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ロンパースとカバーオールって、何が違う?それぞれの用途や着せ方を解説

ロンパースとカバーオールって、何が違う?それぞれの用途や着せ方を解説
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何枚あっても困らないベビー服。
そうは言っても、赤ちゃん向けの服はいろいろな名前や種類がたくさんあって、何をどう着せたらいいか迷いますよね。
なかでも、ロンパースやカバーオールは必ずといっていいほど着せる機会があります。

この記事では、このロンパースとカバーオールの違いや、用途、成長過程や季節によって変わる着せ方のポイントを解説していきます。
また、おすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひそちらも合わせて参考にしてみてください。
それでは、早速ご覧ください!

ロンパースとカバーオールの違いは?

ロンパースとカバーオールの違いは?

同じ仕様でもメーカーによってそれぞれベビーウェアの表記が異なり、明確な定義はされていません。ただし、一般的な使い分けは以下の通りです。

ロンパース

上と下が一体型のつなぎタイプの洋服ですが、ベビー用のインナーとしても使えます。
股の下までの長さで、足が全部出るものを指すことが多いようです。

カバーオール

肩から足まで覆うタイプのもの(半ズボン・長ズボン・足先まで)で、洋服として使うので肌着の上から着せる必要があります。
パンツとシャツが繋がって股下部分をスナップで留める下着のことを「ボディスーツ」と呼びますが、これにスカートやズボンなど、ボトムス付きの上下つながったタイプのものをロンパースとする説もあります。
ほかにも、カバーオールが着れるようになる前に着るつなぎタイプの洋服は「プレオール」とも呼ばれたりします。
どれも、袖は長袖・半袖・袖なしがあります。
いずれも名前にこだわって選ぶ必要はなく、赤ちゃんの月齢や用途などに応じて選ぶといいでしょう。

ロンパースの用途や着せ方

ロンパースの用途や着せ方

成長過程によって、おすすめするタイプのデザインが変わってきます。
出産の後すぐに赤ちゃんに着せる場合、首がすわる前の新生児は大きく開く全開きタイプのものを選べば、着替える時の心配も少なくおすすめです。
首がすわる前は、ロンパースを開いて赤ちゃんを上に寝かせて着せることができる前開き・横開き、首がすわってからは、頭からかぶるタイプにすると着替えがしやすくなります。

新生児のうちは、肌着のみでも快適に過ごせるので必ずしも購入が必要ではありません。
ねんね期(生後0~5か月頃)や活発なハイハイ期にロンパースを着ると、はだけたり脱げたりしてお腹が冷えることがないようしっかりと守ってくれるので、機能的で便利です。
また、寝返りをうてず、自分では動けないながらも足をバタバタするねんね期は、股下のスナップボタンを留めかえることでドレススタイルとカバーオールスタイルになるツーウェイタイプのものがおすすめです。
ロンパースは短肌着やコンビ肌着の上に着用しますが、肌着の代わりに着用することができますので、夏場はロンパース1枚でも過ごせます。
冬は上に洋服を着せる仕様になります。
また、お風呂上りは着替えにタオル地の素材のものを使うのもおすすめです。

首がすわってない時期は、全開きでないものを着せるのは難しいかもしれません。
寝かせた状態で頭から、もしくは足からはかせることになりますが、よければ動画などで着せ方を確認してみてください。

首がすわってからのかぶせタイプの着せ方は、下記のとおりです。

  1. 赤ちゃんを後ろから抱っこして膝の上に座らせる
  2. ボタンを全部外したロンパースに足を片方ずつ入れる
  3. 袖口からママの手を入れ、内側から入れた赤ちゃんの手を持って袖口まで優しく誘導する

いずれの時期も、肩ボタンがついているもの、襟ぐりが広いものを選ぶと良いでしょう。
2歳ごろまではお腹を隠せるので夜のパジャマとして使えます。

カバーオールの用途や着せ方

カバーオールの用途や着せ方

カバーオールは、前述の通り洋服として着用します。
月齢は2~3か月からのものがほとんどで、長袖長ズボンの洋服なので冬には重宝します。
ロンパースと同じく、首がすわるまでは赤ちゃんが寝たまま着せられる前開きがおすすめです。
かぶせタイプになると可愛いデザインが豊富になり洋服として長く着られるので、お出かけの時、赤ちゃんにおしゃれをさせる楽しみも出てくるでしょう。
着せ方はロンパースとさほど変わりません。

私個人の経験では、10か月くらいまで毎日のようにロンパースを着せていました。
10か月過ぎたころから歩き出したのですが、洋服のカバーオールを着せていたように記憶しています。夏は一枚で過ごすこともよくありました。

おすすめのロンパースとカバーオールをご紹介

おすすめのロンパースとカバーオールをご紹介

赤ちゃんは、月齢ごとにできることが増えていきます。
ここでは、月齢ごとにおすすめの商品を紹介します。

新生児

おむつ替えしやすいものがおすすめです。
肌着はシンプルなデザインで、赤ちゃんの肌に優しい綿100%の生地で作られた短肌着・長肌着を選んで着せると安心です。
汗の吸水性もよく、赤ちゃんが寝ている間も快適に過ごせます。

生後1か月頃

足をよく動かすようになります。
首がすわってないので、前開きでスナップボタンで留めるタイプが良いでしょう。
肌着は、コンビ肌着、ボディスーツがおすすめです。

赤ちゃんの手はとてもかわいいですよね。
ですが、爪はとても薄くて伸びるのが速く、小まめに切ってもつい顔を引っ掻いてしまいがちです。
胎盤を通して渡されたママの女性ホルモンが赤ちゃんの皮脂の分泌を促し、それによって発症する乳児湿疹やアトピーがかゆみの原因となって、赤ちゃんが顔を引っ掻くのではと考えられています。
毛穴が小さく皮脂が詰まりやすいため、悪化することもあります。
特に夏・秋生まれの赤ちゃんは、乳児湿疹のピークを迎える時期が乾燥しやすい冬なので、ミトンを使用するようにして、赤ちゃんのデリケートな肌を守ってあげることも大切です。

生後3か月頃

首がすわる頃なので、頭からかぶるタイプが着せられるようになります。

生後5か月頃

寝返りができるようになりますので、頭からかぶるタイプがおすすめです。

1歳前後頃~

たっち・あんよ期は上下の服に移っていくと良いでしょう。
次第に動きが速くなったり、活発になったりするので、おむつ替えや脱ぎ着をする際は上下の方が着せやすくなります。

また、誰しもかわいい赤ちゃんの頃の姿を写真や動画で残しておきたいと思うでしょう。
色んなデザインのロンパース・カバーオールが出ていますので、イベントや記念日の外出の際には、男の子、女の子、それぞれに合わせたフォーマルなセット衣装を選んだり、メッセージの入った衣装、親子お揃いで着られる衣装など、楽しみながら貴重な記録を残せるといいですね。
寒い時期や冷房のきいた所では、レッグカバーを使うのも良いでしょう。

2歳頃~

自我が目覚めはじめ、何でも自分でしたがるようになります。
脱ぎ着やトイレトレーニングなど、上下セパレートの方が練習しやすくなりますので、お子様の状況に合わせて徐々にトップスとボトムスをそれぞれ準備するようにしましょう。
やる気を上手に受け止め、できることを増やしていきましょう。
保育園によっては、ロンパースやカバーオールのようなつなぎのものを持ってこないよう指示されることがありますので、預ける際には事前に確認しておきましょう。

まとめ

ロンパースとカバーオールはメーカーによってさまざまです。
ロンパースは肌着として使えるものもあるので、ブランド物のロンパースを出産のお祝いで贈るギフトとして選ぶととても喜ばれます。
首がすわる前(生後3か月頃)は全開きのツーウェイのものが、すわってからはかぶせタイプで肩ボタンや襟ぐりのあるものが望ましいと言えます。
低出生体重児や未熟児を対象にした40~45・40~50といったサイズのベビー服がありますので、お子様に合わせて選ぶことができます。

赤ちゃんが生まれると、お母さんは外に買い物に行くような余裕はなくなると思います。
今回ご紹介したもの以外でも、通販などを利用するとたくさんのベビー服が出ていますので、お洋服探しも楽しんでみてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

あやぽんママのプロフィール写真 あやぽんママ 1女のママ

おうちでは何もかも独り占め、そして負けん気の強い女の子、お外では恥ずかしがりやさんの一人娘を持つママです。
理想や結果にとらわれず、「普段の楽しめることが幸せ」をモットーにしています。
手を抜いていいところ、困ったときや遊びの一工夫など、ママパパもお子様も『大丈夫。』を伝えられる情報や体験談を発信していけたらと思います。
目まぐるしい毎日ですが、ほっと一息つきたいときに読んでもらえるような、気が楽になる記事をお届けします。

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歯科医師
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ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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