赤ちゃんや幼児の寝ない時の対処法:原因解明と便利な対策アイテムを紹介|学習プリント.com

赤ちゃんや幼児の寝ない時の対処法:原因解明と便利な対策アイテムを紹介

赤ちゃんや幼児の寝ない時の対処法:原因解明と便利な対策アイテムを紹介
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「眠いはずなのに眠れない」「早く寝かしつけたいのに寝てくれない」
小さな子を持つ家庭ではよくあることではないでしょうか。
赤ちゃんや幼児はその日の体調や気分、環境などによって眠りにつくスピードが違います。
特に赤ちゃん期や幼児期の子育て期間は、ママにとっても大変な時期です。
そんな中で、我が子がうまく寝てくれず、ママも寝不足になってイライラしてしまうと、全てがうまくいかなくなります。
私も経験がありますが、まだ幼い我が子のことなので「仕方ない」と思いつつも、モヤモヤ・イライラしてしまい、思わず態度に出て後悔した記憶があります。

今回は、そんな赤ちゃんや幼児の睡眠に関する記事を書いていきたいと思います。
寝ない時の対処法や原因、寝つきをよくするためのおすすめグッズ・対策などをご紹介していきます。

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赤ちゃんの睡眠とは?

赤ちゃんの睡眠とは?

赤ちゃんの睡眠は、大人とは少し違います。
大きな特徴は「浅い眠りが続くこと」だそうです。
大人の睡眠は、浅い眠り(レム睡眠)の割合は15~20%と言われています。
一方で赤ちゃんの睡眠は比較的浅いことが多く、新生児は50%がレム睡眠だそうです。
そのため、ちょっとした音や刺激で目を覚ましてしまうことが多々あります。
布団に背中が触れると泣き出してしまう「背中スイッチ」がいい例です。
他にも添い寝していたママが離れようとした時、ドアの開く音、外から聞こえる騒音なども、我が家の子供たちは泣いて起きていました。
だいたい生後1ヵ月ごろまでは、3~4時間眠っては目を覚ますというサイクルを繰り返し、1日に15~20時間ぐらいの睡眠をとります。
生後2~3ヵ月になると少しずつ眠る感覚が伸びてくる子も増え、4~8ヵ月になると夜間に8~10時間程まとめて眠れるようになると言われています。
ただ、我が家の長女が夜間起きずに寝続けられるようになったのは、1歳を超えてからでした。
睡眠は個人差があるものなので、その子のペースで見守ることが大切です。

月齢別、赤ちゃんが寝ない理由

月齢別、赤ちゃんが寝ない理由

ここでは、赤ちゃんが寝ない理由を月齢別でご紹介していきたいと思います。

新生児期〜生後1ヶ月まで

生まれて間もない赤ちゃんは、睡眠サイクルどころか日々のサイクルもできていません。
昼夜問わず寝たり起きたりを繰り返して1日を過ごします。
睡眠サイクルができていない事も原因の1つですが、ママのお腹の中と違う環境であることが原因でうまく眠れない事もあります。
この時期の睡眠事情は「仕方ないもの」と考えましょう。
また、ちょっとした不快感で眠れないという事もあります。

  • おむつが濡れて気持ち悪い
  • げっぷが出せない、お腹が張ってくるしい
  • 便秘気味
  • 温度、湿度が嫌
  • 明かりや音が不快
  • 寂しい、不安を感じている

赤ちゃんしか感じ取れない何か不快なものがあると、泣いて眠れないということが多くあるのが、この時期になります。

生後2~3ヶ月

生後2~3ヶ月頃になると、少しずつ外の世界にも慣れ始め、目も見えるようになってきます。
そのため、脳への刺激が強くなると言われています。
この時期の赤ちゃんが寝ない原因は、日中の刺激が強すぎて、興奮状態が続いているからかもしれません。
また、お昼寝の時間が長かったり、就寝前に少し寝てしまったりすると、うまく寝付けないことがあります。
この時期ぐらいから少しずつ睡眠サイクルを整えていくといいそうです。

生後4~5ヶ月

生後4~5ヶ月は、まだ夜間授乳・ミルクがある時期です。
そこまで長く眠れない時期なので、お腹が空いて夜間に起きてしまうのはしょうがないでしょう。
また、生後4ヶ月くらいの赤ちゃんには「強制注視」というものがあるそうです。
一度注視したものから目が離せなくなる現象のことを言います。
天井の明かりやカーテンの隙間から漏れた光を見てしまい、なかなか寝付けないということがあるかもしれません。

生後6~7ヶ月

6ヶ月頃になると、6〜8時間ほどまとまって寝てくれるようになる子も出てきます。
昼夜の区別もつくようになるので、夜に眠れないのであれば、昼寝の長さとタイミングが悪い可能性があります。
また、母乳育児の場合はまだまだお腹が空いてしまう時期なので、夜間に目覚めてしまうことがあります。

生後8~9ヶ月

生後8~9ヶ月になると、ハイハイやお座り、成長の早い子ではつかまり立ちや伝い歩きが始まります。
また、言葉が出てくるのもこの時期です。
そのため、体や脳のはたらきが活発になり、それが原因となって夜間眠れないということがあります。
日中の睡眠回数も減っていくため、睡眠リズムが崩れやすくなる時期でもあり、就寝時にうまく寝付けないということに繋がるそうです。

10ヶ月以降

生後10ヶ月頃は、離乳食が軌道に乗り、夜間授乳やミルクを卒業する子も増える時期です。
お昼寝も2回程度になり、睡眠リズムが作りやすくなります。
ただ、夕方に眠くなることが多く、夕寝をさせてしまうと就寝時に眠れないということがあります。
また、日中に刺激をたくさん与えていないと、元気が有り余って眠れないということもあります。
1歳を過ぎた頃に「睡眠退行」が起きるパターンもあります。
寝ている時にいろいろな夢を見るようになることから、怖い夢や嫌な夢をみて泣いてしまう子もいるそうです。
成長するにしたがって、子どももうまく眠れるようになっていきます。
優しい目で見守ってあげましょう。

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寝つけない時のおすすめグッズや対策法を紹介

寝つけない時のおすすめグッズや対策法を紹介

子どもが、どうしても寝付けない時に使える、おすすめのグッズや対策法をご紹介します。

胎内音が聞こえるおもちゃ

赤ちゃんは、ママのお腹の中にいた時に聞いていた「胎内音」を聞くと落ち着くと言われています。
特に月齢が低い赤ちゃんは、部屋の音を完全に遮断してしまうと静か過ぎて落ち着かず、泣いてしまうことがあるそうです。
我が家でも、胎内音が流れるぬいぐるみを使用していましたが、月齢が低いほど効果があったと思います。
胎内音の他にも、ゆったりとしたメロディが流れたり、心拍音が流れたりするものもあるので、是非商品を探してみてください。

寝かしつけ用ホームシアター

「寝室に入っても遊びたがってしまう」「寝ようとしない」そんな子におすすめなのが、寝かしつけ用ホームシアターです。
部屋を暗くしてから寝かしつけ用ホームシアターをつけると、天井にゆったりとしたメロディとともに、子どもに人気のキャラクターが映し出されます。
映像はゆっくり回るので、見ているうちに眠くなる仕組みになっています。
寝る前の儀式としてもおすすめです。
「これを見たら寝ようね」とルールを決めておくと、子どももだんだん覚えていきます。
生活リズムを作るのにも役立つアイテムです。

スキンシップをする

我が家が効果を1番感じたのが、寝る前のスキンシップです。
私とくっついて布団に入ると、心臓の音や温もりで落ち着くのか、比較的早く寝てくれました。
手を握ったり、トントン身体を叩いたりしてあげるのもいいでしょう。
我が家の次女は、頭と頭をくっつけるとスヤスヤ眠ってくれました。
その子によって好きなスキンシップがあると思うので、いろいろと試してみるといいかもしれません。

夕寝をさせない

1歳過ぎてお昼寝が1~2回になった時に夕寝をしてしまうと、就寝時に寝付けないことが多々あります。
なるべく夕寝をさせないように工夫するといいでしょう。

我が家がした対策は、夕ご飯を早めに作っておくことです。
夕方にご飯作りをしていると相手をしてもらえず、つまらなくなった娘が抱っこをせがみ、抱っこすると寝落ちしてしまうということがよくありました。
なので、あらかじめ娘の機嫌がいい時やお昼寝中に晩御飯をあらかた作っておき、夕方の眠くなる時間にたくさん相手をしてあげました。
そうすることで、娘も遊びに夢中になり、夕寝を防ぐことができました。
夕寝をさせないだけで、就寝時の寝つきが明らかに変わります。
夕寝をさせないように対策をしてみることをおすすめします。

まとめ

赤ちゃんや幼児は、トータルの眠る時間は長いものの、眠るのが下手な子が多くいます。
しかし、子どもなりに眠れない理由がどこかにあるはずなので、その理由を理解して対策を考えるといいと思います。
寝かしつけで「早く寝なさい!」と怒ることは逆効果だそうです。
子どもがなかなか眠らずイライラする気持ちは親ならば痛いほど分かりますが、なるべくそのイライラを子供に当てないように気をつけましょう。
我が子がしっかり眠れるようになるまで、お世話するママやパパは大変かもしれません。 
今回の記事で紹介した寝かしつけグッズや対策などを、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

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