子どもの好き嫌いをなくすには?先輩ママの克服方法、食事の工夫やコツを紹介|学習プリント.com

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子どもの好き嫌いをなくすには?先輩ママの克服方法、食事の工夫やコツを紹介

子どもの好き嫌いをなくすには?先輩ママの克服方法、食事の工夫やコツを紹介
更新日:  | 公開日:
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「子どもの好き嫌い」について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
せっかく用意した食事を子どもが食べてくれないと、栄養面で心配になったり、がっかりしたりしますよね。
好き嫌いとらいっても子どもによって様々です。
無理に食べさせようとするのは大変で、親も子どもも疲れてしまいます。
親も子どもも楽しく好き嫌いを減らしていけたら最高ですよね。

幼児期は好き嫌いがあっても調理の工夫で食べられるようになることが多いです。
好き嫌いをなくすコツについてご紹介していきます。

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子どもの好き嫌いをなくすには?先輩ママの克服方法

子どもの好き嫌いをなくすには?先輩ママの克服方法

子どもの好き嫌いが多いと心配ですよね。
幼児期は自我が芽生え、意思表示もできるようになるので「好き嫌い」や、好きなものしか食べない「ばっかり食べ」が目立ちやすい時期です。
「好き嫌い」も子どもが成長している証なので、あまり気にせずゆっくりと見守りましょう。
とはいえ、好き嫌いが多かったり、食べるものが偏ったりする場合にはいろいろなものを食べられるようにしていきたいですよね。

子どもの年齢や成長具合によっても好き嫌いの理由が違ってくるのでそれによって方法を変えていきましょう。

【年齢別 好き嫌いの克服方法】

1歳〜1歳半頃はお腹の好き具合によって食べたり、食べなかったりする時期です。
3食+おやつの時間を決めて規則正しく食事をすることや、遊びでしっかりとお腹をすかせておくことが大切です。

2歳頃までは気分によって食べたり食べなかったりする時期です。
1度嫌がったものでも、違うお皿に盛り付けたり、家族みんなで食べたりシチュエーションが変わると食べることもあります。
切り方や盛り付けなどを少し変えてみるだけで好き嫌いが減ることが多い時期です。

3歳以上になれば、嫌いな理由がはっきりしていることが多いです。前に食べたときに「苦かったから」「固かったから」など子どもにどんなところが嫌いなのかをきいて、それを解消するような調理法を試してみましょう。

【好き嫌い克服のポイント】

少しでも食べたらほめる

ひとくちでも食べられたらほめましょう。
分からないように細かく刻んで入れた場合でも「〇〇が入っていたんだよ。食べられたね。」と伝えてほめてあげることで、達成感や自信につながります。

嫌いなものは少しだけ盛りつける

たくさん盛りつけると子どもも食べる気持ちがなくなってしまいます。
まずは子どもがひとくちで食べられるくらいの量を盛りつけて、食べられたら徐々に増やしていくのがおすすめです。

好きな食材と組み合わせる

カレーやハンバーグ、ホットケーキなど子どもが好きな料理に入れたり、肉で巻く、卵で包んだり好きな具材と組み合わせることで食べやすくなります。

切り方や調理法を変える

大きすぎて食べられない、固くて食べられないということもあります。
皮や種を取り除くなど、食べにくいものは食べやすいように調理するのがおすすめです。
子どもの口に入りやすいサイズで、野菜はやわらかく加熱することで食べやすくなり、食べてくれることもあります。
茹でたり炒めたりしたものは苦手だけど、揚げたら食べられるなど調理法によって食べられることもあるのでいろいろ試してみましょう。

無理に食べさせない

無理に食べさせようとすると、ますますその食材を嫌いになったり、食事をすることが嫌いになったりしてしまいます。
嫌がるときは無理強いせず、期間をあけてまた試してみましょう。

【娘の卵嫌い克服体験】

私の娘は2歳前頃から卵が嫌いになりました。
それまでは普通に食べていたのですがある日突然、卵焼きを食べなくなりそこから茶碗蒸しや卵とじなどの卵料理、ホットケーキなど卵を使ったものは一切食べなくなりました。
アレルギーがあるわけではないので、しばらくは娘の様子を見ながら間隔を開けていろいろなメニューを食卓に出してみましたが食べることはありませんでした。

そこで、2歳半になったのをきっかけに娘と一緒に卵料理を作ることにしました。
まずは卵を割るところからスタート。
娘が割った卵を一緒に混ぜて娘が好きなほうれん草やチーズをトッピングしてフライパンで焼きました。
初めのうちはなかなか食べなかったので、私が「○○ちゃんが作ってくれた卵焼き美味しいね」「ありがとう」と笑顔で食べる姿を見せました。
作るのは楽しかったようなので卵焼き作りを続けていると、ある日娘が自分から卵焼きを食べました。

「一緒に作った卵焼きは美味しいね」「自分で食べれてすごいね」などと食べることができた喜びを言葉でつたえました。
すると始めは一口だったのが、だんだんと食べる量が増えていき自分で作った卵焼きなら食べられるようになったのです。
少し手間はかかりましたが、自分で作った達成感や喜びから「食べたい」という気持ちが芽生えたり、一緒に料理をすることで親子の時間がとれたりしたので良い思い出になっています。

3歳になった今では卵嫌いを克服し、自分で作ったもの以外にもいろいろな卵料理が食べられるようになりました。

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食事の工夫やコツを紹介

食事の工夫やコツを紹介

【好き嫌い克服のための調理テクニック】

こまかく刻む

やわらかく茹でた野菜でも繊維が残っていると食べにくく、好き嫌いにつながることもあります。
縦、横にこまかく刻むことで食べやすくなるのでおすすめです。
また、小さく刻んだり、ペースト状にしたりして料理に混ぜることで嫌いな食材だと気がつかず食べることもあります。

皮をむく

トマトやナスなど皮の固い食感が食べにくさにつながります。
皮を取り除くことで食べやすくなります。

型抜きする

星やハート、動物など子どもが好きな形にすることで楽しく食べられます。
子どもに型抜きのお手伝いをしてもらうことで自分が作ったという体験から食べてみようという気持ちが芽生えることもあります。

片栗粉をまぶす

肉や魚は片栗粉をまぶしてから焼いたり、煮たりすることでパサつかず食べやすい食感になります。

【食材別調理テクニック】

ほうれん草・小松菜など青菜が苦手な子に

香りや青くささが強く苦手な子が多いです。
ごまやかつお節など風味のある食材や、ベーコンのように油脂を含む食材と組み合わせることで食べやすくなります。

だいこんやれんこんなど根菜が苦手な子に

繊維が多く筋っぽかったり、アクが強いと食べにくく感じます。
やわらかく加熱したり、切り方を工夫したりすると食べやすいです。
れんこんやごぼうなどアクが強い食材はしっかりとアク抜きをしてから調理しましょう。

トマト・ピーマン・なすが苦手な子に

食感、味、香りなど苦手な原因を取り除くことで食べやすくなります。
皮や種をとれば食べられる、加熱すれば食べられるなど調理法によって食べられることもあるので工夫してみましょう。

魚が苦手な子に

加熱しすぎてパサパサしたり、生ぐさかったり、前に食べたときに骨があったりすると魚が苦手になります。
新鮮な魚を選び、骨や皮は取り除いて調理しましょう。
衣をつけて揚げたり、煮汁にとろみつけたり、食べやすい大きさに切ったりすることで食べやすくなります。

肉が苦手な子に

かたくて噛みきりにくい、筋っぽい、パサついているなどがあると食べにくいです。
片栗粉をまぶすことでやわらかくしたり、子どもが食べやすい大きさにカットしたり、食べやすい調理法を心がけましょう。
子どもが好きな味付けにすることでスムーズに食べられることもあります。

牛乳、乳製品が苦手な子に

乳製品特有のくさみが苦手な子もいます。
バナナやいちごなど果物と混ぜてジュースにしたり、ホットケーキに混ぜてみたり、グラタンやスープなど料理に混ぜたりすることで食べやすくなります。

【食事の工夫】

子どもが食べたいと思えるようなきもちを引き出し、食べることが楽しいと感じることで好き嫌い克服につながります。

家族で食卓を囲む

家では食べなくても、保育園や幼稚園、学校では食べていることも多いです。
ひとりでは食べられなくても家族一緒に食べることで自然と食べられるようになることもあります。

一緒に料理を楽しむ

一緒に作った経験や達成感から食べてみようという気持ちになることも多いです。
混ぜる、型抜きをする、野菜を洗うなど簡単な作業から始めてみるのがおすすめです。
料理だけでなく、机をふく、食器を運ぶなど食事の準備をすることやトマトやピーマンなど家庭菜園をすること、一緒にお買い物に行くことも苦手な野菜を身近に感じ、食べるきっかけにつながります。

子どもでも使いやすい調理器具を用意すると安全に一緒に料理を楽しめます。

【絵本で楽しむ】

食べ物や料理に関する絵本を読むことで、食材や食事を身近に感じることができます。
「絵本に出てきたのと一緒だねと」声をかけながら食べると食べてみようというきっかけにもなります。

おやさいどうぞ しかけえほん/きのしたけい

にんじん/せなけいこ

まとめ

いろいろな味や食感にふれることで味覚も発達していきます。
歯や顎など身体が成長することで食べられる食材も増えていきます。
好き嫌いなく何でも食べてほしいと思うのが親心ですが、嫌いな食べ物があっても他のものが食べられていれば大丈夫です。

家では食べなくても保育園や幼稚園、学校では食べていることもあります。
食べないからといって食卓に出さないとますます食べなくなってしまうので、調理法や食材の組み合わせをかえてたまにはだしましょう。
「一緒に食べるとおいしいね」「よく噛むと甘くなるよ」など前向きな声かけを意識すると食事も楽しくなります。

親も子ども無理なく、楽しく好き嫌いを減らしていけるとよいですね。

この記事を書いた
サポーターママ

あいママのプロフィール写真 あいママ 1女のママ

刺繍・裁縫などの手芸や動物など可愛いもの好きの主婦です。
自宅でベビーマッサージ講師をしています。
出産前はドラッグストアで管理栄養士として育児相談などを行ってきました。
これまで勉強してきたことや、いろいろなお母さんや赤ちゃんと触れ合ってきた経験、自身の子育てで経験してきたことを活かした記事を発信していきます。
家族みんなが笑顔になれるような、いつも頑張っている方が肩の力をぬけるような、そんなお手伝いが出来たら嬉しいです。

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ゆう歯科クリニック
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【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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