保育園に毎朝泣いてしまう子どもの原因と対処法・先輩ママパパのエピソード集|学習プリント.com

保育園に毎朝泣いてしまう子どもの原因と対処法・先輩ママパパのエピソード集

保育園に毎朝泣いてしまう子どもの原因と対処法・先輩ママパパのエピソード集
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子供の保育園が決まり、いよいよ新生活スタートという時に、毎朝「保育園に行きたくない」「お家に帰りたい」「ママといたい」と泣かれてしまうと、つらくなりますよね。
私自身も娘を0歳8か月の時から保育園に預けていましたが、娘が1歳を迎えた頃から登園前にぐずるようになり、ベビーカーに乗せたら泣き、保育園に着いても泣き続く日々を繰り返し過ごしました。
なんとか保育士さんに預けて、一目散に保育園を出ていたのを思い出します。
きっと同じようなつらさ、悩みを抱えているパパさん、ママさんはたくさんいらっしゃるのではと思います。

この記事では「子供はなぜあんなに泣くの?」「どうすれば状況は改善される?」について、私の体験談やママ友さんから聞いたエピソードなども含めて、ご紹介します。
少しでも参考になれば幸いです。

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保育園に毎朝泣いてしまう子どもの原因

保育園に毎朝泣いてしまう子どもの原因

成長過程

まず、子供は生後7ヵ月頃~1歳半頃までが、人見知りの激しい時期と言われています。
視力や脳の発達とともに、毎日接するママやパパの顔を覚え「安心できる存在」だと認識(記憶)できるようになります。
そして同時に、親以外の人や、家以外の知らない場所は「不安な存在」となり、保育園に着いて急にママやパパが離れていくことは、とてつもない恐怖だと感じるようになります。
この時期の子供には、まだ自分で解決する能力はないため、泣いてママやパパに助けを求めてくるのです。

ただ、この様子はどの子供にとっても「大切な成長過程」であり、成長している証拠と言えます。
個人差はありますが、時期を経て心身ともに成長することで少しずつ落ち着いていきますので、広い心で付き合いたいですね。

ちなみに我が家の場合は、0歳8か月で入園した際には意外と平気な様子だったのですが、1歳を過ぎた頃から急に「行きたくない」が始まり、数か月間続きました。

家で過ごすことが好き

基本的に子供は「家で過ごす」ことが好きかなと思います。
家にいれば、好きなゲームをしたり、だらだらテレビを見たり、好きな時にお菓子を食べたり、自由に過ごすことができます。
そんななか、朝早く起きて急いで準備して外に出るという行為は、面倒なことと感じているかもしれません。
普段は保育園を嫌がらない子供でも、連休明けや長期休み明けに「行きたくない」と数日ぐずりがちなのも、家の「快適さ」から離れたくないという感情からでしょう。

自宅での言動や、登園中の様子にヒントあり?

上記2つのほかにも、何か理由があるかもしれません。
例えば「服装や髪型が気に入らない」「睡眠不足で眠たい」「お腹がすいている」「登園中や保育園内に苦手なもの(人)がいる」などです。
「今日はグズり方が変だな」とか「この時間帯だけグズるな」など気づいた点があれば、子供に気持ちや理由を聞いてみるのもいいかもしれません。

保育園に毎朝泣いてしまう子どもの対処法

保育園に毎朝泣いてしまう子どもの対処法

まずは子供の気持ちを受け止める

朝は余裕がないため、つい「行かなきゃダメでしょ!」「お母さんを困らせないで!」などと叱ってしまったり「行けば楽しいよ!大丈夫!」と一方的な声掛けになってしまいがちです。
まずは、子供の気持ちに寄り添った声掛けで、気持ちを落ち着かせてあげましょう。

実際、我が家では泣いている娘に対し「今から保育園に行ってお友達や先生に会っても、まだずっと帰りたかったら先生に言っていいよ。お母さんが迎えに行くからね」と伝えていました。
「つらかったら我慢しなくていいんだ」という選択肢を与えてあげるのも大切かなと思います。

頑張ったら〇〇あるよ作戦

頑張って保育園に行ったら「みんなでシャボン玉やるんだって!」や「今日のお昼ご飯、大好きな唐揚げだよ」などと伝えたり、ご褒美に「おうちでパンケーキ食べようね」「〇〇のゲームやっていいよ」など「好きなものが待ってるよ」と伝えたりすると、子供の気持ちが前向きになる可能性があります。
また、乗り物や植物、生き物が好きな子供であれば、登園中に少しだけ寄り道してあげても気分転換になっていいと思います。

好きなお友達・先生をフル活用。そして先生に預けたら、潔く別れる。

保育園に好きな先生やお友達がいる子供であれば、お友達と保育園の近くで待ち合わせをして一緒に行ったり、好きな先生に抱っこしてもらってご機嫌にしたりする方法も有効でしょう。

我が子は男性の先生が苦手で、お出迎えの先生が男性だと更に泣いてお部屋にも入ってくれない様子だったので、女性の好きな先生を呼んで抱っこしてもらっていました。

そして当時、保育士さんに言われたのが「お子さんとバイバイしたら、振り返らずサッと行ってください」でした。
親が長居してしまうと、子供は更に別れがつらくなって逆効果になるとのことで、後ろ髪を引かれる思いで、保育園から走り出ていました。
しかし意外にも夕方お迎えに行くと、子供はケロっとした様子で元気に遊んでいて「え~もう帰るの~?」なんて言われることもしばしば。
子供は親が想像する以上に、どんどん成長しているのだなと感じました。

帰宅後や休日はたっぷり甘えさせてあげましょう

月齢的にも、まだまだママやパパと一緒にいたい時期です。
朝泣いてしまっても、頑張って保育園で遊んで帰宅した後は、しっかり褒めてスキンシップをとってあげてください。
5分でも10分でも手を止めて子供の目を見て、お話を聞いてあげてください。
それだけでも子供の心は満たされて、翌日からの頑張るエネルギーになるはずです。

私の場合は子供がぐずってどうしようもない日には「思い切って会社を休む」こともありました。
なかなか難しいかとは思いますが、しっかり子供と「明日は保育園に行こうね」という約束をしたら、あとは1日中好きなことをして一緒に過ごすようにしていました。
そのおかげか、翌日にはグズりながらも頑張って登園してくれました。

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先輩ママのエピソード集

先輩ママパパのエピソード集

私の娘は1歳3か月の時から保育園に行っていますが、泣くのは保育士さんに預ける直前が多かったので、好きな保育士さんを見つけて抱っこしてもらい、私はサっといなくなるようにしていました。
家にいる時からグズる場合には、普段使わない可愛いヘアゴムで髪を結んであげて「お友達や先生に見せてあげよ~」と言ったり、お気に入りのおもちゃと一緒に登園したりしていました(3歳女の子ママ)

私の息子は、電車が大好きすぎて「保育園に行かないで電車見る!」と言って家からグズることも。
そういった時は、「あと2回保育園行ったら、〇〇電車乗りにいこ!」と励ましたり、「(先生から電話かかってきたフリをして)〇〇先生が、一緒にどんぐり探しに行こうって言ってるよ」と伝えたりして、声掛けを工夫していました。(3歳男の子ママ)

まとめ

この記事では、保育園に行く前に泣いてしまう理由や考えられる原因、そして、実践していただきたい対処法について実体験も含めて、ご紹介しました。
各家庭のお子さんによって泣いてしまう様子や、時期、期間など、状況はさまざまかと思いますが、ただでさえ忙しい朝の時間帯にずっと泣かれてしまうと、余裕がなくなってしまいますよね。

ですが、少し落ち着いて思い出してみてください。
この時期は、お子さんにとって「大切な成長過程」です。
私たち大人も、確実に歩んできた道です。
朝、今より少しだけ余裕をもって泣いているお子さんの気持ちに寄り添いつつ、声をかけてあげてください。
きっと、一日一日お子さんの心は成長して、もう少しすれば大きな成長を見せてくれるはずです。
それまで一緒に頑張りましょうね。

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