幼児の習い事は何がおすすめ?いつから始める?気になる月謝と選び方について
幼児の成長というのはとても早いものです。
まだまだ赤ちゃんだと思っていたのに、いつのまにかハイハイを始め、あっという間に歩き出すようになります。
この頃になると、幼児はあらゆるものに対して強い興味を示します。
だからこそ子供の興味をより深いものにするため、子供の可能性を広げるために習い事に通わせてみようかなと考え始めている方も多いのではないでしょうか。
少しコミュニケーションが取れるようになってくる1歳頃、保育園・幼稚園に通い始める3歳頃、小学校に上がる6歳頃、と何かを新しく始める良いきっかけとなるタイミングがあります。
いつ、どのタイミングで習い事を始めるのか、何を習うのが良いのか。月謝はどれくらいになるのだろうか、などの疑問は尽きませんよね。
ここではおすすめの習い事、いつから始めるべきか、月謝も含めて習い事の選び方を紹介していきます。
目次
幼児の習い事は何がおすすめ?
親とだけではなく、周囲の子どもたちや先生とのコミュニケーションをとる能力を身に付ける、体力を向上させるという面でも習い事はおすすめです。
では具体的に幼児にとってどんな習い事がおすすめなのか、はたまた人気があるのか、年齢別にご紹介します。
0-2歳
・リトミック
・水泳
・英語
3-5歳(就学前)
・英会話
・水泳
・幼児教室
6歳-(小学生)
・水泳
・英会話
・学習塾
・ピアノ
0-2歳においては自分の体を知り、動かすことを楽しむということを目的にこの3つを選びました。
実際にこれらを習わせるご家庭も多いようです。
リトミックとは楽しく音楽と触れ合いながら、音楽能力を身につけます。
しかしそれだけではなく身体的にも感覚的にも知的に、子供本来が持っている「潜在的な基礎能力」を伸ばすことができると言われています。
この時期の水泳は親子でプールに入れる施設が多いです。
水遊びが好きな子、一方でお風呂での水を怖がるような子でも親と一緒に安心して水に慣れてもらうことができます。
英語に関しては無理に喋らせるようなものではありません。
英語の発音に触れておくことで今後の英語学習の大きな土台作りとなることが指摘されています。
この年齢の子供は耳がよく、日本語との発音の違いをしっかり認識することができるため、この時期だからこそ「英語耳」をつくってあげたいですね。
3-5歳(就学前)における習い事は体力の発達はもちろんのこと、先生の指示をしっかり聞くこと、聞いたことを行動に移すこと、自分で考える力を養うことができます。
英会話に関しては、現在の小学校では英語の授業があるため慣れさせることを目的に英会話に通わせる家庭が多いようです。
少しでも見聞きした事があれば、苦手意識が生まれにくくなるかもしれません。
水泳は3-4歳までに始める事が効果的で、特におすすめです。
4歳頃に8割の運動神経が発達しきると言われていますので、発達が完了する前の時期に運動体験を積むことが必要です。
遊びを通して学習していく幼児教室は、幼児の興味を広げたり、見て真似をする、自分なりの工夫や考え方を持つなど主体性を身につけることができます。
また、同じ教室に通う似通った考えを持つ保護者の方と出会うことで、子供だけでなく保護者にも学びがありますし育児の悩みなどを話す相手ができますよ。
小学生となる6歳以降の習い事は体力をつけるほか、教養や知識を得ることをほぼ目的としているのではないでしょうか。
塾や英会話、ピアノなど一般的に人気の習い事です。
習っている子供が多いということはその中で友達の輪が広まったり、学校の友達以外の輪もできるでしょう。
毎日勉強・練習する習慣をつけられることもメリットです。
ここでは年齢別のおすすめの習い事を紹介しました。
どの年齢も、おすすめと人気はほぼ一致しています。
水泳と英会話、幼児教室のように運動と勉強をバランスよく取り入れるのも良いですね。
幼児の習い事はいつから始める?
習い事はいつ始めなければならない、始めたほうがいいというのは一切ありません。
子供の状態や家庭環境に合わせるのがベストです。
それでも子供のこれからのことを思うと悩んでしまいますよね。
前章では0-2歳、3-5歳、6歳以降と大まかにわけておすすめを紹介しましたが、もう少し具体的な始めどきを紹介しますので参考にしてみてください。
英会話は、生後6-8ヶ月と早ければ早い方が「英語耳」を育てるのに良いとされています。
しかし0歳や1歳の子にとって教室やオンラインで学ぶのはハードルが高く難しいものです。
そこで、ディズニー英語システムやベネッセのWorldwide Kidsなどで聞き流しのCDや赤ちゃんように作られたDVDとおもちゃがセットになったものが販売されていますので、それらを利用するのもひとつです。
幼児教室であれば、0歳コース、1歳コース、2歳コースと細かく分けられているところがほとんどです。
誕生日を迎えるタイミングで考えてみるのも良いですね。
人見知り、場所見知りが激しい場合はそれらが落ち着いてくる頃合いを見計らうことも大切です。
幼児教室ではほとんど少人数制のレッスンが行われていると思いますが、リトミックなど体を動かす習い事の場合は生徒数が多く緊張しやすいものです。
次に、特に水泳の場合ですが、発達心理としては3歳以降に恐怖心が芽生えてくると言われています。
ですので子供がなんだか水が苦手そうだなと感じる場合は、恐怖心によってより水を怖がったり嫌がったりする前の段階で水に慣れさせることが後々に効果があります。
英会話は生後6-8ヶ月、幼児教室は誕生日のタイミング、水泳は3歳前と例を出しました。
しかし大切なことは無理をせず、子供の状態と家庭環境に合わせることです。
大抵どの習い事でもどの教室でも体験レッスンが行われています。
申し込みさえすれば参加は自由なのでどんなものなのか、子供のタイミングと合っているのか確認してから習い始めると良いですよ。
幼児の習い事で気になる月謝と選び方
気になる習い事をすべてする予算も時間もなかなかありませんよね。
ここではそれぞれの月謝の目安や各家庭の平均額を紹介するとともに、数ある習い事の中からの選び方を解説します。
水泳の参考費用
・入会金 3,000-7,000円
・月謝 5,000-8,000円(月4回コース)
・雑費 3,000円
英会話の参考費用
・入会金 5,000-8,000円
・月謝 8,000-12,000円(月4回コース)
・教材費 4,000円
幼児教室の参考費用
・入会金 4,000-7,000円
・月謝 7,000-1,5000円(月4回コース)
・教材費 4,000円
ピアノ教室の参考費用
・入会金 5,000-10,000円
・月謝 5,000-8000円
・教材費 15,000円
上記は3-5歳程度の幼児向けのコースの平均を参考にしました。
それ以上のお子様用のコースであれば、月謝がそれぞれもう少し高くなっている印象を受けます。
では、各家庭ではどれほどの予算を習い事に充てているのでしょうか。
未就学児の場合の平均は、年に70,000-17万円と家庭によって差があります。
小学生の場合の平均は、年に20万-65万円ほどとかなり差があることがわかります。
次に習い事の選び方として、「子供の興味関心のある物事の延長にあるもの」の延長にあるかどうかを見ることが大切です。
音楽に合わせて体を動かすことが好きならリトミックや体操、水遊びが大好きなら水泳というように選ぶのも良いでしょう。
この時期の子供の習い事はどうしても親が決めることとなります。
親がさせたいことを一方的に押し付けるだけではうまく行きません。
そしていろんな体験レッスンに参加してみることで意外なものに熱中することもありますので、とにかく経験させてみることも必要なのではないでしょうか。
最後の決め手は教室の雰囲気や先生との相性です。
どれだけ子供の好きなことでも先生との相性が良くなければ続けることは難しくなります。
先生の表情や話し方、子供への接し方を見て、1つでも「あれ?」と疑問に思うことがあれば別の教室を探すことをおすすめします。
この点でも、申し込み前の体験レッスンに参加する必要性を感じます。
それぞれの習い事における月謝の平均と習い事の選び方について紹介しました。
親のさせたいことだけではなく、子供の興味関心を深められる習い事を見極めることが大切です。
そのためにも必ず申し込み前に体験レッスンに参加してみてくださいね。
まとめ
人気のある習い事、実際に習っているものはほぼ共通して英会話・水泳・幼児教室(学習塾)という結果になっています。
しかしそれに捉われず、子供と各家庭に合わせて無理なく楽しめる習い事を見つけてください。
日々の生活が、子供にとっても親にとってもより充実したものになりますよ。
ぜひとも親子一緒に相談しながら決めてみてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
お絵描きや人形遊びが大好きな女の子のママです。
すきま時間でWEBライターをしています。
子供がのびのびと、いろんなものに興味を持てるよう日々育児に奮闘しています。
料理が好きなのですが、特に、子供と一緒に作って楽しい簡単なお菓子や料理を作るのが大好きです。
次はどんなものをつくってみようかなと、レシピも考案しています。
育児には困りごとや悩み事などたくさんありますよね。
だからこそ、みなさまに役立つ素敵な情報をお届けできるよう頑張ります!
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修