ピアノやリトミックなどの音楽にふれることも、リズム感や音感などの育成に役立ちます。

このように、幼児期から始める習い事には、良い効果があることは間違いありません。

幼児期の習い事のデメリットとは?

幼児期の習い事のデメリットとは?

それでは、幼児期の習い事のデメリットとしてあげられることは何でしょうか。
代表的なことを3つあげます。

自由にあそべる時間が減ってしまう

子どもはあそぶのが仕事といわれるほど、あそびの天才です。
実は発達心理学の面からも、幼児期の成長に「あそび」がとても大切なのです。
たとえば、友だちとの鬼ごっこや公園あそびで、楽しく動き回る中で体力がつきます。
また、ごっこ遊びはコミュニケーション能力の発達につながります。
お絵かきや工作あそびでは、自由な発想力・想像力を伸ばすことができます。
段ボールやトイレットペーパーの芯、新聞紙なども、子どもの手にかかれば楽しい作品に生まれ変わりますね。
自由に考えて、自由にあそぶ時間が子どもの発達にも大きな役割を果たしています。
習い事で多くの時間がとられてしまったり、宿題があったりすると、子どもの「自由にあそぶ」大切な時間を減らしてしまいます。

保護者の負担が大きい

習い事への送り迎えや付き添いなどで、保護者の負担が大きくなります。
幼児期のうちは習い事にいくことを嫌がることもありますよね。
嫌がる子どもを連れていくのは大変です。
また、家での練習や宿題が必要なものもあります。
なかなか思うように動いてくれない子にイライラしてしまうこともあります。
そのほかにも、発表会や試合などで休日がとられることも多くなります。

費用の負担が大きい

習い事の内容によっては、月謝のほかにも費用がかかります。
音楽系なら楽器が必要になりますし、運動系ではユニフォームやシューズなどを購入することもあります。
また、バレエやダンスなどでは発表会の衣装や参加費なども必要になります。
月謝だけでなく、予想外の出費が多くなることを知っておくことが大事です。

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幼児期の習い事を選ぶ上で考慮すべきこと

幼児期の習い事を選ぶ上で考慮すべきこと

ここまで幼児期の習い事の効果とデメリットをご紹介してきました。
大切なことは「子どもの成長につながる」ことですよね。
幼児期は、成長の個人差も大きい時期です。
「お友だちがしているから」「兄弟姉妹がしているから」という理由ではなく、子ども1人ひとりに合った成長につながる習い事を見つけてあげたいですね

習い事を選ぶ上で、考慮しておきたいことは3つあります。

子どもも保護者も無理をしない

幼児期の成長過程に向いている習い事の中で、子どもが通いたいと思える内容がベストです。
その上で、保護者がサポートするのに無理がないかということを確認してください。
子どもが嫌がる習い事を、むりやり続けていくのはとても大変ですし、あまり効果が期待できません。

また、保護者にとって、送迎や費用面も無理のない範囲かどうかを確認することも大事です。
そして、習い事を始めて「子どもに合わないな」とか「大変だな」と感じたら、休むことややめたりすることも考えてください。
貴重な幼児期に無理がかかることを続けると、良い効果は期待できません。
無理なくできることの中から、選ぶとよいでしょう。

「自由にあそぶ時間」も大事にする

幼児期の子どもにとっては、「自由にあそぶ時間」がとても大切です。
習い事でスケジュールがいっぱいになってしまうと、子どもも保護者も疲れ切ってしまいます。
もし、複数の習い事を検討しているのであれば、まず1つ始めてみることをおすすめします。
そして、慣れてきたらほかの習い事も検討してみるとよいでしょう。
その際「自由にあそぶ時間」も習い事と同じくらい、もしくは、それ以上に大事であることを思い出してください。

習い事だけじゃなく、「おやこ時間」で出来ることを見つける

幼児期は親子で過ごす時間がとても大事な時期です。
仕事や家事・育児で追われる中で、習い事のサポートが増えると負担が大きくなります。
あえて習い事に通わなくても「おやこ時間」でできることはたくさんあります。
本の読み聞かせや市販のドリル、プリント学習なども、できたらごほうびシールを貼るなど工夫すると楽しく取り組めます。
一緒に折り紙や工作などをすることも、子どもがとても喜びますよね。
楽しみながら、手先も器用になります。

そして、ぜひ実践してみてほしいことがあります。
それは、親子時間は「子どものいいところを見つけてたくさんほめる時間」と決めることです。
たくさんほめてもらえる「親子時間」を子どもも楽しみにしてくれるはずです。

このように、習い事だけではなく、家でおやこ一緒に楽しく取り組めることもたくさんありますので、
ぜひ探してみてください。

まとめ

ここまで、幼児期の習い事の効果とデメリット、選ぶときに考慮したいことをご紹介してきました。
最初にお伝えした通り、わが家ではいろいろな習い事を幼児期に経験してきました。
幼児期は「プレゴールデンエイジ」だから、よさそうなことはやってみようとやってきました。
反省点は、もうすこし「自由にあそぶ時間」や「おやこ時間」を増やせばよかったなと思う点です。
その上で一番強く感じるのは、幼児期の習い事は「身につく」と強いということです。
幼児には、大人が今から努力しても到底追いつけないスピードで吸収していく力があります。
そして、継続して身につけたことは子どもの自信につながる「特技」になります。
今しかない「プレゴールデンエイジ」の時。
大切な子どもの喜びや自信につながる習い事を、ぜひ見つけてあげてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

たからちゃんママのプロフィール写真 たからちゃんママ 2女のママ

4歳差の仲良し姉妹・2女のママです。「子どもに良さそうな事はとにかくやってみよう!」がモットー。
ベビーマッサージ・ベビースイミングに始まり、リトミック、ピアノ、そろばん、通信教育、ダンス、トランポリンなどいろいろな経験をしてきました。
ふりかえると反省もありますが、「失敗は成功のもと」とポジティブに切り替えるようにしています。
子育ては大変なことも多いですが、その分、子どもから大きな幸せをもらいます。
子育てに奮闘されている方へ、少しでも参考になる記事を書けたら嬉しいです。

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【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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