マタニティフォトの撮影時期はいつ?注意点やおすすめのペイントデザインも紹介
妊娠がわかって少し落ち着くと、マタニティライフを想像しますよね。
やってみたいことの1つに、赤ちゃんを妊娠した記念に撮影するマタニティフォトがあると思います。
マタニティフォトは、海外セレブの芸能人たちが行っていたことから人気になり、その流れで日本でもマタニティフォトの撮影をする人たちが増えたと言われています。
妊娠は、成人や結婚などと同様に人生の中でも大きなイベントの一つです。
そんな素敵な瞬間を写し出すマタニティフォトは、生まれる前の子と一緒に撮影する最初の記念写真とも言えるでしょう。
わたしも第2子の出産を控えていて、今回は出産前にマタニティフォトを撮ろうと思っています。
第1子の時はなんだか恥ずかしい気持ちが大きく、知識もなかったので撮影しませんでした。でも、ちゃんと撮っておけば良かったなとちょっと後悔しています。
今は家族3人の時間もあと少しという寂しさと、これから4人になる未来へのワクワクの気持ちを忘れないようにマタニティフォトで残そうと計画中です。
夫婦でどのような写真にするのか考えたり、準備をしたりする時間も、家族のちょっとしたイベントとして素敵な思い出になりそうです。
具体的にマタニティフォトとはどのようなものか、どのタイミングで撮影することが多いのか、気をつけた方がいいことやおすすめのペイントデザインをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、大きくなってきたお腹をメインに妊娠中という限られた期間の姿を残すことができる写真のことです。
これは、これから誕生する子と出会う前の初めての記念写真になります。
新たな命を授かり、マタニティフォトが、これから増える家族の一生の思い出の1つになるのは魅力がありますよね。
記録として残るようにしておけば、赤ちゃんがお腹の中にいた時の貴重な瞬間の記憶が蘇えるきっかけにもなります。
子供が成長した時に、家族でマタニティフォトを見てお腹の中にいた頃のエピソードを思い出したりすることがあるかもしれませんね。
子供がその写真を見ることで、自分が実際にお腹の中にいたことが確認できれば、ママヘの感謝の気持ちを感じるきっかけになり、家族の絆をより強く結ぶことができるでしょう。
マタニティフォトを撮影することによって、これから迎える出産や子育てをより身近に感じることができるようになり、また、赤ちゃんへの愛情もますます溢れてくるようになるかと思います。
最近では、赤ちゃんの生後3週間ぐらいまでに撮影するニューボーンフォトや、赤ちゃんが生まれて6ヶ月後に撮影するハーフバースデーの写真を撮影するのも人気となっています。
これから赤ちゃんが生まれたら、百日祝い(お食い初め)、宮参り、誕生日、幼稚園の入園、卒園、七五三、学校の入学、卒業、成人式など、さまざまなタイミングで記念撮影をする機会があるかと思いますが、マタニティフォトは、それらのお祝いの最初の記念撮影となることでしょう。
では、マタニティフォトにはどのような撮影方法があるのか、大きく分けて2つの撮り方をご紹介します。
セルフフォト
まず、自宅やお気に入りの場所で自分たちで撮るセルフフォトです。
セルフフォトのメリットは、
- 自由度が高くオリジナリティの高い写真が撮れる
- 自分たちのペースで好きな時に好きなポーズでリラックスして撮影できる
- どこでも好きな場所で、時間を気にせず何度も撮り直しができる
- 慣れた場所で自然な笑顔を作ることができる
- 費用を抑えることができる
などがあります。
セルフフォトの場合、お兄ちゃんやお姉ちゃん達も一番慣れた自宅で撮影すれば、慣れないスーツやドレスを着ていたとしても、緊張せずに気持ちの余裕を持って撮影できるかもしれませんね。
最近では、ドレス姿だけでなく、カジュアルなスタイルでマタニティフォトを撮影する人たちも増えています。
セルフフォトでは、毎日ママが自分のお腹の様子を撮影して、タイムラプス動画として残す方もいるようです。
しかし、セルフフォトに慣れていないと光の調整が難しかったり、コンセプトが決まってないとオシャレに撮れないなどの問題がありそうです。
プロによる撮影
もう1つは、プロによるフォトスタジオや素敵なロケーションでの撮影です。
プロ撮影のメリットは、
- 大体のイメージを伝えることで、プロのカメラマンによって演出された素敵な雰囲気の撮影方法を提案してもらえる
- フォトスタジオを利用する場合、季節や天候などに左右されずに撮影でき、体への負担も少ない
- 設備や照明、背景などが整ったスタジオの空間で洗練された写真を撮影することが可能
- 衣装のレンタルやヘアメイクをしてもらえるため、特別な撮影が可能
- ロケーションフォトの場合、お気に入りの公園や思い出の場所なども選択可能
- 自分たちでは撮ることのできないクオリティの高い写真が撮れる
などがあります。
マタニティフォトは撮影場所も重要になります。
フォトスタジオの多くの店舗は、人気の高い白い背景の写真が撮れるようになっていて、シンプルな背景のなかに白いマタニティドレスを着た姿を溶け込ませたり、小物をアクセントカラーにして色の演出をしたりと、フォトスタジオならではのアレンジで優しい印象のきれいな写真を撮影することができます。
女性は、チューブトップとスカートを着用すれば、大きなお腹をしっかり目立たせることができますし、お腹にリボンを巻いて撮影すれば、赤ちゃんがパパとママに授かったプレゼントのように見えますよね。
また、お腹に手を添えて撮影すれば、わが子への愛情をあらわす演出もできるでしょう。
最近では結婚式をしないカップルも少なくないことから、マタニティフォトの時にウェディングドレスを着て、ウェディングフォトのように撮影しようとする人も増えています。
胸の下に切り替えが入っているようなデザインのウェディングドレスであれば、お腹が大きくなっていたとしても着ることが可能なため、フォトスタジオでスタッフの方にアドバイスをもらうといいですよ。
ドレスなどの衣装のレンタルだけでなく、ヘアスタイルのセットや写真データの提供などがセットになったお得なプランやキャンペーンも用意されていたりするので、フォトスタジオに実際に質問してみるといいでしょう。
どんな写真になるのか不安に思う方もいるかもしれませんが、プロのカメラマンにお任せして、今しか撮影できない貴重な瞬間を写真に収めるのはとても素敵ですよね。
プロによる撮影のデメリットは、
- 撮影にあらかじめ予約が必要
- 緊張して自然体で撮れない
- 高額な費用がかかる
などの点が挙げられます。
プロのカメラマンによって撮影してもらう場合、料金の相場はおおよそ2万円〜4万円程です。
セルフフォトとプロによる撮影、それぞれの撮影方法にメリット、デメリットがあるため、家族の都合のいい撮影方法を選ぶといいでしょう。
マタニティフォトの撮影時期はいつ?
マタニティフォトにおすすめの時期は、お腹の大きさが目立ってくる妊娠7ヶ月〜臨月の時期です。
撮影場所に行って撮る場合は個人差があるでしょうが、体調が落ち着いていて動きやすい8ヶ月頃がおすすめです。
臨月近くになると腰痛やお腹が張りやすいなどトラブルも多くなりがちなので、ご自身の体調を見ながら撮影時期を決めればOKでしょう。
第2子以降の場合は少し早めの撮影がおすすめです。
一般的に、第1子よりも早くお腹が出てきやすい傾向があるからです。
双子ちゃんの場合は妊娠中期の撮影がおすすめです。
比較的体調が安定しているからです。
マタニティフォトがこの時期におすすめな理由は3つあります。
1つ目は、妊娠中のお腹のふくらみや大きさはその時にしか経験できない姿だからです。
意外と時間が経つとお腹が大きかった時のことを忘れてしまいます。
お腹を目立たせて撮影するマタニティフォトは、この限られた瞬間の神秘的な姿を残すことができます。
2つ目は、胎動も激しく感じるようになり、パパと出産後の話をよくするなど赤ちゃんへの愛情もより大きくなってくる時期だからです。
愛情たっぷりの写真を残せるのもマタニティフォトならではです。
3つ目は、生まれてくる子との初めての家族記念写真になり得るからです。
子供が成長した時にこの姿を残しておいて見せてあげたいと想うパパママも多いようです。
妊婦さんによっては、だんだんお腹が大きくなってくると妊娠線やおへそ周りの黒ずみが気になるという方もいます。
でも、後になるとそれもいい思い出になったりします。
ありのままの姿を残せてよかったなどの意見もたくさんあります。
どうしても気になる場合は、後から加工して消すことも簡単にできます。
マタニティフォトの撮影時期は、お腹の大きさがよく分かるようになりご自身の体調が良い時がおすすめです。
マタニティフォト撮影の注意点
マタニティフォトを安心・安全に撮るための注意点を確認しておきましょう。
何より大切なのは、妊婦さんご自身とお腹の中の赤ちゃんの体調です。
無理をせずリラックスして写真撮影を行うのがベストです。
では、他に気をつけておきたいことはあるでしょうか?
フォトスタジオや出張撮影を依頼した場合、当日の急な体調の変化などで、せっかくの撮影をキャンセルせざるを得ない可能性があります。
その際に、キャンセル料がかかるのか?変更は可能か?など事前に確認しておくといいでしょう。
撮影場所を野外にした場合、真夏の暑い時期や真冬の寒い時期など天候により妊婦さんへの負担が大きくなる場合があります。
マタニティフォトを撮影する時期と合わせて、体調についてもよく考慮して決めましょう。
撮影する際の衣装・服装も気になるところです。
フォトスタジオでは衣装の貸し出しをしているところもありますが、貸し出しがない場合は、お気に入りの服などを持ち込みができるかなど確認しておくといいでしょう。
誰とどのように撮影したいかを事前に決めておくと、リンクコーデや小物(エコー写真・ファーストシューズ・おもちゃなど)の用意ができておすすめです。
お腹を出して撮影する場合、ズボンや下着・ストッキングの跡が残っていると残念ですよね。
なるべく締め付けのない服装がおすすめです。
また、お腹の産毛や妊娠線が気になるという方は事前に処理したり、コンシーラーで隠したりするなど対処法しておきましょう。
マタニティフォトおすすめのペイントデザイン紹介
マタニティフォトを撮る際、1つのアイデアとしてベリーペイントと呼ばれる、お腹に週数やメッセージ・イラストをペイントする方法があり、こちらも人気があります。
海外では安産のおまじないの意味で、大きくなったお腹にペイントする文化があります。
近年、日本でもベリーペイントは安産祈願として、とても人気があります。
やり方は、アーティストさんへペイントを依頼したり、自分たちでもペイントを楽しんだりすることもできます。
また、プリントされたシールなどもwebサイトで購入が可能です。
いろいろなwebサイトでは、パパやママと一緒にマタニティフォトを撮影するお兄ちゃんやお姉ちゃん向けのボディシールも販売されており、セミオーダーで子供の名前を入れてくれるサービスもあります。こういった商品を使用すれば、特別感も出て、家族みんなで一緒に撮影を楽しむことができますね。
おすすめのペイントデザイン
- 赤ちゃんのイメージがしやすいモチーフ
虹・空・海・天使・コウノトリ・ベビーグッズ
- 性別がわかるデザインやカラー
男の子・星・車・クマ・水色
女の子・ハート・花・ちょうちょ・ピンク
- 撮影する週数や赤ちゃんへのメッセージ
○week○day・Welcom Baby・My Sweet Baby
- パパ・ママの好きなもの、趣味
アニメ・音楽・スポーツ・ゲーム
- 思い出の場所
出会った場所・プロポーズの場所・旅行先・特別な場所
冒頭でわたしもマタニティフォトを撮ろうと思っているとお伝えしましたが、今回は自宅で簡単にできるマタニティペイントシールを活用しようと思っています。
さまざまなデザインがあって迷いましたが、いくつかの候補の中から4歳の息子と一緒に決めました。
自宅で36週ごろ撮影予定で今から楽しみです。
まとめ
マタニティフォトは、妊娠中の限られた姿を形に残せる記念写真です。
生まれてくる子との初めての家族写真とも言えます。
身体や気持ちの変化が大きく落ち着かないことも多いマタニティライフですが、楽しみや幸せなこともたくさんあります。
もちろん妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんの体調を第一優先に考慮しつつ、体調の様子を見ながら妊娠中にしか撮ることができない、あなたらしいマタニティフォトを残すのはいかがでしょうか。
この記事を書いた
サポーターママ
マイペース慎重派な男の子の育児&久しぶりマタニティライフ満喫中のママです。
1週間の作り置き料理で大量の野菜を無心でカットがストレス発散になってます。通勤時間が長く平日はほぼワンオペ育児。
そんなわたしが大切にしているのは"少しの時間でもコミュニケーション次第でたくさん小さな幸せや成長を身近に感じられる"ということ。
今まで実践してきたことや家族での体験談などを交えて、みなさんのお役に立つ情報を発信できれば嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修