もうすぐ小学校入学!入学までにやっておくべきこと、親の心構え
幼稚園や保育園を卒園すると、次は小学校です。
小学校は勉強がメインになってきます。
また、自分で時間の管理をし行動することが増えるので、子どもにとって環境が大きく変わるタイミングになります。
我が家の長女が小学校入学する前は、かなりバタバタしました。
揃えなければならないものも多く、またそれ以外に知っておくべきこと、やっておいた方がいいことがありました。
幸いご近所さんに年齢の近い子どもがたくさんいたので、先輩ママからアドバイスをもらい、入学に向けてしっかり準備ができました。
そんな私の経験も含めて、小学校入学までにやっておいた方がいいこと、親の心構えなどを書いていきたいと思います。
お住まいの地域によって多少差はあると思いますが、参考になればと思います。
目次
もうすぐ小学校入学!入学までにやっておくべきこと(生活)
小学校入学前に生活面においてやっておくべきことは、細かいことが多いですが、意外と重要なことがあります。
幼稚園や保育園は、生活面において全て先生の指示・補助があります。
しかし、小学校は自発的行動をしなければならない場面が多く出てきます。
私も教えてもらった時は「なるほど」と思ったことがいくつかあります。
項目ごとに解説していきたいと思います。
就学前検診を受けておく
入学する学校によって時期は違いますが、入学前に就学前検診というものがあります。
内容としては、子どもの健康に問題ないか、知的発達に遅れがあるかないかなどを検査します。
郵便で通知が来るはずなので、到着したら確認してください。
娘の学校では、子どもたちが就学前検診を受けている間に、保護者に対して入学に関する説明もありました。
学校側がこれから通う子どものことを把握するためにも、就学前検診は必ず受けるようにしましょう。
もし、当日に体調が悪くいけない場合は、小児科等で後日同様の検査をして報告することになると聞きました。
自分で時間を管理できるようにする
小学校は、自分で時間を把握し行動しなければいけません。
もちろん、まだ時計が読めない子がほとんどかと思います。
大事なのは「何時になったら」ではなく、「チャイムがなったら」「次は◯◯の授業だ」ということを把握することです。
周りの方から聞いた話では、1番難しいのがトイレにいくタイミングです。
幼稚園や保育園では、先生に言えば好きな時に行けますが、小学校では休み時間の間に済ませなければなりません。
入学して最初の方は授業中でも行かせてくれる先生もいるようですが、「休み時間に前もって済ませておく」ことを教えてあげましょう。
6歳児は、言葉で伝えれば理解できると思います。
あとは実践して覚えていくしかありません。
入学前に口頭で説明するだけでも違ってくるのではないでしょうか。
机に慣れておく
勉強机を購入された方は、入学前にその机に座って何か作業をする時間を作りましょう。
小学校では、ほとんどの時間を机に向かって過ごします。
意外とコレが難しいという声をよく聞きます。
入学して最初の方は集中がもたなく、ウロウロ歩き回ってしまう子も多いそうです。
もちろん、慣れてしまえば普通に机に向き合えると思いますが、あらかじめ机に慣れさせておくと子どもの心持ちも違うと思います。
強制的にするのではなく、子どもの機嫌がいい時に少しずつ慣れさせていくといいでしょう。
道具の使い方を覚えておく
小学校に入学すると、今まで使ってこなかった道具を使うようになります。
入学前に準備しておいたものは、事前に子どもに触れさせて使い方を教えてあげるといいでしょう。
筆箱の開け方、鉛筆の削り方、定規の使い方、防災頭巾の使い方…細かいことですが、子どもにとったら初めてでわからないことも多いはずです。
学校で戸惑わないためにも、事前に使い方を教えてあげてください。
通学路を確認させておく
自宅から小学校までの通学路を、入学前に子どもと一度歩いてみることをおすすめします。
小学校は子どもが歩いて登校するので、あらかじめ危険なところの歩き方や注意点を教えてあげましょう。
我が家は小学校が近いのですが、それでも何回か一緒に歩いてみました。
特に交差点の渡り方はきちんと教えました。
また、脇道から車が出てこないかをちゃんと確認すること、大きな通りでは自転車に気をつけて道を塞がないように歩くことを教えました。
小学校から帰ってくる子どもたちをみていると、危ない子が結構多いです。
我が子を守るためにも、入学前に子どもと確認するといいでしょう。
箸を使って食べられるようにする
鉛筆の持ち方や文字の書き方は先生が教えてくれますが、箸の持ち方は小学校では教えてくれません。
また、給食は箸でみんな食べます。
幼稚園や保育園ではスプーン、フォーク、箸の3点セットを使っていた子も多いと思います。
我が家の娘もそうだったのですが、聞くと幼稚園ではほとんどの子がスプーンやフォークしか使っていないそうです。
なので、なるべく自宅では箸のみで食べるようにしました。
箸の持ち方はできるけど、魚をほぐして食べたり小さいものをつまんで食べたりができない子もいます。
入学前に覚えさせておくことをおすすめします。
雑巾の絞り方を覚えておく
小学校の掃除では雑巾を使用します。
自宅ではあまり雑巾を使用しない方も多いのではないでしょうか。
子どもたちの中にも、雑巾の絞り方を知らない子が結構いるそうです。
まだ力が弱い子もいると思いますが、絞り方だけでも教えてあげましょう。
雑巾の絞り方なら自宅でも簡単に教えられます。
ちょっとしたことですが、練習をしておくと安心です。
早起きの練習をしておく
幼稚園や保育園よりも、小学校の登校時間は早いことが多いです。
我が家の場合、1時間早く家を出なければならなくなり、年明けから早起きの練習をしました。
入学ギリギリに練習を始めると、子どもの身体が慣れずにうまく起きられないそうです。
起きるのが遅くなると朝ごはんを食べる余裕がなくなってしまいます。
朝しっかり体を起こしてご飯でエネルギーチャージするためにも、入学する少し前から早起きの練習をすることをおすすめします。
もうすぐ小学校入学!入学までにやっておくべきこと(学習)
小学校入学前に学習面でやっておくべきことは特にありません。
と言うのも、『やっておくべきこと(必須)』はないけども『やっておいた方がいいもの(個人の判断)』はあります。
我が家の娘が通う小学校の入学前説明会では、先生から「新一年生は読み書きができないと言う前提で、最初授業を進めていきます」と言われました。
なので、ひらがなやカタカナが書けなくても大丈夫と言うことです。
しかしそうは言っても、幼稚園や保育園に通っている子どもの多くはひらがなやカタカナなどの早期学習に取り組んでいます。
小学校で本格的な授業が始まった時に、早期学習している子としなかった子で大きな差が出ると、先輩ママから言われました。
最初の授業でつまずかないためにも、学習面で『やっておいた方がいいもの』をご紹介したいと思います。
ひらがな、カタカナの読み書き
最低限、自分の名前を読めるようにしておくといいでしょう。
小学校は全体指導になるため、自分のものは自分で管理しなければなりません。
持ち物や下駄箱の場所が自分のものとわかるように、名前を読めるようにしておきましょう。
年長児になるとひらがなやカタカナを書ける子も出てきますが、書けなくても大丈夫です。
入学したらすぐにひらがなを使った授業が行われるわけではありません。
娘が通う学校は、最初は校内探検や学校での過ごし方の説明があったりと、主に生活面での指導が多いと聞きました。
その後、運筆の練習から始まり、ようやくひらがなの読み書きになるそうです。
学校によって多少違えうとおもいますが、いきなりひらがなやカタカナを使った授業にはならないので安心してください。
ただ、ひらがなやカタカナを書けると後々楽ではあります。
勉強という形ではなく、子どもが興味を持って書く程度で十分です。
書き順が違う、間違った綴りで書いているなどの指摘はせず、好きなように書かせてあげてください。
そう言った指導は小学校で行うと言われました。
数字の読み書き、時計の読み方
私は周りから「1〜12まで読めればとりあえず大丈夫」と言われました。
これは、時計にも関係しています。
入学したばかりの子どもにとって身近な数字は、クラスの数字や時計です。
時計はまだ、細かい分数まで分からない子が大半だと思います。
時計の読み方は小学校で習いますので、焦らなくて大丈夫です。
ただ、集団行動する上で「時計を見ること」は大事です。
自宅で時計を見ることに慣れさせておいた方がいいでしょう。
「短い針が◯、長い針が◯を指したらご飯だよ」という感じで意識させるといいと思います。
親の心構え
小学校に入学すると、子どもたちは新たなステージに上がり、今までとは違う過ごし方をするようになります。
もちろん、それは親も同じです。
私が先輩ママに言われたのが、「予想外なことが起きても慌てないこと」「心に余裕を持つこと」です。
小学校入学して感じるのが、一日の時間の流れが変わることです。
家を出る時間、帰ってくる時間が変わり、新たに宿題に割く時間や明日の準備をする時間が出てきます。
小学一年生は他の学年より帰りが早いことも多く、また宿題は毎回親のチェックが必要になります。
次の日の持ち物も曜日や日によって変化するため、親がチェックする時間が必要です。
意外と子どもに充てる時間が増えると思っていてください。
また、道具を子ども自らが管理するため、無くしたり壊したりが頻発します。
鉛筆や消しゴムなどの細かいものは特に無くしやすいので、予備をストックしておくといいでしょう。
汚して帰ってくるものも多く、特に上履きは「何をしたらこんな汚くなるの?」と思うほど汚して帰ってきます。
専用の石鹸やブラシなどを事前に購入しておくことをおすすめします。
これは特に女の子に当てはまりますが、キャラクターものは流行り廃りが早いので注意が必要です。
周りの子どもの話しですが、入学時は好きなキャラクターの筆箱を使用していたそうですが、2年生になると「恥ずかしいからイヤ」といいはじめ、結局新しい筆箱を購入したそうです。
小学生になると周りの影響をより受けやすくなるので、キャラクターものには期限があることを覚えておいてください。
あと大切なのが、周りに知り合いを作っておくことです。
幼稚園や保育園は、先生と繋がっていればなんとなく大丈夫だったことが多いと思います。しかし、小学校では先生と密に連絡は取れないので、親のつながりがより大切になってきます。
まずはご近所、そのあと同じクラスメイトの親と知り合いが作れるようにしておくといいと思います。
知り合いがいると、細かい情報が手に入るので、助かることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
小学校入学は、子どもにとっても親にとっても一つの節目になります。
生活の流れも変わりますので、なるべくスムーズに移行できるよう、親も気をつけてあげたいところです。
まずは勉強面よりも生活面を整えてあげてください。
勉強はこれから小学校でどんどん始まります。
生活面がしっかりしていないと、学校で元気に過ごせません。
早寝早起きはもちろん、ご飯をきちんと食べる、挨拶をしっかりさせるといったことを、きちんと身につけさせましょう。
新しいステージにドキドキソワソワするかと思いますが、慣れるまでの辛抱です。
子どもが楽しく学校へ通えるように、入学前から準備をしていきましょう。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
この記事が気に入ったらシェア
歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修