園ママ必見!先生との良好な関係を築く方法と相談するときのコツを先輩ママがアドバイス
保育園・幼稚園に通園している時期。
園での子どもの様子は、先生にしかわかりません。
まだまだ心配がたくさんあるわが子を助けてくれるのも園の先生です。
だからこそ、園の先生と良好な信頼関係を築いていきたいですよね。
でも、送り迎えの時に先生と話せるのは短時間しかない。
バス通園だから先生に会う機会が少ない。
相談したいけど、ほかのママ友の目が気になる。
こんなことを相談していいのかなと考えてしまう。などなど。
どうやって良好な関係を築けばよいのかわからないと思うこともあると思います。
そこで、先生とのコミュニケーションをとる時に心がけたいことをまとめてみました。
園の先生との良好な関係を築くことは、子どもにも必ず良い影響がありますので、是非、参考にしてみてください。
先生との良好な関係を築くために大切なこと
先生と良好な関係を築くために、まずは、保育園と幼稚園の主なちがいを知っておくことが大事です。
おもな違いは下記の表のとおりです。
保育園 | 幼稚園 | |
---|---|---|
管轄 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
施設 | 児童福祉施設 | 学校教育施設 |
目的 | 家庭の事情で十分な保育が出来ない子どもを、家庭に変わってあずかること | 教育を受けさせること |
必要な資格 | 児童福祉法に基づいた国家資格。家庭や保護者に代わって、子どもを「保育」することができる資格。 | 教員職員免許法によって定められている免許状。 幼稚園に通う子どもたちを「教育」することが出来る免許。 |
※認定こども園は、保育園と幼稚園の両方の機能をあわせもっています。
このように、保育園は「保育」、幼稚園は「教育」と、目的に大きくちがいがあります。
そのため、私たちが園の先生に求めてよいことにも違いがあるのです。
例えば、保育園の先生にもっと充実した教育内容にしてほしいとか、幼稚園の先生にもっと一人一人の生活を細かくみてほしいと要望しても、本来の目的と違うので対応はできません。
この大前提を知ったうえで、先生とのコミュニケーションをとっていくとよいでしょう。
先生とのコミュニケーションの方法とポイント
保育園の場合
先生とコミュニケーションをとるといっても、保育園ですと、送り迎えのわずかな時間しかなかったり、ほかの方にお迎えをたのんだりする時もあり、お会いすることもままならまいこともあります。
保育園では、れんらくノートがあることも多いので、子どもの様子で気になる事があれば、遠慮なく書いてみてください。
そして、朝送りだす時に、「れんらくノートにも書いたのですが~」と一言でも内容を伝えておくといいと思います。
保育園の先生は、子どもたちと長い時間を一緒に過ごします。
一緒に生活しているような感覚です。
そのため、体調や少しいつもと違うことなどを細かく伝えてくれるほうが、先生も安心できます。
もし、朝時間がなくて伝えられない時は、職場についてからの電話でもいいと思います。
家族に代わって「保育」してくれることを目的としている先生なので、子どもに関わる情報をより多く共有していくことが大切です。
幼稚園の場合
幼稚園であってもバス通園であれば、担任の先生ともなかなかお会いできません。
お迎えに行けたとしても、先生とお話できるのは短時間だったり、相談したいことに友だちが関わることなどもあり、ママ友の目が気になったりなどもあるでしょう。
幼稚園の先生とコミュニケーションをとる方法として、主に2つあります。
- 1つ目は、お手紙を書くことです。
ただ、幼稚園ではお昼寝の時間がないことが多いですし、先生が1人でみなくてはいけない子どもの数も多いため、とても忙しいです。
なので、先生がお手紙をゆっくり読んでくれるのは、子どもたちが降園してからになることもあるので、お手紙に対する反応が翌日以降になる場合が多いと思っておくとよいと思います。
- 2つ目は、電話です。
よほど早くお伝えしたいことがある時は電話で直接話すのが一番です。
まずは、電話をしてみて、もしお忙しい時間であれば、お手すきのときにかけ直すなどして落ち着いてお話できる時間を取ってもらいましょう。
電話だとなかなかお伝えしきれない内容の場合は、面談のアポイントをとることも出来ます。
幼稚園の先生は1人につき多くの子どもたちを見なくてはなりません。
そのため、1人ひとりにかけられる時間が限られています。
だからこそ、先生にも知っておいてもらいたいことは、遠慮なく早めにお伝えしていくことが大切です。
一緒に過ごせる時間が短い分、家庭での子どもの様子などもお伝えすることが、先生にとっても安心につながることが多いです。
園のお手伝いに積極的に参加しよう
園の行事などのお手伝い役員の募集があれば、できる限り引き受けていくことをおすすめします。
園の役員を引き受けると、先生とお会いしたりお話したりする機会が増えます。
また、担任の先生だけではなく、園長先生や他の学年の先生との交流も生まれます。
そんななかで、普段は聞けない子どもたちの様子などを聞くこともできます。
さらには、ママ友の知り合いも増えて、多くの情報が入りやすくもなるのです。
役員は大変そうとのイメージもありますが、その分、親子にとってプラスになることも多いので、機会があればぜひチャレンジしてみてください。
相談するときのコツと注意点
子どもが健康で楽しく過ごせるようにというのは、家庭と園の先生の共通した願いです。
そして、園の先生は子どもにとって、とても大きな影響力があります。
だからこそ、一緒に子どもの成長のためにつくしてくださる先生に「ありがとう」の気持ちを伝えていくことが大切だと思います。
私も、先生にお手紙を書くときは「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちからつづるようにしてきました。
また、園でのことを子どもが楽しそうに話していることなどを入れると先生もとても喜んでくれました。
私たちが子供たちを心配するように、先生たちも子どもたちを心配してくれています。
だから、家庭での子どもの様子などを日常的にお伝えしていくと、より深く子どもを理解し関わってくださいます。
そして、先生に相談する時は、あまり「遠慮をしすぎない」ことがコツです。
注意するべきことは、保育園は「保育」、幼稚園は「教育」を目的としていることを理解して、その目的に関わることを相談しましょう。
そして園まかせにするのではなく、家庭でも努力していきますと伝えることが大切ではないでしょうか。
まとめ
ここまで、先生との良好な関係を築く方法と相談するときのコツをお伝えしてきました。
わが家は、保育園と幼稚園をどちらも経験しました。
子どもが幼児の時は、自分がママとして新米ですし、毎日いっぱいになりながら過ごしてきたように思います。
その中で、一緒に子どもを育ててくれる大きな味方が、園の先生方でした。
園の先生は、専門的に保育や幼児教育を学び、たくさんの子どもたちに関わってきています。
だからこそ、子育ての中で心配なことは「遠慮なく」相談し教えてもらえばいいと思います。
相談することで、安心が増えていきます。
そして、親の安心が増えれば、子どもも安心して過ごすことが出来ます。
今しかない、かわいい園時代。
心配や大変なことも多いですが、園の先生と良好な関係を築き、素敵な思い出がたくさん残る日々にしていってくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
4歳差の仲良し姉妹・2女のママです。「子どもに良さそうな事はとにかくやってみよう!」がモットー。
ベビーマッサージ・ベビースイミングに始まり、リトミック、ピアノ、そろばん、通信教育、ダンス、トランポリンなどいろいろな経験をしてきました。
ふりかえると反省もありますが、「失敗は成功のもと」とポジティブに切り替えるようにしています。
子育ては大変なことも多いですが、その分、子どもから大きな幸せをもらいます。
子育てに奮闘されている方へ、少しでも参考になる記事を書けたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修