乳幼児【0~3歳】のオススメおもちゃをご紹介!正しい消毒方法と注意点
赤ちゃんが生まれる前や生まれた後、赤ちゃんのためのベビー用品の買い物の際に楽しいのが乳幼児用おもちゃ選びかもしれませんね。
お店に行くととっても可愛らしいおもちゃの商品がたくさん売っていて、お子さんがおもちゃで楽しむ姿を想像しながら選んでいるとなんだかワクワクしてきますよね。
今回はそんな皆さんのワクワクするお買い物をお手伝いするために、乳幼児(0~3歳)のオススメおもちゃをご紹介いたします。
「たくさん種類がありすぎて何を買うか迷っちゃう」「よく見かける知育玩具ってどういうおもちゃなんだろう」「衛生面での取り扱いはどうしたらいいんだろう」「除菌や消毒は必要なのか」などなど、皆さんの疑問解決のご参考になれば幸いです。
目次
乳幼児【0~3歳】のおススメおもちゃを紹介!
乳幼児のお子さんのおもちゃ選びのポイントは
- 安全性(口に入れても大丈夫なサイズ、材質であるか。落としても大丈夫な形状、重さであるか)
- お手入れのしやすさ
などが挙げられます。
小さい頃のお子さんは、月齢とともに目まぐるしく成長し、いろいろなことができるようになっていきます。
その時々に応じたおもちゃ選びをしてあげて、お子さんにめいいっぱい楽しんでもらいたいものです。
それでは、0歳から3歳まで各年齢に応じたオススメのおもちゃを紹介していきます。
0歳のオススメのおもちゃ
ラトル
日本では「がらがら」の名称で親しまれているおもちゃ。
振ると音が出て赤ちゃんの耳を楽しませてくれるおもちゃです。
色もカラフルで、握って触感も楽しむことができ、ものによっては歯固めにも使用できる材質のものもあり、生後間もない赤ちゃんにはもってこいのおもちゃです。
プレイジム
ねんねしたまま、ドーム状の棒から吊り下げられたいろいろな仕掛けで遊ぶことができるおもちゃです。
音が出る仕掛けや触って遊ぶ仕掛けなど、いろいろな仕掛けで楽しむことができます。
棒をつかんで、つかまり立ちをし出す頃にも活躍するおもちゃです。
オーボール
赤ちゃん用に作られたボールのおもちゃです。
大きな網状になっているので握りやすく、転がしたり投げたりしやすい作りになっています。
素材もやわらかく軽くて壊れにくいため、0歳児に限らず長い期間重宝するおもちゃです。
布絵本
文字通り布製の絵本です。
見て楽しい、触って楽しい、破れないしお口に入れて飲み込む心配も無いので安心です。
布製なので汚れたら洗濯もできます。
お子さんと一緒に楽しみながら読んであげてくださいね。
ベビーカー用おもちゃ
お子さんがある程度育つと、ベビーカーに乗せてお出かけすることもあるかと思います。
移動中お子さんが退屈しないよう、ベビーカーに取り付けられるおもちゃを持っているととても重宝します。
移動中お子さんがぐずったりするのを軽減できるかもしれません。
1歳のオススメのおもちゃ
積み木
昔から続く代表的なおもちゃのひとつ。
最初は感触を楽しむだけですが、成長に応じてならべる、積み上げる、形をつくる、形をそろえて箱にしまうなど、手先や頭をつかうことでお子さんの発達のサポートをしてくれる知育玩具として長い間重宝するおもちゃです。
いたずらボックス
ひとつの箱にたくさんの仕掛けが付いていていろいろな楽しみ方ができるおもちゃです。
ドアベルを押す、ティッシュをとる、カギを開ける、リモコンを押すなど、手先をつかって何度でも楽しめて、ついつい夢中になってしまうおもちゃです。
お絵描きセット
1歳頃になったら、ペンを握ってお絵描きデビュー。
マグネットシート式であれば何度描いても消してやり直せますし汚れる心配もないので、たくさんお絵描きを楽しませてあげてくださいね。
お砂場セット
1歳頃になると自分で立って歩けるようになってくるため、室内だけでなく公園などお外で遊ぶ機会も増えてきます。
そんな時に活躍するおもちゃのひとつです。
お砂をすくったり、形を作ったり、崩してみたりといろいろと形を変えるお砂ならではの遊びを楽しみましょう。
コンビカー
足で地面を蹴りながら進む乗り物おもちゃです。
乗り物に乗って前に進んでいく感触を楽しみながらバランス感覚や方向感覚も鍛えられます。
室内で遊ぶ場合は十分なスペースを確保してあげ、お外ではまわりの人や車、段差などに注意して遊びましょう。
2歳のオススメのおもちゃ
おままごとセット
2歳頃になると少しずつごっこ遊びができるようになっていきます。
自分で役割を決めてその役割に応じて動くことで、自分で考えて行動する力が育まれていきます。
お友達とのコミュニケーションにも役立ちますし、どういった役が好きなのか、観察してみるといろいろな発見があるかもしれません。
キッズバイク
2歳頃になると、だんだんと跳んだり走ったりと体を上手につかえるようになってきます。
こうなってくるとそろそろ三輪車デビューの時期です。
ものによってはペダルをこぐ三輪車タイプと、足で地面を蹴って進むバランスバイクタイプ、両方で使用できるものもあり、長期間使うにはとてもオススメです。
ことば遊びセット
だいぶお話しも上手になってくるこの時期から徐々にあいうえおの練習を始めてみるのも良いかもしれません。
「あ」はあひる、「い」はいすなど、文字と物や動物などの名前をセットで学ぶことができ、その後のことばの習得にとても役立ちます。
おもちゃ楽器
音に親しむことはお子さんの感性をとても育んでくれます。
おもちゃが出すいろいろな音を楽しみながら、時にはパパママと一緒に演奏し、歌いながら楽しみましょう。
ねんど
ねんどのグニャグニャする不思議な感触を楽しみ、ちぎる、丸める、形をつくる、くっつけるなど、手先をたくさんつかうことでとても脳に良い刺激になります。
万が一口に入れても安心なように、寒天ねんどや小麦粉ねんどなどを選ぶと良いかと思います。
3歳のオススメのおもちゃ
ことば図鑑
3歳頃になるとさらに語彙数も増えてきて、いろいろな言葉も覚えられるようになってきます。
物や動物などの名前に加えて、あいさつやお友達への声かけのしかたなど、遊びながら学ぶ良い機会です。
日本語と英語がセットになっているおもちゃもあり、この頃から外国のことばに親しんでもらうのも良いかもしれません。
パズル
形の認識がハッキリしてくるこの時期に、パズルで遊んでみるのもオススメです。
形や向きなどを見ながら、自分できちんとはめられた時はとても嬉しく、完成した時は大きな達成感を感じることが出来ます。
プールグッズ
この頃から、本格的にプールデビューしてみるのも良いかと思います。
アームリングや浮き輪などでプカプカ水に浮くだけでも子どもにとっては新鮮な体験です。
水に慣れてきて水中での体のつかい方が分かってくると出来ることも増え、さらに楽しくなってきますよ。
職業おままごとセット
月齢とともにおままごとの内容も進化していき、さまざまな職業に扮したおままごともできるようになっていきます。
なかでもお医者さんは予防接種やかぜなどで必ずと言っていいほどお世話になる職業かと思います。
遊んでみると、お医者さんの口調や言い回しなど驚くほどよく覚えていて、たどたどしく話す姿はとても可愛らしいですよ。
おそうじおもちゃ
3歳頃になると、いろいろなことを何でも自分でやりたがる時期に差し掛かります。
このタイミングで、おそうじなど家のことのお手伝いを始めさせてみるのも良いかと思います。
おもちゃの掃除機などをつかって楽しく遊びながらお手伝いを学びましょう。
おもちゃの消毒は必要?
ここからは、赤ちゃん用のおもちゃの衛生面での取り扱いについて解説していきます。
できるだけ長く、安全に遊んでもらうにはどんな対策をすれば良いのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。
おもちゃの消毒は必要?
赤ちゃん用のおもちゃには哺乳瓶と同様に消毒が必要です。
赤ちゃんのうちは何でも口に入れたがり、おもちゃをよだれでベトベトにしてしまうことが多いものです。
また、いろいろ場所を触った手でおもちゃに触れることで汚れが付着してしまう場合があります。
それをそのまま放置していると、そこから雑菌が発生し、お子さんが病気に感染する元となってしまうため、赤ちゃんがおもちゃを口の中に入れることを想定して、おもちゃをこまめに消毒し、常に清潔にしておくことがとても大切です。
おもちゃの消毒はいつまで?
おもちゃの消毒は大体生後5~6ヶ月まで必要だといわれています。
その後1歳頃にはある程度ウイルスに対する免疫力が備わってくるため、神経質になるほどの頻繁な消毒は必要なくなっていきます。
ただし、あまりにも汚れたおもちゃを使い続けるのも良くないので、日常的に程よく清潔にしておくことは必要かと思います。
おもちゃ別の正しい消毒方法と注意点
布製おもちゃ(絵本、ぬいぐるみなど)
布製おもちゃの消毒方法で一番確実なのは洗濯です。
赤ちゃん用品に適した洗濯洗剤も売っていますので、1歳頃まではそちらを使用することをオススメします。
洗う回数は3~4日に1回くらいで良いですが、汚れが目立つ場合はその都度洗濯してあげたほうが良いでしょう。
洗濯したらきちんと干して乾かすこと。生乾きのまま室内で放置していると、そこからカビが発生してしまう場合があります。
気になるような目立った汚れがない場合は、天気の良い日に外で天日干ししてあげるだけでも十分殺菌効果があります。
洗濯機に入らない、家庭での手洗いも難しいサイズのぬいぐるみで、汚れが目立つ場合は、クリーニング店を利用すると良いでしょう。
プラスチック製おもちゃ(おままごとセット、ブロックなど)
プラスチック製おもちゃのお手入れは基本的に水洗いが適しています。
汚れがひどいときには、食器洗い用洗剤を使って丸洗いしてあげればOKです。
おもちゃにキズがつかないよう柔らかいスポンジで洗い、洗ったあとは天日干しなどでしっかりと乾かします。
できれば毎日洗ってあげるのが好ましいですが、水洗いから乾燥までというのが負担に感じるのであれば、ウェットティッシュや消毒液を含ませたタオルで軽く拭き、綺麗にするだけでも十分消毒は可能です。
ウェットティッシュや消毒液はアルコールの成分が含まれていると、赤ちゃんの敏感な肌に刺激になってしまいます。そのため、成分を確認してアルコールフリーのものを選んで使用してあげてください。
また、手軽に除菌スプレーや除菌シートなどを利用するのも効果があります。その場合もノンアルコールのタイプを使用するようにしましょう。
もしそれでも不安な場合は、哺乳瓶を消毒する時と同様に熱湯で消毒すると良いですよ。
木製おもちゃ(積み木、パズルなど)
木製おもちゃのお手入れは、主にウェットティッシュや消毒液を含ませたタオルで拭いて雑菌を除去してあげると良いかと思います。
水洗いは木に水がしみ込んでしまい非常に乾きにくいため、あまり適していません。
こちらもプラスチックおもちゃ同様、なるべく毎日お手入れしてあげるのが良いかと思います。
きれいに拭いたあとは陰干しで乾かします。
天日干しにすると木にひびが入ることがあり、そこから菌が発生してしまうおそれがあるため注意が必要です。
おもちゃのお手入れグッズ
いくつかおもちゃのお手入れグッズを紹介しておきます。
購入の際の参考にしてみてください。
アラウ.ベビー(arau.baby) 洗たくせっけん 無香タイプ 本体 800ml+詰換用 720ml×2個 サラヤ(SARAYA)
ミルトン Miltonベビー&キッズまわりのノンアルコール除菌スプレー
水の激落ちくん / S00544 400mL (レック)
日本製 ハンドジェル 抗菌 除菌ジェル
まとめ
今回は乳幼児用オススメおもちゃとその取扱いについて解説していきました。
実際に選んではみたものの「このおもちゃで大丈夫かな。気に入ってくれるかな」と不安になることもあるかもしれませんが、お子さんはどんなおもちゃでも自分なりの楽しみ方を見つけてくれると思いますので、パパママが直感で良いなと思ったおもちゃを買ってあげれば大丈夫です。
この記事を読んで少しでもお子さんのおもちゃ選びのご参考になれば幸いです。
そして、時にはパパママも一緒に楽しみながらお子さんとおもちゃで遊んであげてくださいね。
この記事を書いた
サポーターパパ
お出かけ大好き、あそぶこと大好き一児のパパです。
児童館、学童クラブに15年勤め、現在は新たなフィールドである、会社員兼子育てwebライターとして活動しています。
子どもってかわいい!楽しい!おもしろい!子育てはとても素敵な発見と刺激を毎日与えてくれます。大変なこともたくさんありますけどね(ぐったり…)。
今までたくさんの子どもと関わってきた子育て支援員としての視点、そしてパパならではの視点で、子育て真っ最中のパパママ、これからパパママになる皆さんのお役に立てるような、いろんな情報を発信していきます。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修