小学校入学準備!入学までのスケジュールや入学前にやっておきたいこと
年長さんの子をもつママさんパパさんは、小学校の入学について意識されるのではないでしょうか?
1人目のお子さんだと尚のこと、期待と不安でいっぱいですよね。
今回は小学校入学前までのスケジュールや、身につけておきたい習慣について紹介していきます。
目次
入学までのスケジュール
準備が大変なのはだいたいわかっているけど、いつからはじめればいいのかわからず不安になりませんか?
実は入学前準備には物だけでなく、実際に親子で小学校へ行かなくてはならない日があったりもするのです。
まずは、年長さんに上がってから小学校入学までのスケジュールを、おおよその時期ごとにみていきましょう。
7月に入ったら
小学生といえば、なんといってもランドセルですよね。
この時期からランドセルの購入準備がはじまります。
近年では色やデザインが豊富で、おしゃれなランドセルがたくさん売られているので、我が家も娘のランドセル購入の際に親子で悩まされました。
人気の物はすぐに売り切れてしまうので、購入するランドセルが決まっている場合は6月に購入するご家庭もあるそうです。
毎日背負うものですから、その性能にもこだわりたいという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
幅広く選びたいと考えているならば、7月頃から購入準備にとりかかるようにしましょう。
また、共働きの核家族世帯などは学童の利用を考えていると思いますが、学童の資料配布もこの頃からはじまります。
よく勘違いされるのが、学童の申請先です。
申請先は学校ではなく役所になりますので、利用を考えているご家庭は事前に情報収集をしておきましょう。
申請期間は地域によって異なりますが、入学前の12月頃からはじまることが多いようです。
10月に入ったら
小学校の入学前健診がおこなわれる時期です。
子どもの健康状態をみるため、内診や聴力検査、視力検査、歯科健診などを学校へ受けに行きます。
このときに先生と面談をする学校もあるようですね。
入学に関して不安なことや聞いておきたいことがある親御さんは、事前に内容をまとめておくといいかもしれません。
1月に入ったら
この時期から本格的に忙しくなってきます。
入学説明会がおこなわれ、準備用品や学校ルールなどの説明がありますので、かならず出席するようにしましょう。
地域によっては、説明会と同時に物品購入がおこなわれる学校もあります。
そういった場合、一般的には「説明会で購入できる物品一覧表」のようなものが事前に郵送されてくるので、何を購入するかあらかじめ決めておくとスムーズですね。
学校指定のものは指示されたお店に買いに行ったり、細かいものを買い忘れのないように準備したりとバタバタしますが、3か月ほど時間があるので焦らず徐々に進めていきましょう。
我が家の場合、ほとんどをネット通販で買いそろえました。
お店をまわらなくて済みますし、品ぞろえも豊富なので「子どもに選ばせてから注文ボタンをおす」を繰り返すだけで完了です。
ただ、服や靴はサイズや生地などの関係がありますので、失敗のないように実物を確認して、サイズ合わせをしておくことをおすすめします。
3月に入ったら
今までお世話になった幼稚園・保育園の卒園式です。
園生活最後の行事ですので、しっかり卒園できるよう支えてあげましょう。
卒園式が終わったら入学前準備物の最終確認です。
買い忘れはないか、持ちものすべてに名前が記入されているかなど、しっかりチェックします。
また、親子で登下校する通学路を歩き、練習しておくと安心ですね。
入学前に身につけておきたい生活習慣
小学校に入学すると園生活とはちがい、集団行動や時間管理が大切になってきます。
また、園では先生がなにかと助けてくれましたが、これからは自分で考えて行動しなくてはいけないことがたくさんでてきますよね。
自分のことはできる限り自分でできるよう、入学までに身につけておきたい生活習慣をまとめてみました。
「うちの子は大丈夫かな?」と不安なママさんは、是非チェックして習慣化をはじめてみてくださいね。
早寝早起き
小学生の朝は早いですよね。
今までのようにママやパパの送迎ではなく、近所の子どもたちと待ち合わせをして登校することがほとんどです。
遅刻して迷惑をかけないよう、早く起きて準備をしなくてはなりません。
また、小学校では授業を受けます。夜更かしをしていると、先生の話が頭に入らず授業に遅れてしまう可能性があるうえに、朝眠くて起きれないことがでてきます。
早寝早起きは、入学前から習慣づけておきましょう。
着替えなど身の周りのこと
身の周りのことといってもたくさんありますが、なかでも必要なのが着替えやトイレ、後片づけです。
ほかにも靴紐が結べたり、雑巾をしっかり絞ることができるといいですね。
少し時間がかかってしまうと助けてしまいがちですが、親がすぐに手伝ってしまうといつまでたっても自立できません。
親は学校について行くことはできませんし、わが子が学校で困らないよう普段から励ましの声かけをして、できるだけ見守るよう心がけましょう。
次の日の準備
これが身についているのといないのとでは、忘れものの量や頻度に差がついてきます。
事前に準備をする習慣がついている子は、学校でも心配なく生活していくことができるでしょう。
たとえば、休み時間になっても「次の授業の準備をしてから遊びに行く」ということを自然にできるんですね。
園生活の時期から、自分で用意をする癖をつけておきましょう。
時間をみて行動する
小学校へ入学すると、時間の管理は必須ですよね。
時計を読めるのが1番望ましいですが、まだ難しい子もいるとおもいます。
時計が難しい子には、たとえば「長い針が6になったら…」という表現で伝えることからはじめましょう。
「時間を意識する」という癖をつけておくことが大切です。
入学前にやっておきたい学習習慣
前述では生活習慣を紹介しましたが、ここからは学習面についてみていきましょう。
数字やひらがなを読めるようにしておく
園ではわかりやすいようにマークや絵などを使っていましたが、小学校は表記が文字になります。
学校の授業で習うので、入学前に覚える必要はないと思われがちですが、子どもが苦労しなくてすむように、文字に慣れ親しんでおくと安心ですね。
45分間座る
小学生の授業は、一般的に1限あたり45分です。
途中で立ち上がったり歩き回ったりしないよう、長く座っている練習をしておきましょう。
毎日机に向かう
内容はお絵描きや塗り絵、折り紙でかまいません。
1日1回は机に向かうという「習慣」をつけましょう。
親も「宿題は終わったの?」と毎日言いたくないですし、子どもだって聞きたくないはずです。
入学前から身につけておくことで、小学校で出される宿題を自ら進んでしてくれるため、親子関係が悪くなりにくいというメリットもありますよ。
また、机にむかう時間を固定すると、子どもの日常生活にルーティーン化されるのでおすすめです。
まとめ
今回は小学校入学前の予定や習慣について紹介しました。
入学前は何かと準備におわれ気持ちが落ち着かないと思いますが、親子で色んな物を選んでそろえる楽しい時期でもあります。
早期から動くことで心にも余裕がうまれるので、計画的に進めていきましょう。
また、子どもに習慣を身につけさせるのは容易ではないため、焦ってしまう親御さんもみえると思いますが「もう小学生になるのに」は禁句です。
子どものペースに合わせて寄り添っていけるといいですね。
この記事を書いた
サポーターママ
気が強いけど優しい女の子と、自由奔放で好奇心旺盛な長男、次男の三兄弟ママです。子どもたちはそれぞれ個性が強いので、毎日驚かされたり悩まされたりしています。
そんな私の中での子育てルールは、頭から否定しないこと。むやみやたらに否定ばかりせず、子どもの意見も取り入れながら、自分自身の成長にも繋げていきたいと考えています。
まだまだ未熟ではありますが、私の経験が少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。
一緒に子育てに関する悩みの種を解決していきましょう!
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修